知念侑李、初の映画単独主演!「坂道のアポロン」実写化決定
第57回小学館漫画賞を受賞した小玉ユキの人気コミック「坂道のアポロン」が、Hey! Say! JUMPの知念侑李主演で実写映画化されることが明らかとなった。
「坂道のアポロン」知念侑李主演で実写映画化決定!
映画『坂道のアポロン』は、2007年から2012年まで「月刊flowers」にて連載され、第57回小学館漫画賞を受賞した小玉ユキの同名コミックを実写映画化する作品。父を亡くし親戚の暮らす町へ引っ越してきた転校生を主人公に、切ない恋と、胸を打つ友情、そして音楽がまぶしく交錯する様を描く。
優等生で周囲に心を閉ざしがちな主人公・西見薫を演じるのは、本作が映画単独初主演となるHey! Say! JUMPの知念侑李。ジャズピアノの魅力に目覚めていく役柄を演じるため、2016年9月よりピアノの練習を開始。初回の練習から未経験とは思えないセンスの良さを見せ、2度目の練習をした際は、家で自主練して完璧に覚えてくるという完璧主義な一面を見せたという。
そして学校一の荒くれ者で、札付きの不良と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎を演じるのは中川大志。ジャズに情熱を注ぎ込みドラムを豪快に叩き鳴らす男を演じるため、2016年7月より練習を開始。自ら電子ドラムを購入し、家での自主練も欠かさないという。さらに、千太郎の幼馴染で町のレコード屋の娘、薫が想いを寄せる心優しい女の子・迎律子を小松菜奈が演じ、中川大志とともに佐世保弁に挑戦する。
メガホンを取るのは、三木孝浩監督。多数のミュージックビデオを手掛け『ソラニン』『青空エール』などの音楽をモチーフにした映画を数多く手掛けてきた三木孝浩監督が、原作のメッセージ性に共感し、本作の監督を快諾。キュンとしたり、切なくなる友情・恋模様は勿論のこと、やるからには最高の音楽シーンを目指す、と意気込みを見せている。
今回の発表にあわせて、知念侑李、中川大志、小松菜奈、三木孝浩監督、原作の小玉ユキからのコメントがシネマズに到着した。
知念侑李/西見薫役
この度、西見薫という役で主演をさせて頂きます。
脚本を読んだ時、最近の実写化映画にはない素朴さや繊細さが魅力的な作品だと感じました。そんな魅力を伝えられるよう三木監督の元で素敵なキャストの皆さんと共に演じていきたいと思います。この作品でキーとなるジャズは絶賛練習中です。主人公のようにジャズを楽しみながら撮影していきたいと思います。
中川大志/川渕千太郎役
川渕千太郎を演じさせて頂く事になりました、中川大志です。
初めて「坂道のアポロン」に出会った時、エネルギッシュで情熱的なジャズ、儚く、繊細な人間関係に、一気に心を奪われました。僕自身、元々音楽が好きだったので、役を通して音楽も表現出来るこの作品に参加出来る事がとても嬉しいです。
千太郎の叩く、力強く語りかけてくるようなドラムを、スクリーンで思いっきり表現出来るよう全力で臨みたいと思います。優しくて、真っ直ぐで、孤独だけど力強く生きる千太郎を、魂を込めて演じたいと思います。
小松菜奈/迎律子役
三木監督とは何度かお仕事をさせていただいてますが、また三木監督の世界観にまた全然違う役柄で生きることが出来て嬉しく思います。
今回この映画では佐世保弁のセリフなので慣れない言葉遣いですがそれに引っ張られず感じた事や感情を大事にして、初めて共演するお2人と現場で起こる化学反応を楽しみながら撮影に挑みたいです。迎律子ちゃんという素朴で純粋な1人の女の子を丁寧に演じられたらいいなと思います。
三木孝浩監督
湧き上がる思いがリズムを刻みバチバチと胸を焦がす物語。大好きなこの原作を素敵なキャスト陣と共に映画化できることを本当に嬉しく思います。不器用だけれど、音楽を通して自分の気持ちを、在り方を、必死で手繰り寄せようとする若き者達の物語を、僕自身も心踊らせながら描きたいと思います!
小玉ユキ(原作)
坂道のアポロンが実写化ということで、水面下で準備している様子を見てきましたが、自分の作品が実写映画になるということが未だに信じられません。
本物の空気と光の中で笑い、泣き、坂道を駆け下り、ジャズを奏でる生身の彼らを大きなスクリーンで見られると思うと、いてもたってもいられなくなります。坂道のアポロンという原曲が実写化によってアレンジされ、新しい命を吹き込まれるのをいち観客として楽しみにしています。
映画『坂道のアポロン』は、2018年全国ロードショー。
(C)2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
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