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極限心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』最強の製作スタッフが誘うトラウマ的世界!
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極限心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』最強の製作スタッフが誘うトラウマ的世界!
© 2017 A24 Distribution,LLC
『イット・フォローズ』の製作陣が仕掛ける、極限心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』が11月23日(金・祝)より全国順次ロードショー。今回、本作のトラウマ的世界へと音楽で引き込んでいく新人作曲家ブライアン・マコーマーと数々のインディペンデント映画を彩る最強のプロデューサー2人を紹介する。
本作は『イット・フォローズ』の製作陣と2012年の設立以降『ムーンライト』、『エクス・マキナ』、『ア・ゴースト・ストーリー』など刺激的な話題作を放ち続ける気鋭スタジオA24が製作。監督は全米のインディペンデント映画賞を多数受賞した経歴を持ち、鬼才ジョン・ウォーターズ監督にその手腕を絶賛された88年生まれの新鋭トレイ・エドワード・シュルツ。主演は『ザ・ギフト』で長編初監督と主演を務めた実力派俳優ジョエル・エドガートン。監督の才能に惚れ込み、製作総指揮としても本作に参加した。よくあるホラー・スリラー映画とは少し違う角度から襲ってくる恐怖に目が離せなくなる極限心理スリラーだ。
劇中に流れる恐怖をあおる音楽が秀逸で、静かだがじわじわと恐怖が迫ってくる音楽がトラヴィスの苦しい精神を表現し、観客をトラウマ的世界へと引き込んでいく。本作で音楽を担当しているのは、作曲家・演奏家兼生物学者と異色の経歴を持つブライアン・マコーマー。ペンシルベニア大学でライム病の分子生態学を学ぶ傍ら、グラミー賞ノミネートのバンド、ダーティープロジェクターズの元メンバーという経歴を持つ。ドラマーとしては、アラーム・ウィル・サウンド、ビョーク、デヴィッド・バーン、ドゥードゥー・ンジャイ・ローズ、ミラ・カリックス、ザ・ルーツ、セイント・ヴィンセント、イェーセイヤーらのレコーディングに参加している。
2013年、活動の中心を映画音楽に移し、シュルツ監督の『Krisha』の音楽を手掛け、フィルムメーカー・マガジンがインディペンデント映画の新鋭25人に選出。2017年にはアメリカン・インディペンデント・フィルム・アワードで最優秀作曲賞を受賞している。前作『Krisha』に続いてブライアン・マコーマーを登用したシュルツ監督は「『Krisha』の時には音が際立つような音楽にしましたが、本作では観客を引き込むような没入感を意識していたので、あまり音だけが目立つような作りにはしなかったんです。意識すればこういう音を使っているんだなと分かるくらい、肌で感じる程度、そしてキャラクターにそぐうようなサウンドデザインを心掛けました」と、前作とは違ったアプローチの音楽を依頼したことを明かした。
また、本作でプロデューサーを務めるのはデイヴィット・カプランとアンドレア・ロア。数々の雑誌のランキングや賞で名前が挙げられ、名プロデューサーとして注目されている。デイヴィット・カプランは、ニューヨークを拠点にする制作会社アニマル・キングダム創設者の一人で、これまで手掛けてきた作品に『ショート・ターム』、『イット・フォローズ』、『浮き草たち』(Netflix配信)等がある。
もう一人のプロデューサー、アンドレア・ロアは、これまでジム・ジャームッシュ、スティーブン・ソダーバーグ、ジョン・ウォーターズ監督作品など数々のインディペンデント映画に携わっている。シュルツ監督は「A24のスタッフが脚本を読んで、デイヴィット・カプランと組んだらどう?と勧めてくれたのが最初でした。そしてデイヴィットがアンドレア・ロアを連れて来たんです。2人とはとてもいいコラボレーションが図れました。」と、名プロデューサーと組むことになったきっかけを語った。
これら最強の製作スタッフに支えられ、正体不明の“それ”へと追いつめられる、極限の心理スリラーが完成した。
ストーリー概要
夜やってくる“それ”の感染から逃れるため、森の奥でひっそりと暮らすポール一家。そこにウィルと名乗る男とその家族が助けを求めてやって来る。ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜入口の赤いドアは常にロックする」というこの家のルールに従うことを条件に彼らを受け入れる。うまく回り始めたかに思えた共同生活だったが、ある夜、赤いドアが開いていたことが発覚。誰かが感染したことを疑うも、今度はポール一家の犬が何者かによる外傷を負って発見され、さらにはある人物の不可解な発言…外から迫る、姿が見えない外部の恐怖に耐え続け、家の中には相互不信と狂気が渦巻く。彼らを追い詰める“それ”とは一体...。
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