白石和彌監督が挑むロマンポルノ『牝猫たち』に音尾琢真、郭智博、とろサーモンら
白石和彌監督が、28年ぶりに復活するロマンポルノに挑んだ映画『牝猫たち』にTEAM NACSの音尾琢真、郭智博、お笑い芸人のとろサーモンらが出演することが明らかとなった。また、あわせてポスタービジュアルならびに新たな場面写真が解禁となっている。
映画『牝猫たち』第2弾キャスト発表!
池袋の風俗店「極楽若奥様」で働く3人の“牝猫たち”。呼び出された男たちと体を重ね、そして、また夜が明ける―ワーキングプア、シングルマザー、不妊症……それぞれの悩みを抱えながら、颯爽と現代を生き抜く女たちと、それを取り巻く男たちの物語――
映画『牝猫たち』は、都会の中で孤独を感じながら颯爽といまを生き抜く女たちと、それを取り巻く男たちの物語。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が、2016年で製作開始から45周年を迎え、50周年に向けて始動した「ロマンポルノリブートプロジェクト」の一環として挑む話題作だ。
「ロマンポルノリブートプロジェクト」は白石和彌監督のほか、塩田明彦監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督陣が、完全オリジナルの新作を28年ぶりに撮りおろす。
本作の主人公・雅子を演じるのは、2歳でキッズモデルとしてデビューし、「眠れる森」では中山美穂の子供時代をつとめるなど、映画、ドラマ、舞台など俳優としてのキャリアを積む気鋭の女優・井端珠里。そのほか、雅子の仕事仲間でシングルマザーの結依を真上さつき、主婦でありながら風俗嬢として働く里枝を美知枝が演じる。
このたび本作の第2弾キャストが発表された。
主人公が働く風俗店の店長役を、『日本で悪い奴ら』に続いての白石作品への出演となる演劇ユニットTEAM NACSの音尾琢真が演じる。
また岩井俊二作品常連の郭智博が、持ち前のルックスと手堅い演技で脇を固めるほか、お笑い芸人のとろサーモンの村田秀亮と久保田和靖が、地下活動をする売れない芸人役として出演し、劇中でも漫才を披露している。
本作で白石和彌監督は、現代社会を逞しく生きる女性のいまをジャーナリスティックな視点で捉え、名匠・田中登監督の『牝猫たちの夜』(1972) にオマージュを捧げており、本作には『牝猫たちの夜』のメインキャストである吉澤健も出演し、いぶし銀の濡れ場を披露している。
映画『牝猫たち』は2017年1月14日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
画像ギャラリー
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(C)2016 日活
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