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2017年07月31日

薬丸岳「友罪」生田斗真&瑛太、瀬々敬久監督で映画化

薬丸岳「友罪」生田斗真&瑛太、瀬々敬久監督で映画化

薬丸岳の小説「友罪」が、生田斗真、瑛太の共演、瀬々敬久監督で映画化されることが決定した。

赦しのない罪に囚われた2人の、極限の友情


ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める――

友罪 映画化


(C)2017映画「友罪」製作委員会 (C)薬丸岳/集英社

映画『友罪』は、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”を描く、薬丸岳の2013年に発表した人気の同名小説を、『64-ロクヨン―前編/後編』の瀬々敬久監督のメガホンで映画化する作品。

ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田純一役を生田斗真、益田と同じ工場勤務で、過去に起きた殺傷事件の犯人との疑いがかかる鈴木秀人役を瑛太が演じる。2人は、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑む。

今回の発表に併せて、瀬々敬久監督、生田斗真、瑛太と原作者の薬丸岳からのコメントがシネマズに到着している。

瀬々敬久監督


日々の生活の中で報道される事件は次々に更新され続けるのですが、忘れてはいけない事件というものがある気がします。今回はそこから派生する問題を様々な群像に託し、答えを探し続ける映画だと思っています。果たして、答えは出ないかも知れません。でも、そこに至ろうとする行為こそが大切な気がします。その中心に存在するのが生田斗真さんと瑛太さんです。2人のしなやかな心と肉体、そして果敢に挑戦する心が、この映画を生々しくも光り輝かせる原動力になってくれることと思っています。そして、私たちスタッフも、一緒に愛情と勇気をもって走っていく所存です。

生田斗真/益田純一役


映画『友罪』で益田純一を演じさせて頂く事になりました。

薬丸岳さんの小説が好きで、この「友罪」も数年前に読んでいた作品です。

一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたいと思っております。

瀬々監督とは初めてご一緒させて頂きますが、監督の描く生々しい人間模様をしっかりと演じていければと思います。
瑛太さんとは今回で3度目の共演になります。瑛太さんが放つ獣のような鋭さと、ふとはにかんだ時の柔らかさに愛を持って対峙し、切磋琢磨しながら素晴らしい作品作りに励みます。
どうぞご期待下さい。
映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です。

瑛太/鈴木秀人役


この時代にこのような題材を映画化する事にまだ惑う自分もいます。
とても大変な役を引き受けてしまった。
でも、瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい。

薬丸岳/原作者


この作品を世に発表するとき、喜びよりも先に恐れを抱きました。世間の関心を集める題材ですが、同時にとてもデリケートで難しい問題を含む内容だったからです。
ただ、たとえどんなにリスクがあったとしてもどうしても伝えたかったことでした。
今、この作品にこめたメッセージを映画としてより多くのかたがたに訴えかけようとされる瀬々監督はじめスタッフの皆様とキャストの皆様の勇気と気概に、ただただ敬意の念を抱きます。
スクリーンでこの作品と再会できる日を今から心待ちにしております。





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