【日本公開・邦題】
『ハウス・ジャック・ビルト』size="5">
2019年6月14日（金）新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国公開




ラース・フォン・トリアーの最新作『The House That Jack Built（原題）』が、『ハウス・ジャック・ビルト』の邦題で6月14日（金）に日本公開されることが決定した。

数々の話題作を世に送り出し、輝かしい受賞歴を誇る一方、あらゆるタブーに切り込みセンセーショナルな反響を巻き起こしてきた鬼才ラース・フォン・トリアー。問題発言によるカンヌ国際映画祭追放処分を受けてから7年。昨年の第71回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で、本作でカムバックを果たした。

舞台は1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する…。彼の５つのエピソードを通じて明かされる、“ジャックの家”を建てるまでのシリアルキラー12年間の軌跡を追う。

出演には、『クラッシュ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマット・ディロン、『ベルリン・天使の詩』で知られ惜しくも先日死去した名優ブルーノ・ガンツ、『ニンフォマニアック Vol.1』に続いての出演となったユマ・サーマン、『アンダー・ザ・シルバーレイク』のライリー・キーオらが名を連ねている。

昨年のカンヌ国際映画祭上映時は、途中退出者が続出したにもかかわらず、上映終了後はスタンディング・オベーションが鳴りやまないという賛否真っ二つに分かれた本作。アメリカではあまりの過激さにアメリカ映画協会（MPAA）が手を加えた修正版のみ正式上映が許された。先立って11月末にノーカット版を1日限定140館で上映したところ、全米興収ランキングでデイリー11位を記録し、物議を醸したという。そんな無修正完全ノーカット版がレイティングR18+にて日本上映が実現した。

なお、邦題を決定するにあたり、権利元を通じてトリアー監督に確認をしたところ、「本作においては、タイトル自体とても重要で、それを変えることは映画そのものを変えてしまうことにもなりかねない」との回答。ただし、公用語に冠詞（the）や関係代名詞（that）を持たない国でのタイトルについてはそれらを削除することが許可され、『ハウス・ジャック・ビルト』が邦題として決定したという。本作に強いこだわりを見せるトリアー監督が、新たに生み出した問題作に期待がかかる。

ストーリー

1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する…。彼の５つのエピソードを通じて明かされる、 “ジャックの家”を建てるまでのシリアルキラー12年間の軌跡。

公開情報

監督・脚本：ラース・フォン・トリアー
出演：マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス
全米公開：11月28日
原題：The House That Jack Built
R18+
配給：クロックワークス、アルバトロス・フィルム
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公式サイト：HouseJackBuilt.jp


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