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2020-09-26

ニュース

『100日間のシンプルライフ』ほか、こんな時代だからこそ観たい実話映画が続々公開!



© 2018 Pantaleon Films GmbH / Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG / WS Filmproduktion / Warner Bros. Entertainment GmbH



事実は小説より奇なり!?映画、ドラマ、小説など数々の創作のモチーフになるのがあっと驚くような実話の数々。実際にあった出来事だからこそより共感や感動することのできる作品が多数あり、今年も期待作がまだまだ目白押し。今回はウィズコロナの時代だからこそ胸に響くようなメッセージが込められている実話をベースにした映画作品を紹介する。

『100日間のシンプルライフ』(12月4日公開)


裸一貫、所持品ゼロから始まるトンデモバトル!?




© 2018 Pantaleon Films GmbH / Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG / WS Filmproduktion / Warner Bros. Entertainment GmbH


主人公は、親友でビジネスパートナーでもあるパウル(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ)とトニー(マティアス・シュヴァイクホファー)。趣味も趣向も性格も異なる2人はあることをきっかけに大ゲンカ。そして裸一貫、所持品ゼロの状態から、必要なモノを1日1つずつ取り戻し100日間生活するというとんでもない勝負を行うことになる…!究極のミニマリズム生活を送る2人がモノを持たないことで見つけた答えとは!?

本作のベースとなっているのは、すべての持ち物をリセットした青年の365日の実験生活を記録したフィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』。裸一貫からモノと向き合い、必要なモノを厳選していくリアルな様子を描き、映画公開後には多数の実験フォロワーが誕生した話題作だ!

『100日間のシンプルライフ』では、この実験生活を大金をかけ2人のイケメンがコミカルなバトルを繰り広げるストーリーに大胆に脚色。さらにビジネスや恋愛、友情や家族など様々なエンタメ要素を加えたことにより観やすさが増し、自然と2人のバトルを自分だったらどうだろう?と考えながら観ることができる。そしてパウルとトニーがモノの価値に気づいたとき、見えてくる本当の“幸せ”とは何かを、観ている人も改めて考えてしまうことだろう。

『461個のおべんとう』(11月6日公開)


親から子へ送る、3年間の“おいしいラブレター”




©2020「461個のおべんとう」製作委員会


長年連れ添った妻と離婚した鈴本一樹(井ノ原快彦)は、自分を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)への罪悪感に苛まれつつ、日々を送っていた。そんな時、重なるように虹輝が高校受験に失敗、それでも好きなことをして育ってくれたらいいと一樹は考えていた。しかし虹輝の出した答えは「高校に行きたい」だった。翌年見事合した虹輝から、昼食はお父さんのお弁当がいいと頼まれる一樹。この瞬間に「3年間、毎日お弁当を作る」「3年間、休まず学校へ行く」という大切な約束が生まれるのだった。お弁当を通して伝わる父と息子の想い。怒涛のお弁当づくりが今始まる!

「料理本で泣いたのははじめて」、「家族の意味を考えさせられる」といった大反響のあったの渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)のエッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を実写映画化した本作。3年間どんな時でも愛情あふれる弁当を作る父親役を井ノ原快彦、多感な時期を送る息子役を「なにわ男子」の道枝駿佑が演じることでも話題の本作。作ってくれた人の顔が浮かんだり、心が温かくなったり、想いを伝えることができるお弁当。そんな活力みなぎる栄養満点ムービーだ。

『フェアウェル』(10月2日公開)


余命わずかの祖母についた優しい嘘




(C)2019 BIG BEACH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


末期がんをわずらった祖母のもとに海外で暮らしていた親戚一同が、従兄弟の結婚式を理由に中国に戻ってくる。その中で、ニューヨークで育ったビリー(オークワフィナ)は、病状を本人に明かし、残りの人生を悔いなく過ごせるようにした方がいいと主張するが、ビリーの両親を含めたほかの親族たちは、中国では助からない病気は本人に告げない伝統があると反対する。そして、「さよなら」の代わりに家族が伝えたこととは…?

1983年に中国の北京に生まれ、アメリカのマイアミで育ったルル・ワン監督が自身の体験に基づき描いた物語。『クレイジー・リッチ!』で高く評価されたオークワフィナが祖母を大切にする孫娘役を魅力たっぷりに演じ、本作で第77回ゴールデングラブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル)を受賞している。

余命について話すことを周囲に止められ葛藤の中過ごすビリーは、祖母・ナイナイから逆に元気をもらっていく。かえって思いつめていくビリーであったが、いくつものハプニングが起き、帰国の日が徐々に近づいてきてしまう。悩みつつも感情をぶつけ合い、悲しみを慰め合いながら、絆を確かめ合うビリーや家族たち。帰国の朝を迎えたビリーがナイナイに伝えたことは、世界中の誰もが胸を熱くするようなハートフルなメッセージ。家族の大切や愛について振り返りたくなること間違いなしの感動作が誕生した! 


『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』(10月9日公開)


“最もお金のかかる街”となったサンフランシスコで家を買う




(C)2019 A24 DISTRIBUTION LLC.ALL RIGHTS RESERVED.


サンフランシスコで生まれ育ったジミー(ジミー・フェイルズ)は、祖父が建て、かつて家族と暮らした思い出の宿るヴィクトリアン様式の美しい家を愛していた。地区の景観とともに観光名所になっていたその家は、ある日売りに出される。

再びこの家を手に入れたいと願い奔走するジミーと彼を支える友人のモント(ジョナサン・メジャース)。いまや“最もお金のかかる街”となったサンフランシスコで、彼は失くしたものを、自分の心の在りどころであるこの家を取り戻すことができるのだろうか。

都市開発・産業発展によって“最もお金のかかる街”となったサンフランシスコで暮らすジミー・フェイルズの実体験を、第89回アカデミー賞作品賞に選ばれた『ムーンライト』のA24と映画制作会社プランBが再びタッグを組み映画化。当事者であるジミーが主演を務め、ジミーの幼なじみであるジョー・タルボットを監督に起用。住み慣れた街の通りをたむろする若者たちには、ジミーの友人やアーティスト仲間など、実際にサンフランシスコ在住の人たちを登場されることで、リアルな街の空気感や様子を描くことに成功した。家というかけがえのない場所を取り戻すために奮闘する中で、すれ違いを繰り返していた家族との関係や自らの存在を自問していくジミー。失くしたものを取り戻したいという彼の抱く等身大の想いは今の時代を生きる私たちに温かい余韻を残す。

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