インタビュー

2017年08月27日

『仮面ライダービルド』が9月3日から、いよいよ放送! 制作発表レポ&赤楚衛二インタビュー

『仮面ライダービルド』が9月3日から、いよいよ放送! 制作発表レポ&赤楚衛二インタビュー






──現場の雰囲気は、「ビルド」と「アマゾンズ」で違いがあったりします?

赤楚:どちらも、わいわいガヤガヤと楽しい雰囲気ですが、やっぱり話の重さが全然違うので…。

──「アマゾンズ」はめちゃめちゃ重かったですからね。

赤楚:「ビルド」は、真剣なシーンはスッと入るけれど、その前後は賑やかに過ごしています。「アマゾンズ」のときは、特に4、5話でマモちゃん(マモル:演・小林亮太)が出てくるシーンがシリアスな雰囲気で。撮影が終わって、「お疲れー!」と、切り替わる感じでした。

──「アマゾンズ」では変身こそしなかったですけど、変身しそうな顔してましたもんね。「いやー、かっこええな」って思って観てました。

赤楚:本当ですか!? 石とか、バールとかでずっと戦っていたので、ショットガンをいただいたときは、とてもうれしかったですね(笑)。

──会見では、「ビルド」のメンバーとすでに仲がいいというお話もありましたが、ご飯に行ったりとかも?

赤楚:ご飯もよく行きますね。キャスト同士ってこんなに仲良くなるんだ!ってくらい、仲がいいです。犬飼くんとは、昨日も電話で1時間くらい話しましたし。

──1時間も! どんな話するんですか?

赤楚:会見、緊張するなぁ。みたいな、たわいもない話を(笑)。

──時系列としては「アマゾンズ」を撮って、「ビルド」が決まったと思うんですが、どういった流れでした?

赤楚:「アマゾンズ」の撮影が3月中旬に終わって、6月の頭に「ビルド」が決まりました。オーディションで選んでいただいたんですが、「アマゾンズ」のすぐ後の作品なので、まさか受かるとは思っていなくて。本当にびっくりして、頭が真っ白になりました。

──出演が決まるまで、田﨑監督が1、2話を撮るということも知らなかったですか?

赤楚:そうですね。僕は顔合わせのときに知ってびっくりしました。「アマゾンズ」からのスパンが短かったので、田﨑監督は「あんまり感動の再会にならなかったな」って(笑)。

──アクションは練習されたんですか? 印象に残ってるアドバイスがあれば教えてください。

赤楚:練習してるんですけど、なかなか難しくて…。下半身が大事だと教えてもらったことを意識しています。ステップもですし、キックやパンチもしっかり腰から入れないと勢いが出ないので。

──ちなみに、「アマゾンズ」のキャストからは何かありました?

赤楚:僕からは出演することを言えなかったんですが、志藤真役の俊藤光利さんは「アマゾンズ」のプロデューサーから聞いたそうです。「ほかのことを何も考えずに、1年間これだけを思って頑張れ」と、優しいメッセージをいただきました。

──「アマゾンズ」のときも、俊藤さんがアドバイスしてくださったそうですね。

赤楚:はい。いろいろと目をかけてくださって、すごく頼り甲斐のあるお兄さんです! 現場で本当に助けていただきました。

──仮面ライダービルドは、ビルドドライバーに変身アイテム「フルボトル」を2本組み合わせて変身します。特に強力なパワーを生み出す組み合わせを“ベストマッチ”と呼んでいますが、赤楚さん自身にとっての“ベストマッチ”は「柔らかさ」と「3枚目」ということですが。




赤楚:僕自身は柔らかいというか、おおらかな人間だと思っていて。

──「アマゾンズ」の長瀬の印象や記者会見の感じから、柔らかいというよりは力強い、というイメージがあったんですけど、お話してみると、すごく柔和な感じが伝わってきました。

赤楚:そう言われることも多いですね。

──一方は「3枚目」ということで、笑いを取りにいくことの方が多いですか?

赤楚:ボケるというか、カッコつけても、カッコつかないことが多くて…。「アマゾンズ」で演じた長瀬の、一生懸命なのに、どこか抜けてるヤツに見える、みたいなところが自分にもあるように思います(笑)。

──では最後に、赤楚さんのファン、特撮ファンにメッセージをお願いします。

赤楚:僕にとって「アマゾンズ」での経験は本当に宝物です。大好きな作品なので、長瀬は長瀬として好きでいてほしいです。そして、龍我は龍我で別の魅力があるキャラクターなので、彼のことも愛してもらえたら…。そう思ってもらえるように、頑張ってます!

「ビルド」はストーリーが複雑で面白いです。伏線もたくさん張られていて、ハテナが毎週浮かんでくると思うので、ぜひ龍我と一緒に、その謎を解きながら楽しんでください。

──愛します!! 毎週、楽しみに見させてもらいます!

インタビューを終えて





赤楚さんのインタビュー、最高でした。

取材が立て込んでたにも関わらず、疲労感を一切見せることなく、しっかりと質問に答えてくださいました。

綺麗な顔立ちなので、女性ファンがたくさんつくことかと思いますが、男も惚れさせてくれる熱い一面も垣間見ることができました。「ビルド」の作中でも、きっと男のファンをも惚れさせてくれることでしょう。

赤楚さん、お忙しい中、「アマゾンズ」の話までしていただきありがとうございました。



赤楚衛二(あかそ・えいじ)
1994年3月1日生まれ。愛知県出身。ドラマ「表参道高校合唱部!」、映画「ヒロイン失格」、舞台「黒子のバスケ THE ENCOUTER」などに出演。そのほか、CMやモデルなど幅広く活動中。


(インタビュー、インタビュー後記:オジンオズボーン・篠宮暁、文:大谷和美)

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