戸田恵梨香・大原櫻子ダブル主演『あの日のオルガン』がクランクアップ!コメントも到着!
©映画『あの日のオルガン』製作委員会
2019年2月公開予定の映画『あの日のオルガン』がクランクアップとなった。
第二次世界大戦末期、東京大空襲の戦火を逃れた知られざる「疎開保育園」の実話を映画化する本作で、幾多の困難を前に奮闘する保育士を戸田恵梨香、大原櫻子がダブル主演で演じる。
戸田恵梨香コメント
──撮影を振り返って。
戸田恵梨香:重たいシーンが続いていたので、自分の精神状態が普段いないところにいました。ただ、子供たちも含めみんなと心を通わせられていたと思うので、現場はとても居心地がよかったです。板倉楓を演じるにあたっては、みんなの母となれるよう、お姉さんになれるよう、大きな心でどしっと構えていられるように心掛けていました。楓は背負っているものが多かったので、一ヶ月間精神的にきついことが続きましたが、有意義な時間で、すごい作品が出来るんじゃないかと手応えを感じています。
──沢山の子供たちと共演して。
戸田恵梨香:とにかく可愛かったですね。皆が無垢で純粋で。
──初共演されたダブル主演である大原櫻子さんの印象。
戸田恵梨香:なんてまっすぐな人なんだろうと思いました。本読みの時にみんながどういうテンションなのか、どういう風に役を作るのかを探りながらやっているのですが、さくちゃん(大原櫻子)は物語に感情移入していて、その真摯な姿をみて驚きました。前を見ている姿が私にとって心の支えでしたし、いつも見ていたい人だなという風に思いました。
──楽しみにされている方へメッセージ。
戸田恵梨香:保母さんが葛藤している姿、子供たちの目をみてもらえたらいいかなと思います。
大原櫻子コメント
──自身の役柄(野々宮光枝)について。
大原櫻子:一生懸命楽しむ、楽しませるということを心掛けていました。他の保母さんは子供たちを守るということを念頭に置いているかと思うのですが、光枝の場合は子供たちと楽しもうと意識しました。日常に笑顔を探していました。」
──印象に残っているシーン。
大原櫻子:映画の中で(佐久間由衣演じる)よっちゃん(神田好子)と自転車に乗るシーンがあるのですが、練習してみたら昔の自転車なのでハンドルの動作やコントロールが難しく、ふたりで転びました。出来ないかもと思いましたが、(平松)監督が自転車にこだわっていらっしゃったので、何日か練習をして無事にステキな画がとれたのではないかと思います。」
──沢山の子供たちと共演して。
大原櫻子:かわいいですね。カットがかかった後に抱っこをねだってくるので大変な現場でしたが、子供の笑顔は宝だなと思いました。当時の保母さんが守らなきゃという気持ちは私たちが経験しているよりももっと大変だと思いますが、子供たちの笑顔に救われたのは大きいのではないかと実感しました。」
──共演されたダブル主演である戸田恵梨香さんの印象。
大原櫻子:すごくお芝居に熱くて、もっとこうしたほうが、ああしたほうが良いのではなどのディスカッションを監督とすごくされていて、とても勇ましいというか、先輩として女優さんとして勉強させていただきました。クールなイメージだったのですが、気さくで、かわいくて、会ったらもっと好きになりました。」
──楽しみにされている方へメッセージ。
大原櫻子:この作品は、色々な世代、これからの世代の方にも観て欲しい作品です。心が苦しくなるシーンもあるのですが、この作品はコミカルな部分があったり、子供たちの笑顔に見ている人もふと笑顔になる作品になると思います。タイトルの『あの日のオルガン』にもある、音楽のシーンも楽しんで欲しいなと思います。
©映画『あの日のオルガン』製作委員会
また、この度本作を支える実力派俳優たちも発表された。
疎開先の世話役・近藤作太郎役に橋爪功。
作太郎の妻・近藤梅子役に松金よね子。
作太郎の次男・近藤信次役に萩原利久。
戸田恵梨香演じる板倉楓が勤める戸越保育所所長・脇本滋役に田中直樹。
戸越保育所と合同で児童疎開を実現する愛育隣保館の主任保母・柳井房代役に夏川結衣。
楓らに自身の子供を預ける疎開児童の父母に、林家正蔵、陽月華、山中崇、田畑智子の出演が決定した。
平松監督が長年共同脚本・助監督を務める山田洋次監督作品にも出演する橋爪功や松金よね子、夏川結衣、林家正蔵らの実力派キャストががっちりと脇を固める。
©映画『あの日のオルガン』製作委員会
キャリアある実力派から期待の若手俳優、そして子供たちまで、老若男女世代を超えた最高のキャストが集結し、感動の物語を紡ぎだす。
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