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2020年03月06日

『スケアリーストーリーズ 怖い本』プロデューサー インタビュー映像独占公開!最恐モンスター誕生の秘密

『スケアリーストーリーズ 怖い本』プロデューサー インタビュー映像独占公開!最恐モンスター誕生の秘密




人間の女性と異形の生き物との愛を描いた『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回米アカデミー賞®監督賞を受賞し、名実共に世界的フィルムメーカーとなったギレルモ・デル・トロ。彼がオスカー受賞後はじめて企画・製作し、ストーリー原案を担当した『スケアリーストーリーズ 怖い本』が全国で公開を迎え、話題となっている。

今回シネマズ 独占で解禁となるのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』でギレルモ・デル・トロとタッグを組み、本作のプロデューサーを務めたJ・マイルズ・デイルのインタビュー映像。デイルは、過去デル・トロと組んでホラー映画『MAMA』(2013)や「ストレイン 沈黙のエクリプス」シリーズ(2014~2017)、『シェイプ・オブ・ウォーター』をプロデュース。そして、現在はデル・トロが監督、脚本、製作を務め、ブラッドリー・クーパー主演の『ナイトメア・アレイ(原題) / Nightmare Alley 』を手掛ける。本映像はデイルならではの観点で、ウーヴレダル監督について、クリーチャー制作の裏側、そして本作での恐怖体験について語られており、映画の世界観に没入できる内容となっている。



早速デイルは、デル・トロが「今作を任せられる監督は彼しかいない」と大抜擢したウーヴレダル監督について、「緊張感やおどろおどろしさを出すのが上手なんだ」とその演出の腕前を絶賛。さらに、「(ウーヴレダル監督の作品は)セリフは多くなく、大部分が映像を通して語られていて、力強い映像が求められる本作に適任だと感じたんだ」と、過去作の『トロール・ハンター』(2010)や『ジェーン・ドウの解剖』(2016)で披露した巧みな映像描写が本作には欠かせない要素であったことを明かす。

続けて、本作について「今、怖いと思っているものか、説明できない恐怖が、自分の物語として綴られるんだ。この作品の怖さは、自分が恐れているものに気づき、その恐怖と対峙しなくてはならないというところなんだ」と“いちばん怖い何か”と対峙せざるを得ない状況を作り出す本の怖さを解説。短編集である原作から選ばれたいくつかの話を一つのストーリーとして構成するために、自身で物語を書いていく超自然的な本という設定は、デル・トロが考えた。それによって、観客は映画の登場人物一人ひとりに物語が訪れる様子を見るという、スリル満載の体験をすることになったのだ。




そして、デイルは過去何度か仕事をした間柄だからこそわかる視点で、デル・トロの仕事ぶりについて熱く話す。「デル・トロは、これまでもプラクティカル・エフェクト(CGを使わずに特殊メイクなどで作り出す特殊効果)を多く使ってきた。彼はどんな技法でも使いたい人だから、特殊効果はもちろん、動きだったり、色味だったり、CGによってより良くなるなら使わない手はない。本作のクリーチャーはすべて“本物”だよ」と、特殊造形のチームやモンスターを演じる俳優陣と一緒にあらゆる手段を駆使しCGのキャラクターではなく“本物”のモンスターを追い求めたことを明かす。

その中でも、「ストレンジャー・シングス」でデモゴルゴンとして世界中を恐怖に陥れたスーツアクターのマーク・スティガーは、【ペール・レディ(青白い女)】や、【カカシのハロルド】を演じ、生々しさ不気味さと、とんでもない迫力を醸し出している。彼のような名優に助けられ生み出されたモンスターの“本物”の動きによって、本作にさらに恐怖さが増していく。




デイルはメッセージの締めくくりとして「この作品では、アナログとデジタルの技術による融合が本当にうまくいったんだ。なるべくアナログでやるのがベストだけど、使えるものはすべて使うよ」とニヤリと笑いながら自信ありげにアピール。アナログの表現のみにこだわるのではなく、最新技術も柔軟に取り入れることで、ホラー映画史上に名を残すであろう最恐のモンスターたちが誕生した。

ストーリー


読むな危険。その本は、絶対に開いてはいけない―
ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは一冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。持ち帰った次の日からひとり、またひとりと仲間たち消えていく。そして、その“怖い本”には毎夜ひとりでに新たな物語が書かれていくのだ。
主人公は消えた仲間たち。彼らが“いちばん怖い”と思うものに襲われる物語がそこにあった。次の主人公は誰なのか? 彼らはどこへ消えたのか?“怖い本”の呪いからはだれひとり逃げられない―。

作品情報


『スケアリーストーリーズ 怖い本』
2月28日(金)新宿バルト9ほか全国公開
監督:アンドレ・ウーヴレダル(『ジェーン・ドゥの解剖』)
ストーリー原案・製作:ギレルモ・デル・トロ
原作:アルビン・シュワルツ編「スケアリーストーリーズ 怖い本」シリーズ(岩崎書店刊)
出演:ゾーイ・コレッティ、マイケル・ガーザ、ガブリエル・ラッシュ、オースティン・エイブラムズ、ディーン・ノリス、
ギル・ベローズ、ロレイン・トゥーサント
2019/アメリカ/英語/108分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:Scary Stories to tell in the dark/字幕翻訳:金関いな
配給:クロックワークス
公式サイト:scarystories.jp
公式ツイッター&インスタグラム:@scarystoriesjp
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