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2018年06月23日

ドキュメンタリー映画の父、ロバート・フラハティ監督作『モアナ 南海の歓喜』予告編&ポスター完成!

ドキュメンタリー映画の父、ロバート・フラハティ監督作『モアナ 南海の歓喜』予告編&ポスター完成!



©2014 Bruce Posner-Sami van Ingen. Moana © 1980 Monica Flaherty-Sami van Ingen. Moana © ℗1926 Famous Players-Laski Corp. Renewed 1953 Paramount Pictures Corp.



2018年9月15日(土)より岩波ホールにて公開されるロバート・フラハティ監督作『モアナ 南海の歓喜』の予告編とポスタービジュアルが完成した。



『極北のナヌーク』(1922)などで知られ、ドキュメンタリー映画の父と呼ばれるロバート・フラハティが南太平洋の島サモアの人々の暮らしをカメラに収め、1926年に公開された『モアナ』。1980年には、無声映画だったこの作品に、娘のモニカ・フラハティ監督が現地の人々による本物の音や会話、民謡を録音して付け加えて『モアナ 南海の歓喜 サウンド版』が完成。さらに2014年には最新のデジタル技術が施され、瑞々しく蘇った本作が劇場初公開される。

生命を豊かに育む海とヤシや緑が生い茂る美しい島サモアでは、人々は伝統を守りお互いに助け合い生きていた。この島に暮らすモアナには、ファアンガセという婚約者がいる。タロイモを採り、丸木舟で海に出て魚を採るのどかな島の暮らしをしているが、お祝いの儀式だけは特別。モアナの結婚式である今日は、ほら貝の音とともに太鼓が鳴り響き、村は子どもから大人まで祝祭に満ち溢れる。モアナは成人男性のしるしであるタトゥーを施し、ファアンガセとともに歓喜の踊りを舞い、盛大な挙式が始まる。



©2014 Bruce Posner-Sami van Ingen. Moana © 1980 Monica Flaherty-Sami van Ingen. Moana © ℗1926 Famous Players-Laski Corp. Renewed 1953 Paramount Pictures Corp.



なお、本作の公開を記念して、2018年6月22日~8月25日の期間に、アテネ・フランセ文化センターでは「公開講座:ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容」が実施される。講座は5回にわたって行われ、貴重な参考映像の上映を交えながらさまざまな角度から各回のテーマを解説する。

映画『モアナ 南海の歓喜』は、2018年9月15日(土)より岩波ホールにてロードショー。

公開講座:ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容
「ドキュメンタリー」を生んだロバート・フラハティから見えてくるものとは何か?


<開催期間>
2018年6月22日~8月25日 5日間、計5回講座
<開催場所>
アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
<参加費>
全5回:3500円(事前予約)/4000円(当日)
当日1回:一般1200円、学生・シニア1000円
アテネ・フランセ文化センター会員:800円
<内容>
各回講師陣が様々な角度から、貴重な参考映像の上映を交えて、テーマを解りやすく解説、最終日(8月25日土曜)には、シンポジウムとともに、「ドキュメンタリー」の名称を考案したジョン・グリアスンとロバート・フラハティの貴重な作品を2本立てで上映。
<詳細>
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/fl/flaherty.html

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