「仮面ライダー平ジェネFINAL」詳細レポ!公開初日舞台挨拶にも神降臨!


豪華ゲストも登壇


主要キャストの挨拶が終わると、ゲスト登壇者の方々がひとりづつ登場しました。




まずは、『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダー部員JK(ジェイク)を演じた土屋シオンさんが登場し、フォーゼの決め台詞「宇宙キターッ!」を会場の皆さんと再現すると、会場からは「(仮面ライダーに)お帰りなさ〜い!」と声援が飛びます。

久しぶりの『仮面ライダー』への出演について感想を聞かれた土屋さんは「他の仮面ライダー部員7人の気持ちも背負ってこちらに立たせていただいている。今(仮面ライダー部の)みんなに一番言いたいことは『(仮面ライダーは)本当に愛されてるよ』ということ。(それを)みんなに伝えたいです」と会場の熱気を感じた素直な感想を語っていました。

続いて登場したのは『仮面ライダーゴースト』で大天空寺の住職代理を務める僧侶・御成(おなり)を演じた柳喬之さんがスーツ姿にアフロヘアーという僧侶らしかぬ本作での格好そのままで登場。




ステージに上がった柳さんは「どうも、レジェンド・御成です」と挨拶して会場の笑いを誘うと、会場のお客さんに向けて「元気? 元気にやってんの?」と作中とは全く違う雰囲気で語りかけ、これには他のキャストの方々も困惑。




同じく『仮面ライダーゴースト』で仮面ライダーゴースト/天空寺タケルを演じた西銘駿さんが「よろしくお願いしま〜す!」と爽やかに登場すると「命〜!」「燃やせ〜!」と、ゴーストでの決め台詞で会場とコール&レスポンス。
挨拶を終えた西銘さんが、ステージ上のキャストの皆さんに「凄くないですか、僕のこのフレッシュ感!」「どうですか? レジェンドで出せます?」と語りかけると、「若手芸人かと思ったよ」とのツッコミが入って会場の笑いを誘います。

ステージ上が落ち着いたところで、久しぶりの『仮面ライダー』への出演について感想を聞かれた西銘さんは「またこの(天空寺タケルの)衣装が着られたことも、また(仮面ライダーに)変身できたことも本当に嬉しかった。帰ってくる事を期待してくれていたファンの皆さんに本当に感謝しています」と感謝の気持ちをコメント。




最後に、本作での敵・カイザー/カイザーリバース/バイカイザー/最上魁星(もがみかいせい)を演じた大槻ケンヂさんが登場。

本作出演の感想を聞かれると、「昭和の(仮面ライダー)第1作目をリアルタイムで観ている世代なので、40数年経って所謂ラスボスというものを演じさせていただけるなんて感無量ですよ。そして、今の平成ライダーの人気を知らなかったので、会場の皆さんの声援を聞いて、改めてすごい映画に出てしまったんだなと思いました」と感慨深げ。

最強の敵役で、しかも一人二役という点について聞かれた大槻さんは「最上魁星がカイザーとカイザーリバースになって、(最終的に)バイカイザーになるんですけど、台本には『Lカイザー』『Rカイザー』って書いてあったので、つい1週間ぐらい前まで『カイザーリバース』って名前を知らなかったんです」と答えて、会場の笑いを誘います。

これについて司会から説明を求められた上堀内監督も「いや、僕も(カイザーリバースの正式名称を)知らなかった」と答えて会場は笑いの渦に。

嬉しいより嬉しいより嬉しい




すべての登壇者が挨拶を終え、公開初日を迎えた気持ちを聞かれた犬飼さんは「映画には出演させて頂いたことはあるが、(今回)初主演なのでその分思い入れも強い。こうして(観客の)皆さんの前でリアルな反応を感じて、より実感することができた」と感慨深げに語ると、「もの凄く嬉しい。嬉しいより嬉しい?」「嬉しいより嬉しいより嬉しい、ぐらいの“嬉しみ”です」と独特の言い回しで喜びを表現して会場を沸かせます。

同じく初日を迎えた感想を求められた飯島さんは「僕も同じく率直にすごく嬉しい。エグゼイトチームとしては最後の映画になり、もうエグゼイドが見られなくなってしまうので、ぜひ大勢の方に見て頂きたい」と、嬉しくもあり寂しくもある胸の内をコメント。




最後に、同じ質問をされた上堀内監督は「僕らスタッフ、キャストを含め作品を作る側は、観てくれるお客さんに対して『これでどうだ!』という思いを込めながら作品を作っている。その作品が無事に初日を迎えて全国で公開できるということは本当に感無量で、嬉しく思っています」と感謝の気持ちを述べると、上映後の舞台挨拶という事で、会場のお客さんに向かって「今一度お聞きいたします。映画、どうでしたか!?」と、問いかけると会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

チャレンジしたいことは?


