映画コラム
【決定版】タイプ別ミュージカル映画オススメ25選!
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【決定版】タイプ別ミュージカル映画オススメ25選!
【おまけその1:合わせて観て欲しい“見世物小屋”映画はこれだ!】
『グレイテスト・ショーマン』は、詩人・金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」にある、“みんな違ってみんないい”に似た精神を持っています。同時に、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされた「This Is Me」の歌詞にあるように、自身がマイノリティであっても、どれだけの逆境があろうとも、気高く生きていくという力強さも存分に表れていました。そのメッセージは普遍的かつ正論そのもの、間違いなく本作の美点であり長所と言えるでしょう。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
ただし、全体をテンポよく楽しいミュージカルでまとめ上げたために、そのマイノリティな人々の背景や、差別意識などのネガティブな部分が掘り下げられてはおらず、彼らのことを画一的に見すぎてしまうという危険性もはらんでいる、主人公のP.T.バーナム(実在の人物)は人としてかなりアウトなこともしているのに、そのことも軽く流されてしまっていると感じる部分もありました。
ここでは、ずっと楽しい内容だった『グレイテスト・ショーマン』とはある意味では正反対とも言える、サーカスがまだ“見世物小屋”として悪趣味なものとしても捉えられていた時代を描いた、2つのモノクローム映画を紹介します。合わせて観ると、『グレイテスト・ショーマン』では描かれていなかった、“裏”を理解できるかもしれません。
1:『エレファント・マン』
ジョゼフ・メリックという全身が奇形であった実在の人物を描いた作品です。確かな知性と純粋さを持っていても、“象人間”と呼ばれ人間扱いをされなかった男の人生を淡々と追う物語の中では、彼を醜いと蔑む者だけでなく、「彼も人間だ」と優しく接しようとする“偽善者”も登場します。親友となっていく医者でさえも「私も同じ穴のムジナかもしれない」と漏らすシーンは強烈な印象を残すでしょう。『ズートピア』とは別の視点で「差別の本質とは何か」を知れる名作です。
2:『フリークス』(別タイトル:『怪物團』)
1932年に公開された見世物小屋が舞台の映画で、本物のシャム双生児や小人症であった者が出演している映画です。その内容は、カネ目当てに結婚と毒殺を企む悪女がおり、彼女に騙されそうになっている小人症の男性を周りが心配し、何とか説得しようとするというもの。『グレイテスト・ショーマン』と同様に多毛症の女性も登場し、劇中では彼女が出産するシーンがあるのですが、その時のセリフが「こんなことを言っていいのか!」と色々な意味で驚けるものになっています。ジャンルはブラックコメディと言っても良く、ラストは刺激的すぎて受け入れらない人もいるかもしれません。
【おまけその2:インド映画のミュージカルもすごいぞ!】
『グレイテスト・ショーマン』を観た人が、「似ている!」とつぶやいている作品には、インド映画もあります。それは、現在も公開中であり、DVD&Blu-rayが発売されたばかりの『バーフバリ 王の凱旋』。たしかにゾウさんが登場する他、豪華絢爛なミュージカルシーン、一時たりとも飽きさせまいとする見せ場の連続など、共通しているところが多いですね。
『バーフバリ 王の凱旋』は「観た後は肌がツヤツヤしている」「仕事が捗る」「ぐっすり眠ることができた」などといった健康報告が相次いでおり、著名人も続々とその面白さを語っているなど、もう映画史に残る名作であり伝説であることが確定済みと言っても過言ではありません。
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いうまでもなく、インド映画は歌と踊りが大きな見どころであり、そのほとんどをミュージカル映画に分類しても間違いではないでしょう。『バーフバリ 王の凱旋』だけでなく、オールタイムベストに良くタイトルが挙がる『きっと、うまくいく』などの傑作インド映画を、この機会に観てみるのもよいと思いますよ。
ちなみに、映画レビューサイトIMDbで8.6点という『きっと、うまくいく』や『バーフバリ 王の凱旋』を超える超高評価を記録し、特大ヒットを記録したインド映画『ダンガル きっと、つよくなる』が4月6日より公開予定です。こちらにも大期待していますよ!
※『グレイテスト・ショーマン』とスタッフが共通している『ラ・ラ・ランド』の公開時に、以下の記事も書いていました。合わせて参考にしてみてください。↓
□これを観ておくと『ラ・ラ・ランド』がさらに楽しめる!10の映画
(文:ヒナタカ)
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