特撮向上委員会
仮面ライダーシリーズの巨大マシンを振り返り!心奪われる理由とは…?
仮面ライダーシリーズの巨大マシンを振り返り!心奪われる理由とは…?
『仮面ライダー 令和 ザ・ファーストジェネレーション』公開まで二週間を切りました。
首を長くして待ちすぎてるからか、肩が凝ってたまりません。
001と1型がスクリーンでどんな活躍を見せてくれるのか。
「平成ジェネレーションズ」では過去のレジェンドライダーとの共闘がメインに置かれてましたから、冬映画で新仮面ライダーが見られるのは久しぶりということで、ワクワクしてしまうのも無理ありません。
映画への想いは、公開されてからここでまた爆発させていただくとして、今回はまた別の話を。
『仮面ライダーゼロワン』9話から登場した巨大ロボ、ブレイキングマンモス。
このブレイキングマンモス然り、前作「仮面ライダージオウ』に登場したタイムマジーン然り、仮面ライダーシリーズに度々登場する巨大マシンに心を奪われて仕方がありません。
そして僕の玩具購買欲を刺激しまくってきます。
仮面ライダーシリーズのメイン玩具は当然変身ベルト。
そこに武器だったりバイクだったりフィギュアが順次発売されていくのが通例だったんですが、この流れが変わったと個人的に思ったのは2006年に登場した『仮面ライダー電王』のデンライナー。
ライダーシリーズでこんなおもちゃも発売されるんだ、と驚いたのをよく覚えています。
劇中での活躍もあって買った方も非常に多かったんではないでしょうか。
この流れは次作の『仮面ライダーキバ』でも。
城とドラゴンが合わさったキャッスルドランの玩具パッケージは、仮面ライダーシリーズで見たことのない巨大なパッケージで、これまた購買意欲を刺激され悩みに悩んだ挙句買ってしまった25歳の自分。
それをさらに超えてきたのは、2作後の『仮面ライダーW(ダブル)』のリボルギャリー。
これに関しては悩むことはなくパッケージを即、手にとっていました。
そこからも『仮面ライダーフォーゼ』のパワーダイザー、『仮面ライダー鎧武』のスイカアームズ、『仮面ライダードライブ』のトライドロンと、途切れながらも続いてきた、この巨大おもちゃの流れ。
なぜこれらの商品にそそられるのか。
それはノスタルジーから来るものかと思われます。
巨大マシンといえばスーパー戦隊の専売特許だと思われる方もちらほらいらっしゃいますが、今はなきメタルヒーローシリーズでは戦隊マシンとかぶらないようにあの手この手を使ったマシンが発売されていました。
幼少期に培った、そこへの愛がブレイキングマンモスを見たときの高揚感に繋がってるんだと思います。
生まれる前の宇宙刑事シリーズでは「ギャバン」の電子星獣ドルや「シャリバン」のグランドバース、「シャイダー」のバビロスがあったんですが、僕が初めて見たスーパー戦隊以外のロボは「ジャスピオン」のダイレオン、そして翌年の「スピルバン」のグランナスカ、極め付けは「ジライヤ」の地雷神のたくましさ、美しさに、この歳になってもとらわれてるところがあります。
きっとこれのせいでしょう、『仮面ライダーW(ダブル)』30話。
亜樹子が夢の中でWに変身するんですが、まるでギャバンのようにポーズをとってリボルギャリーを呼ぶシーンを見たときの興奮ったらありませんでした。
今年のクリスマス、息子にちょうどブレイキングマンモスをねだられていますが、買ってあげた際には息子が眠った後にブレイキングマンモスで遊び倒そうと思ってます。
(文:篠宮暁)
【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
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