読んで元気! 大宮エリーがオススメの「言葉の声出し」でハッピーになる方法



「言葉」を声に出してわかったこと


エリーさんは、「虹のくじら」を朗読するための本として出版されたとのことです。
「学校で先生が読み聞かせたり、生徒同士、お友達同士で朗読しあったり。OLさんが寝る前に声を出して見たり。読みやすいように文章も短くして。」
「声に出すと「はっ」となることってあるの。「言葉」を声に出すことで、言葉の持っている意味に自分が引っ張られる。それによって元気になったりしてもらえたらいいなと思っているんです。言霊健康法? みたいな。」


声にした言葉の持つ力が、その人の気分を変えていく。
エリーさんは、それを実践してもらうためのきっかけとして、今回「虹のくじら」と名付けたイベントを開催することにしました。

けれど、初めは朗読に対して特別な思いはなかったそうです。

はじめは詩の朗読なんて、ピンときてなかった


そもそも朗読にはそれほど興味を持てなかったというエリーさん。
そんなエリーさんが、初めて朗読に対して「お!?」と思ったきっかけは、谷川俊太郎さんのライブだったそうです。

「谷川さんの朗読ライブを見に行ったとき。谷川さん、自分の詩なのに噛んだりしてたんだけど、なんかすっごく グッ ときたんですよ。」

その後誘いもあって、少しづつ朗読ライブを始めてみたそうです。

「初めての朗読ライブ、上野の野外だったんだけど、観客に泣いてらっしゃる方がいて。それを見て私、もらい泣きしそうになったの。別にその方に話を伺ったわけじゃないんだけど、泣いてる理由がわかった気がして。で、そのとき、『これはなんかあるぞ、詩の朗読には』って思い始めた。」

「朗読でしか伝わらない、なんかがあるな…」と感じたエリーさんは、その後もライブを重ねます。

詩を酒のつまみに


「虹のくじら」を出版後の、ある高校で。
生徒達からの質問を受け付けたエリーさんですが、なかなか手を上げない少年が目についたそうです。

「うちに帰ってお風呂に入りながら、『今日、あれを聞いておけばよかったな…』って言うの、ナシだよ!!」

そう言うと、その少年は恐る恐る手をあげ、質問をしました。
質問は「なぜタイトルが『虹のくじら』なんですか?」と言うものだったそうです。
エリーさんはそのとき逆に、「君ならどういうタイトルにするの?」と聞き返しました。
すると少年は、
「僕なら『金木犀のことば』にします。」
と本に納められた別の詩のタイトルを挙げ、二人はしばらく詩の中にある「自尊心」という言葉を巡って話しをしました。
出会って間もない少年と、言葉の解釈をめぐって深い部分で話ができた。その体験を振り返って、エリーさんは言います。

「そのとき、詩をネタに話しをするって言うのはいいなと思って。 要はお酒で言うと詩をつまみに話しをしていくっていう。」
「いきなり深い話をしようと思っても難しいじゃないですか。 でも詩をきっかけに、周りの人と普段は話さないような深い話をしていくって、これは良いなと。そう考えたら使命を感じてしまって、ライブをやって実際にお見せしたいなと。」
「ゲストに気になる詩を聞いて、それをきっかけに音楽を演奏して、お話しをしていく。
音楽をただ聴くのもいいけど、映像と一緒に聴くと「スッ」と入ってくるじゃない。 言葉の解釈が早くなる。
それと同じで、詩に音楽が加わることで、どんどん立体的になっていくんです。 それを、さらにお客様と共有することで、どんどん言葉が広がっていく。」


朗読することで自分の気持ちを高める。他の人と、その想いを共有することで、さらに大きな言霊が生まれてくる。

今回のイベントでは、それを実際に体験していただくことを考えていらっしゃるそうです。

書籍「虹のくじら」がレシピ本なら、イベントでは実演してお見せする


「朗読のために作った本です。そう言われても、ちょっとわかりにくいかな、と思ったので、今回それを実践して見てもらうことにしました。」
「この本がレシピ本なら、イベントではこの本をもとに、調理をしてお見せする感じ。そうすれば本の使い方がわかる。」


詩の朗読に音楽を合わせることで、言葉が観客に伝わる。
そしてゲストと詩を巡るお話を進めることで、さらに観客の中で言葉が広がっていく。

そんな素敵な空間を、皆さんも体験して見ませんか?

イベント情報
「大宮エリーの音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」




<日時>
11月13日(水)大宮エリー×原田郁子



11月15日(金)大宮エリー×コトリンゴ×小沢一敬(スピードワゴン)





12月2日(月)大宮エリー×持田香織×おおはた雄一





12月4日(水)大宮エリー×キヨサク(UKULELE GYPSY・MONGOL800)



全公演 開場:18:00 開演:19:00
場所:草月ホール 東京都港区赤坂7-2-21


チケット料金 5,000円(税込)
※小学生以上要チケット(未就学児童でも座席が必要な場合はチケット必要)
一般発売開始 10月20日(日)

プレイガイド
ローソンチケット
0570-084-003 Lコード:79902
https://l-tike.com/ellie/
チケットぴあ
0570-02-9999 Pコード:167-024
https://w.pia.jp/t/ellie-t/
e+
https://eplus.jp/ellie/(パソコン・携帯)

LINE
https://ticket.line.me/sp/nijinokujira
お問い合わせ
DISK GARAGE
050-5533-0888(平日12:00~19:00)
詳しくは
http://ellie-office.com/news/4517/

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