「超英雄祭2020」のブルーレイがついに発売!鳥肌立ちまくりの内容をレビュー
■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会
ついに発売されました『超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2020』のブルーレイが。
まだ自粛のじの字も頭になかった今年の1月22日に横浜アリーナで行われた東映特撮最大級のお祭りがやっと見返せるということで、家に届いてからひたすらリピートしております。
というのも、このブルーレイ特典の『仮面ライダーゼロワン』キャストと『騎士竜戦隊リュウソウジャー』キャスト合同コーナー「ヒーロートーク頂上決戦」にMCとして出演していたのですが、イベントが行われている裏でこのコーナーを収録していたため、本編をほとんど見ることができなかったのです。
ちなみにスペシャルディスクに収録された「ヒーロートーク頂上決戦」は不破さんこと岡田龍太郎さんの魅力が爆発しており、そしてそんな岡田さんにピリピリするバンバこと岸田タツヤさんも最高だったのでぜひ見ていただきたいです。
ということで、ほぼ初見に近い状態で「超英雄祭2020」を見たわけですが、とにかく鳥肌が止まりませんでした。
その本編の感想を遅ればせながら書かせていただきます。
超英雄祭当日、見たい見たいと願いつつも結局見ることが叶わなかった、宮内タカユキさんのステージからまず再生。
『超電子バイオマン』からもう泣ける。
数年前に大病を患われてるのにも関わらず、横浜アリーナの12000人のお客さんを盛り上げる圧倒的パワー、大袈裟ではなく魂が震える歌声を聞いて画面に釘付け。
『仮面ライダーBLACK RX』のパートでは、とにかく演出がめちゃくちゃシビれる。
シャドームーンからのブラックは流石に叫んでしまいました。
その後に、宮兄の「ウェイカップ!」の雄叫びから入るイントロに鳥肌が立たない人なんているのでしょうか。
宮内タカユキさんと同じくらい幼少期の頃から1000回以上聞いてきた影山ヒロノブさんもすごかった。
実はこの「超英雄祭」には我が息子も観客として見に行っておりまして、『宇宙戦隊キュウレンジャー』や『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に「リュウソウジャー」とリアルタイムで聞いてきた楽曲に、妻曰く興奮しまくりだったみたいなんですが、帰り道に口ずさんでいたのはなんと初めて聞いたはずのジェットマンだったみたいです。
その日から親父に歌ってくれという要望の第1位は「ジェットマン」になりました。
発売から30年近く経った今も、いまだ子供の心に刺さる楽曲なんだと改めてこの歌のすごみを感じました。
ステージ上では歌とともにジェットマン達が動き回ってるんですが、もうスーツのフォルム自体に昔から魅了されてるせいか、レッドホークとブラックコンドルが肩を組んでいるのを見て涙腺が一気に緩んでしまいました。
映像そのものでも鳥肌が立つんですが、お客さんが歓声を上げるポイントでも鳥肌が立ってしまいます。
「そうやんな、ここは叫んじゃうよな」って具合に。
ここまではノスタルジーからくる鳥肌でしたが、後半は単純にカッコ良すぎての鳥肌が。
平成ライダーのアーティストはJ-POPに多大な足跡を残されてきた方達ばかりなので、そのステージパフォーマンスにはただただ心地よく圧倒されっぱなしです。
松岡充さんの『W』は、大道克巳としてNEVERのジャケットを羽織っての登場。最後には会場を煽りに煽ってのエターナルへの変身。
後半には『SURPRISE-DRIVE』で再び登場されるんですが、アリーナ全体が俺のファンだろと言わんばかりの迫力。
そしてそれに飲み込まれる客席。
ライダーの輝きに決して負けないロックスター。
土屋アンナさんもすごかった。
なんでしょう、場数の違いでしょうか? 修羅場をくぐり抜けてきた数が違うからでしょうか?
お会いすると決して大きい方ではないんですが、画面ではとてつもなく大きく見えます。
『Switch-On!』も最高ですが、いつか生で僕が大好きな『仮面ライダーフォーゼ』劇場版のエンディング『Voygers』を聞いてみたいものです。
でも、なんといっても今年は「ゼロワン」が主役ですから、とにかくトリがとんでもなかった。
J×Takanori Nishikawaの最強タッグが歌う『REAL×EYEZ』で我が家はどんちゃん騒ぎ。
西川さんのゼロワンドライバーを模した衣装もカッコ良すぎ。
リフレインされる「ゼロワン」のフレーズを家族みんなで大合唱。
そして大興奮のまま流れる大円団のエンディングに、急に僕が映って心臓がバクバク。
映像に入り込みすぎてしまっていたせいか、自分が出演してたことをすっかり忘れて見ていたところに突如自分が現れたもんだから、驚いてしまいました。
こんなとてつもないステージに、自分が立ってたなんて信じられません。
ブルーレイを見て、その幸せを再度噛みしめさせていただきました。
ありがとうございました。
(文:篠宮暁)
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