俳優・高杉真宙、“本当は”イイ男だった!
高杉真宙という俳優をご存知ですか? そう、「ファブリーズ」のCMで松岡修造さんの息子を演じている、端正な顔立ちの彼です!
彼は現在20歳、上映中の映画『PとJK』や『ReLIFE』に主要キャストとして出演している、今、注目の若手俳優なんです。
(C)2017「ReLIFE」製作委員会 (C)夜宵草/comico
『トリガール!』(9月1日公開予定)、『散歩する侵略者』(9月公開予定)、『逆光の頃』(2017年公開予定、主演)と、今年はさらに3本の出演作を控えています。
「本当は」イイ男の意味は・・・
ここで、記事タイトル“「本当は」イイ男だった!”について少しお話したいと思います。
(C)2017「トリガール!」製作委員会
そもそも高杉さんは小学生のときに、熊本県でスカウトされたのが芸能界入りするきっかけとなったのですが、その時にも“女の子”という認識で声をかけられたそう。
今はもちろん”イケメン俳優”という言葉が似合いますが、“美”男子ですよね。
目がくりっとしていて美白、華奢でスタイルが良いという点から女性らしさも併せ持った、中性的な魅力もあります。
特に最近では、自身の写真集で女装に挑戦したり、雑誌のインタビューなどで、その中性的な部分が取り上げられることも多くなりました。
でも、今回紹介したいのは“オトコ”な部分の高杉真宙。
そう、この人、マジでかっこいいっすよ。
映画『渇き。』(2014)
小松菜奈さん主演で、エグくてグロい過激なシーンも多かったことから話題になったこの作品。高杉真宙さんも出演されていました。
主人公・加奈子の中学の同級生を演じており、出演シーンは決して多くはないものの、小松菜奈さんとの濃厚なキスシーンもあったりと10代で演じていたとは考えられない熱演ぶりでした。名だたる俳優が勢揃いした中でも、存在感を発揮していましたね。
最終的に内臓を踏まれるような過激なシーンもありましたが、でも、「かっこよかった」と思わせる魅力がありました。
ドラマ『高校入試』『35歳の高校生』の真逆なキャラクター
映画『渇き。』より前の作品になりますが、筆者が「高杉真宙はイイ男だ(今後さらに磨きがかかるだろう・・・)!」と思ったのは、ドラマ『高校入試』(2012/フジテレビ)と『35歳の高校生』(2013/日本テレビ)の2作品を見た時でした。
というのも、『高校入試』では受験に失敗し、いじめを受ける役。『35歳の高校生』では、スクールカーストの一軍に属してクラスの天下を取っている役と、真逆のキャラクターを演じていたからです。
それにどちらもリアルで、「こういう人いるよなあ」と思わせる説得力がありました。
イイ男の定義は人それぞれですが、この二面性を持っている(演じ分けられる)というのは、役者としても、イイ男と言うに十分なのではないでしょうか。
今振り返って観直すと、確かに今より初々しく、幼さもあるのですが、それも今となっては貴重な楽しみ方ですよね。
『PとJK』
(C)三次マキ/講談社 (C)2016「PとJK」製作委員会
さて、ここからは現在上映中の2作品を紹介したいと思います。
これもまた良いキャラクターでしたねえ!
高杉さん演じる大神は、亀梨和也(KAT-TUN)さん演じるP(=ポリス)の功太に目をつけられるほどの不良で、功太に追われて抵抗しようとした際、高校の同級生のカコ(土屋太鳳)に怪我をさせてしまいます。
カコを怪我させてしまったことを気にかけている大神の優しさが垣間見られた頃、功太やカコたちは大神の家庭が複雑な事情を抱えていることを知ります。
バイトに明け暮れ、高校をやめようとするところを「文化祭が終わってから」と引き止めていました。
(C)三次マキ/講談社 (C)2016「PとJK」製作委員会
最終的には・・・、ここはネタバレになるので話せませんが、怪我をさせて以来、カコをずっと気にかけている部分や、文化祭の準備をきっかけに親しくなったクラスメートとも打ち解けていく部分には、心の底にある優しさも感じられます。
功太とカコのラブストーリーではありますが、深いエピソードでした。
『ReLIFE リライフ』
(C)2017「ReLIFE」製作委員会 (C)夜宵草/comico
こちらも現在上映中の作品です。主役・海崎新太(中川大志)が、10年若返って通うことになった高校の同級生を演じています。
実は…実は、『PとJK』で演じている大神と同じ名前、大神を演じています!
ただし、『PとJK』では「おおかみ」、『ReLIFE』では「おおが」です。
(C)2017「ReLIFE」製作委員会 (C)夜宵草/comico
“チャラオーガ”というあだ名が付いている通りのキャラクターで、チャラい高校生ではありますが、成績優秀。クラストップの成績を誇り学級委員をしています。
「チャラくて勉強してないように見せといて、でもテストは点数良いとか、モテるしかないやん」という感じですが、その手のことに実は疎い“チャラオーガ”。だからこそ余計に愛おしく感じられます。
高校を卒業し、仲のよい友達らとの別れのシーンでは素直に涙を流していて、そこもまたグっときました。
まずは上映中の2作品から
(C)2017「ReLIFE」製作委員会 (C)夜宵草/comico
高杉真宙さんの魅力は、悪役を演じても、俳優・高杉真宙を嫌いになれないこと。むしろ、魅力が倍に感じられる不思議な力を持っている役者です。
いじめられていても密かに強い思いを持っていたり、一軍にいて完璧に見えてもどこか生々しい人間らしさがあったり、不良だけど心の底には良心も持っていたりする、奥に秘めた裏の部分までも丁寧に演じていらっしゃいます。
気になるという方はまずは上映中の『PとJK』、『ReLIFE』からご覧になってみてはいかがでしょうか。すでにご覧になられた方も、改めて高杉真宙さんに注目して2回目を観ると新たな発見もあるはず。
いよいよGWも始まったし、この機会に、イイ男、俳優、高杉真宙を堪能してみては。
この記事は「シネマズby松竹」の女性ライター有志が、映画にまつわるイケメンを紹介する連載「シネマズ女子部」の第4回。担当はkamito努でした。
(文:kamito努)
【「シネマズ女子部」バックナンバー】
第1回・4月期ドラマに出演!イケメン俳優&作品まとめ
第2回・『名探偵コナン から紅の恋歌』の服部平次がイケメンすぎ!平次が活躍する過去作3選
第3回・イケメンなのに片思い!?漫画原作の胸キュン映画3選!
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。