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2017年03月01日

父と娘の再生描く『君はひとりじゃない』日本公開決定

父と娘の再生描く『君はひとりじゃない』日本公開決定

ポーランドのアカデミー賞と呼ばれるイーグル賞で、主要4部門を受賞した映画『君はひとりじゃない』(原題:BODY)の日本公開が決定した。

父の娘の“再生”描く映画『君はひとりじゃない』公開決定


病で母親を失ったオルガ(ユスティナ・スワラ)とその父(ヤヌシュ・ガヨス)。オルガは心身を病んでしまい摂食障害となりふさぎ込む。父は喪失感を拭えず、検察官として事件現場に立つも人の死に対して何も感じなくなっていった。オルガは父を、そして自らの体を嫌悪し、日々、やせていく。父と娘の間には埋められない溝ができていた。そんな娘を見かねた父がセラピストのアナ(マヤ・オスタシェフスカ)の元に通わせる。オルガはそこでリハビリを行っていくが、アナのセラピーは、普通では考えられない方法だった――

君はひとりじゃない メイン



映画『君はひとりじゃない』は、母を病で亡くした娘とその父の“再生”を描くポーランドのヒューマンドラマ作品。第65回ベルリン国際映画祭で監督賞となる銀熊賞を受賞し、ポーランドのアカデミー賞と呼ばれるイーグル賞では主要4部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞)を受賞している。

メガホンをとるのは、ポーランドの女性監督、マウゴルザタ・シュモウスカ。主人公の父をヤヌシュ・ガヨス、娘のオルガを、ユスティナ・スワラが演じる。ユスティナ・スワラは、マウゴルザタ・シュモウスカ監督がFacebookから見出し出演が決まった人物で、本作が演技、映画ともに初挑戦となる。

映画『君はひとりじゃない』は、2017年7月22日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。

(C)Jacek Drygała

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