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2017-08-10

コラム

経営者と創設者の確執を描く『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』3つの注目ポイント

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ ポスタービジュアル

(C) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


きっと誰もが一度は行ったことがあるであろう「マクドナルド」。この創始者とされている人の映画が『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』です。

果たしてどんな人がこのハンバーガー帝国を作ったのか?どんな苦労があったのか?名前の由来は?などなどあまり知られなかったマクドナルドの秘話が語られる今作の魅力を解説します。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』はこんな話


1954年、シェイクのブレンダーのセールスマン、レイ・クロック(マイケル・キートン)にブレンダー8台の注文がきます。注文したのはマクドナルド兄弟が経営するカリフォルニア州南部のバーガーショップ「マクドナルド」 。

合理的で素早い商品の提供、高品質など店のコンセプトに惚れ込んだレイはマクドナルド兄弟を説得し、フランチャイズ化を展開します。しかし利益の追求などから次第に兄弟と険悪になっていき、マクドナルドを賭け全面対決へとなっていくお話。

マクドナルドがどうして世界中に広がることになったかを描いた実話ベースです。

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1:レイという人物


ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ サブ1

(C) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


主人公はマクドナルド兄弟ではなく、彼らと会って、マクドナルドをフランチャイズ化し全米に広めようとするセールスマンです。

ある時に、仕事で立ち寄ったマクドナルド。マクドナルドは他の店舗と違い、商品の提供がとても早い。店のシステムに感動したレイはフランチャイズ化をしようと兄弟に持ちかけます。

フランチャイズ化はマクドナルド兄弟と契約を結んで、できるようになります。調理システムについてはマクドナルド兄弟の考案したやり方が素晴らしく、フランチャイズ化には成功します。

しかし経営・運営に関してはなかなか利益が出せず、契約内容が枷になってると感じるようになってしまいます。そのため兄弟との関係はどんどん悪化…。

2:あまり野心家ではないマクドナルド兄弟


ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ サブ6

(C) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


マクドナルド兄弟は自分の店を持てただけで満足しており、フランチャイズはおろか、店舗を増やそうという気もあまりありません。

店が成功しているだけで、満足しています。そのためレイの提案には乗り気ではありません。

マクドナルド兄弟自身は自分たちのシステムに絶対の自信を持っており、聞かれたらすぐにシステムの説明をしてくれるくらい。

自信からフランチャイズを認める際、システムの変更を許さず、自分たちが決めたこと以外の変更は基本的に許しません。

自分たちが作り上げたシステムは、変える必要がないという絶対的な自負があるからです。

3:野望と理想


ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ サブ4

(C) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


レイはセールスマンであり、ビジネスマン。目的はあくまで儲けて会社などを大きくすること。

一方マクドナルド兄弟は、「いいものを提供したい、お客さんを満足させたい」であり、自分たちが裕福になることなどは二の次。

つまり彼らはもともと立ってる場所が違うわけです。そうなるとやはり対立は必須となり、食うか食われるかの争いとなります。

レイが成功のために選んだ方法は…是非劇場で確認してみてください。

まとめ


ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

(C) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


確かに成功するためには非情な決断を下さなければいけないこともあると思います。

多分創始者とビジネスマンの対立は世の中でも普通にあることと思います。

アメリカで始まった「マクドナルド」が日本で展開できるようになるまで、きれいごとだけじゃダメだったんだろうな〜と思います。

でも、まさかここまでやってるとは……と思うと、マクドナルドに対する見方が少し変わるかもしれませんよ?

基本的に創業者の話をするとき、成功させた人にスポットが当たることが多いのですが、この映画では光から外された人たちについてもスポットを当ててるのが見どころ。

見終わったあと、とりあえずマクドナルドに行ってみると、色々と考えるものがあるかもしれません。

(文:波江智)

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