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ジャッキー版“七人の侍”だ!映画『レイルロード・タイガー』7+1人に注目
ジャッキー版“七人の侍”だ!映画『レイルロード・タイガー』7+1人に注目
日本のみならず、世界中の映画人に今もなお愛される黒澤明監督。中でも人気が高いのが1954年公開の名作『七人の侍』だ。己の正義を信じ、命を懸けて農民を守る侍を描いた名作は、「荒野の七人」シリーズや、今年公開された『マグニフィセント・セブン』をはじめ、数々の映画作品に影響を与えている。
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上記リンクでも紹介されている通り、7人の勇者が集う映画はこれまで数々制作されてきたが、現在公開中の映画でも、同様に7人の勇者が活躍する作品がある。それがジャッキー・チェン主演の最新作『レイルロード・タイガー』だ。
本作は7人の鉄道で働く地元の男たちが日本軍の物資輸送を阻止するため、“レイルロード・タイガース”として立ち上がり、“列車が通過する橋を爆破する”という目的を果たすべく、苦しむ市民のために身を粉にしてあらゆる手段で爆走する列車に立ち向かう姿を描いた作品だ。
ジャッキー・チェン演じる主人公マー・ユエンを含め、アジア各国の人気俳優たちが集結した“レイルロード・タイガース”のメンバーは、 イケメン・力自慢・無鉄砲・不死身と、個性豊かなキャラクターたちが勢ぞろいしている。言うならば“ジャッキー版・七人の侍”と言ってもいいだろう。
ファン・ズータオ
イケメン枠を担うのは、服の仕立て屋として働くダーハイを演じる、韓国の人気アイドルグループ・EXOの元メンバーでもあるファン・ズータオ。鋭く大きいハサミをいつも携帯し、窮地に陥るとハサミを武器として使うのが、このキャラクターの特徴だ。
ワン・カイ
そして狙撃の名手だが、現役を退き町でラーメン屋を営むファン・チュアンを演じるのが、福山雅治主演の日本のTVドラマ「ガリレオ」を中国でリメイクした作品で主役を演じたワン・カイ。本作で初のアクション映画に挑んでいる。
ワン・ダールー(写真左)
また、中国軍の兵士であり、危険な任務に失敗し怪我を負い、レイルロード・タイガースの面々に助けられるダーグオーを演じるのは、2015年公開の台湾映画『私の少女時代-Our Times-』でのブレイクが記憶に新しい人気俳優ワン・ダールー。
ジェイシー・チャン
そして、本作でジャッキー演じる主人公マー・ユエンの弟・ルイ役を演じるのが、本作で初めて親子で2ショットで同じシーンにて共演するジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャン。劇中では“顔が似ている”というネタで兄弟喧嘩を繰り広げており、親子ならではの演技にファンのみならず爆笑必至の場面となっている。
サン・ピン(写真左)
メンバーの中でも特に大きな体で目立つダークイを演じるのは、元スポーツ選手という経歴を持つサン・ピン。大きな体で力も強いが、心優しく涙もろく、おっちょこちょいな一面もある愛すべきキャラクターだ。
ン・ウィンラン
さらに町のチンピラ役シャオフーを演じるのはスタントマン、格闘技の振付家など裏方として業界で活躍し、その活躍ぶりがジャッキーの目に留まり、チームに加わったン・ウィンラン。なんでも「よし、やろう!」と、いの一番に声を上げるが計画は立てられない無鉄砲なキャラクターを演じている。
池内博之
そしてレイルロード・タイガースの7人ではないが注目して欲しいのが、、彼らの計画を真っ向から阻止しようと四苦八苦する憲兵隊長・山口を演じる日本人俳優の池内博之だ。冷静冷徹な一面を持ちながら、コミカルな面もあるどこか憎めないキャラクターを演じ、ジャッキーとの一対一のアクションは必見だ。
そして、忘れてならないのが本作の主演であるジャッキー・チェンが演じる、”レイルロード・タイガース”のリーダー、マー・ユエンだ。
正義感が強く、義理人情に厚く、みんなから「兄貴!」と慕われている彼は、橋の爆破というミッションに向かって、竹竿、スケートボード、はしご、煙など様々なアイテムを使用して列車に忍び込むチームの士気を高めるリーダーシップを見せる。
さらに、土壇場で見せる機転の利いたアクションとユーモアあふれる演技が、ストーリーに緩急をつけ、観るものをどんどんと引き付けていく、まさにジャッキー流エンターテイメントの真骨頂ともいえる。ぜひ、劇場の大迫力なスクリーンで、個性豊かな彼らのキャラクターに注目して頂きたい。
映画『レイルロード・タイガー』は、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開中。
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