「あるある晩餐会」&「アメトーーク!」の裏話も? ゲスト出演した特撮特集を振り返る
劇場版「エグゼイド・キュウレンジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©2017 テレビ朝日・東映AG・東映
【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】第15回
『仮面ライダーエグゼイド』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』の夏映画の公開に際して、バラエティ番組の「アメトーーク!」では“スーパー戦隊大好き芸人”、「あるある晩餐会」では“「仮面ライダー」あるある”という企画がありました。ありがたいことに、それらの番組に出演させていただきました。
「あるある晩餐会」では、なんと仮面ライダー1号を演じた藤岡弘、さん、仮面ライダーアマゾンの岡崎徹さん、仮面ライダーブラックの倉田てつをさん、とレジェンド達が出演。
それだけでも豪華なのに、仮面ライダーファイズ役の半田健人さん、仮面ライダーゴーストの西銘駿さん、そしてこの1年、特撮ファンだけでなく、多くの人達に興奮を毎週与えてくれた「エグゼイド」から、飯島寛騎さんという2度と見れない布陣。
そこに、今最も多忙な監督のひとりである坂本浩一監督と、『仮面ライダーW(ダブル)』や『仮面ライダーフォーゼ』、『仮面ライダードライブ』の脚本を書かれた三条陸先生もいるというゴージャスなフォーメーション。
サッカーでいうと、奥寺や釜本世代と本田世代が一緒に試合してるようなもの。
野球でいうと、掛布・岡田・バースと藤浪晋太郎が一緒に試合してるようなもの。
お笑いでいうと、コント55号やドリフターズとみやぞん、フースーヤが共演するようなもの。
おわかりいただけたでしょうか?
そんな場所で同じ空気を吸うことができるなんてまるで夢のようでした。
スタジオに入る前に一通り楽屋に挨拶しにまわったんですが、緊張感と高揚感が混じって、変な感じになってるのが自分でもわかりました。
いつもは緊張する今田さんへの挨拶も、この日だけは全く緊張することはありませんでした。
スタジオに入ると、藤岡さんと岡崎さんが固い握手をされていて、言葉に出来ないほど感動しました。感動という言葉が適切なのかわからないほど、グッと込み上げてくるものがありました。
席に座られたライダー関係の出演者の方々は、後光が差してるのかと思うほど神々しく見え、前5人、後ろ3人のバランスのいい配置は世界遺産の何かを見てるような気持ちになりました。
タージマハル、平等院鳳凰堂、なんかそんな感じです。
そして収録スタート。
藤岡さん、岡崎さん、倉田さんの口から語られる様々なエピソード。
出てくるエピソードは過去のインタビュー記事などにも載っていたり、ファンの間で語り草でなっていたりするエピソードだったんですが、それをご本人の口から聞ける幸せ。
トーンとスピードをこんなに噛みしめながら人の話を聞くのは、初めての経験。
レジェンドがすごいのは当然として、僕が驚いたのはレジェンドトークに圧倒されてしまってもおかしくないはずなのに、物怖じすることなくトークに参加する飯島さんと西銘さん。
「ライダーで主役張る人はやっぱり違うわ」と、そこでも感動しました。
坂本監督や三条先生による、ライダーの裏側の話が盛り上がるなか、スタジオの奥に、なんと、宮崎剛アクション監督がいてらっしゃるじゃあーりませんか。
宮崎さんにも席に座って話して欲しいな、などと思いつつこの状況、やっぱりすごいと再確認。
サッカー日本代表の試合をキングカズ(三浦知良)が観戦してるような、「さんまのお笑い向上委員会」の現場を鶴瓶師匠が見学してるような、そんな感じでした。
そして、いち早く仮面ライダービルドの姿をスタジオで拝見し、興奮冷めやらぬまま収録は終了。
本当に最高の一日でした。
「アメトーーク!」も凄かったです。
まず後ろのセットに何気なく飾られてたロボット達。
いやいや、サラッと並びすぎじゃない!?
ものによっては入手困難の為、十数万円の値がついてる代物もそこにあるやん、といった状態でした。
あのスタジオにあったおもちゃで遊んでいいよと言われたら、一日ではとても遊びきることはできません。
劇場版「エグゼイド・キュウレンジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©2017 テレビ朝日・東映AG・東映
収録ラスト、「キュウレンジャー」が勢ぞろいするんですが、僕は見てしまいました。
スーツアクターさんも、ホンマもんだというところを。
オウシブラックの岡元次郎さんを。オオカミブルーの竹内康博さんを。うろうろする、おぐらとしひろさんを。
下園愛弓さんを確認できなかったことは一生の不覚。
またそんな場に立ち会えるように、漫才頑張ります。
(文:オジンオズボーン・篠宮暁)
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