続くフリートークでは、本作が『平成ジェネレーションズ』シリーズの最終作品ということに因み、新たなスタートという事で来年に向けてチャレンジしたい事についてチームごとにトークが展開されました。




まずはエグゼイドチームから。飯島さんがメンバーに「何かある?」と、松田さんから「(他の作品でも)共演しようよ」と声を上がりました。これには他のメンバーも口々に「共演したいね」と共感して仲のよさを見せます。

続けて飯島さんが「パラド、喋りたそうだけど?」と甲斐さんに無茶振りするも、甲斐さんは小刻みに首を降って拒否。改めて司会から「どうですか?来年に向けてチャレンジしたいことありませんか?」と聞かれると、代わりに小野塚さんが「2メートルでしょ? 身長2メートル」と長身の甲斐さんを茶化すネタで答えて会場を沸かせます。

「でも、終わったばっかだしね。僕らこれからスタートだから色々挑戦していきたいよね」と、飯島さんが問いかけると、巫山戯ていた小野塚さんも「外の現場でこのエグゼイドチームで共演することが、今一番の全体的な目標」であると、まとめます。




まとまったと思われたところで、飯島さんが「で、エグゼイド、何かあります?」と、西銘さんにマイクを向けると、突然のことに驚いた西銘さんは「え? エグゼイド!?」と素っ頓狂な声を出して動揺を隠せない様子。

「いや、(今日は)エグゼイドチームだから」と説明されると「ああ、そうっすね。やっぱ2メートル、2メートルになりたいな」と小野塚さんの甲斐さんネタに被せて会場の笑いを誘います。

これに対しエグゼイドチームから「結構ハードル高いっすよ」と突っ込まれると、「ああ、結構頑張らないといけないな。頑張ります(笑)」と応えて更に会場を沸かせてくれました。




一方のビルドチームは「ロケに出るようになって、すぐに筋肉痛になるようになったから身体を柔らかくしたい。ストレッチ頑張る」という高田さんに対し、赤楚さんが「それ(柔軟性)はあんまり関係ないんじゃないかな」とツッコミを入れると、「あるよ! 多分」とムキになって反論する一幕も。

その赤楚さんは「(テレビ版の)本編で2階から飛び降りたり、車の上で横転したりしている。来年もどんどん身体張って、5階から飛び降りられるぐらいになりたいと思います」とアクションへの意気込みを語り、会場からは大きな拍手が起こります。




最後に司会から同じくチャレンジしたい事を聞かれた大槻さんは「今回この映画に出させて頂いたので、機会が有るならばライダーに(本業の)音楽で関わってみたいです」と答えると会場から大きな拍手が起こり、キャストからも「嬉しい〜!」と声が上がっていました。

また、司会から大槻さんのバンド『筋肉少女帯』のニューアルバムに本作に登場する並行世界移動装置と同名の『エニグマ』という曲が入っていることについて聞かれると、「まさにライダー(この映画)の撮影中に曲のタイトルを決めることになって、この映画の中から『エニグマ』を使用させて頂きました」と、本作とニューアルバムに関わる秘話を披露。会場からはどよめきと大きな拍手が巻き起りました。

もっとも愛された映画に!





最後に主演の二人からの締めの挨拶があり、飯島さんは「先ほども話した通り、エグゼイドとして最後の映画になります。ぜひ、ひとりでも多くの人に『この映画面白かったよ』という事を伝えて頂けたら嬉しいです」と、この映画の良さがより多くの人に伝わる事を願って挨拶。

続く犬飼さんが「初主演という事で、大ヒットをしてほしい。2017年、2018年でもっとも愛された映画になってくれればイイなと思っています。(今後も)頑張っていきますので、よろしくお願いします!」と力強い挨拶で舞台挨拶を締めくくりました。

『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』シリーズの第2弾であり最終章でもある、この映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』。

筆者も早速初日に鑑賞しましたが、「エグゼイド」、「ビルド」のファンのみならず、「オーズ」、「フォーゼ」、「鎧武」、「ゴースト」の平成レジェンドライダーのファンも納得の出来栄えと言っていいと思います。

エグゼイドチームは最後の映画、ビルドチームは初の映画という事で双方のキャストの思い入れも強く、舞台挨拶からも伝わってきたチームワークの良さが作品に反映されているようでした。

お子様だけでなく、大人も楽しめる非常にカッコイイ作品に仕上がっていますので、まだ、ご覧になっていない方はぜひ劇場に足を運んでみてください!




映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』は、絶賛上映中です。

登壇者(敬称略)


仮面ライダービルド/桐生戦兎(きりゅうせんと):犬飼貴丈
仮面ライダークローズ/万丈龍我(ばんじょうりゅうが):赤楚衛二
石動美空(いするぎみそら):高田夏帆
滝川紗羽(たきがわさわ):滝裕可里
氷室幻徳(ひむろげんとく):水上剣星
仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢(ほうじょうえむ):飯島寛騎
仮面ライダーブレイブ/鏡飛彩(かがみひいろ):瀬戸利樹
仮面ライダースナイプ/花家大我(はなやたいが):松本享恭
仮面ライダーゲンム/檀黎斗(だんくろと):岩永徹也
ポッピーピポパポ/仮野明日那(かりのあすな):松田るか
仮面ライダーレーザーターボ/九条貴利矢(くじょうきりや):小野塚勇人
仮面ライダーパラドックス/パラド:甲斐翔真
西馬ニコ(さいばにこ):黒崎レイナ
カイザー&カイザーリバース/最上魁星(もがみかいせい):大槻ケンヂ
JK(ジェイク):土屋シオン
仮面ライダーゴースト/天空寺タケル(てんくうじたける):西銘駿
御成(おなり):柳喬之
上堀内佳寿也監督

(写真・取材・文:いぢま)

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