特撮向上委員会

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2018年03月18日

『炎神戦隊ゴーオンジャー』の10周年作品が発表に!10YEARSシリーズの功績者エピソードを紹介

『炎神戦隊ゴーオンジャー』の10周年作品が発表に!10YEARSシリーズの功績者エピソードを紹介

炎神戦隊ゴーオンジャー



■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

今年からスーパー戦隊が“VS”になるとか、『獣電戦隊キョウリュウジャー』の新エピソードが制作されたとか、スーパー戦隊にとにかく驚かされてるわけですが、またビッグニュースがつい先日発表になりました。

なんと2018年9月26日(水)に、『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』なるBlu-ray&DVDが発売されるとのこと。

にょーーー!!!

正に希望をチャージ!! 無限のエナジー!!

また古原靖久さん節全開の走輔が見れると思うと、うれしくて仕方ありません。

好きなレッドを5人挙げろと言われれば、余裕でゴーオンレッドが入ってくるぐらい、あのバカまっしぐらのキャラが好きです。

10YEARSシリーズは「ハリケンジャー」、「デカレンジャー」に続いて3作目。

この10年後に来るうれしいサプライズは、3回目でもやっぱり驚きますし、やっぱりテンション上がります。

もう3回目ということで、ちょっと当たり前になってしまってる人がいたら、僕は許しません。

これってめちゃめちゃすごいことなんです。

まず絶対条件として、オリジナルキャストが出演するというのが当然なわけなんですが、実はここが一番難しいんです。

まず、一人でも引退してたりすると“10YEARS AFTER”は成立しないんです。

10年俳優を続けるのは、並大抵のことではありません。

スーパー戦隊作品出演後は経験も積んでいて若さもあるので、他の作品に出演できていても、若さに頼れる期間はすごく短く、その間にしっかり力をつけてないと続けていくことは厳しい、なんて話も聞いたことがあります。

引退してなくても、いろいろな事情から、キャストがそろうとは限らないので、再び集まって作品を作ることができるというのは、奇跡といっても過言ではないんです。

今回の「ゴーオンジャー」はそういうありがたい気持ちを改めてもって見ようと思うんですが、これは、こんな奇跡に近いことを、前例のないなか見事作り上げた『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』のキャスト、スタッフの熱量のおかげだということは忘れないようにしなくてはなりません。

忍風戦隊ハリケンジャー 10YEARS AFTER [Blu-ray]



そしてこの奇跡を実現した最大の立役者はハリケンイエロー・尾藤吼太役を演じた山本康平さんということを、この記事を読んだ人は胸に刻んでおいてください。

実現のために、脚本を何稿も何稿も書かれたそう。

時には気持ちが折れかけたりもしたそうですが、すべては「ハリケンジャー」の為、それを待ってるファンの為に諦めずに書いたそうです。

長澤奈央さんとも協力しあった結果、その努力が報われ、ついに『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』の製作決定にこぎつけました。

ただ、蓋を開けてみると、山本康平さんが書いた脚本の要素は微塵もなく、オリジナルと同様に脚本家の宮下隼一さんがしっかりと書き上げていて、山本康平さんはひっくり返ったらしいです。

僕はこのエピソードが大好きなんですが、この話もしっかり頭に置きつつ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』を楽しみに待とうと思います。

(文:オジンオズボーン・篠宮暁)

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