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英語&中国版予告も!築地市場のドキュメンタリー映画、さらに海外映画祭へ
英語&中国版予告も!築地市場のドキュメンタリー映画、さらに海外映画祭へ
世界で初めて「築地市場」の細部まで迫ったドキュメンタリー映画『TSUKIJI WONDERLAND (築地ワンダーランド)』が、ベイルート国際映画祭、ハワイ国際映画祭に正式出品することが明らかとなった。また、併せて英語版・中国版の2つの予告が解禁された。
築地市場の細部に迫るドキュメンタリー、さらに2つの海外の映画祭へ
働く人約1万4000人、1日に外から訪れる購買者2万8000人、1日に入場する車両1万9000台。この巨大市場は、魚に命をかける「仲卸」と呼ばれる目利きや、食材が命のプロの料理人たちが日夜、切磋琢磨し、しのぎをけずる、ガチンコ勝負の場。本作では、普段目にすることのないこうしたプロフェッショナルの仕事に焦点を当てることによって、想像もしなかった未知の世界へと観客を導く。誇り、技、意地、生き甲斐、仲間意識。仲卸を始めとする“築地の住人たち”の本音あふれる情熱に満ちた生き様は、フィクションよりもドラマティックに胸に迫る。報道規制の厳しいこの巨大市場「築地市場」に対して、初めての長期密着撮影を敢行、一般立ち入り禁止のエリアに初めてカメラが入っての撮影が許された。築地で働くプロ、シェフ、文化人、評論家など取材対象は、総勢150人。彼らの生の声によって、食の最前線を支える〈築地〉でいったい何が起きているのか。今まで誰も踏み込むことができなかった、その舞台裏に迫る――
映画『TSUKIJI WONDERLAND (築地ワンダーランド)』は、今年2016年11月に豊洲へ移転予定の、東京都中央卸売市場築地市場に初めて1年以上に渡りカメラが入り撮影を観光し、築地の深部まで迫ったドキュメンタリー映画。報道規制の厳しい築地市場で、一般立ち入り禁止のエリアに初めてカメラが入り、長期密着撮影で、築地で働くプロ、シェフ、文化人、評論家など総勢150人にも及ぶ取材対象者の生の声により、食の最前線を支える「築地」の舞台裏に迫る。
5月にシアトル国際映画祭でのワールドプレミア上映が行われ、大きな反響を得た本作が、今回新たに、2つの海外の映画祭への正式出品が決定した。
今回決定したのは、中東のレバノンで開催される第16回ベイルート国際映画祭(10月5日〜10月13日)と、アメリカ合衆国ハワイ州で行われる、第36回ハワイ国際映画祭(11月3日〜11月13日)。すでに9月には香港、タイ、10月にはシンガポールと海外での公開が決まり、世界からの関心の高さが窺い知れる。
また、先日公開された本予告映像は、公開されるや否や1週間で総視聴数が100万viewを超える大きな反響を得たが、海外からの要望の声も受け、あらたに英語版と中国版の予告が製作され、このたび解禁となった。
料理研究家の服部幸應が「20回泣いた。日本人こそが、一番築地を知らないということに気づかされる。絶対にみるべき作品」と絶賛コメントを寄せる本作。映画『TSUKIJI WONDERLAND (築地ワンダーランド)』は、2016年10月1日(土)より築地(東劇)先行公開、10月15日(土)より全国ロードショー。
(C)2016松竹
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