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2020年11月27日

2021年大河ドラマ「青天を衝け」第2弾キャスト発表

2021年大河ドラマ「青天を衝け」第2弾キャスト発表

幕末から明治の時代を生きた渋沢栄一を描く2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」。吉沢亮が渋沢栄一を演じることで期待が高まる本作だが、この度第2弾のキャストが発表された。



第2弾キャスト20名

徳川家では、第12代将軍・徳川家慶役に吉幾三、第13代将軍・徳川家定役に渡辺大地、家定の正室・篤君(天璋院)役に上白石萌音、家定の乳母・歌橋役に峯村リエが演じる。一橋家では、慶喜の養祖母・徳信院役に美村里江、慶喜の正室・美賀君役に川栄李奈が演じる。

江戸幕府からは、大老・井伊直弼役を岸谷五朗、老中・阿部正弘役を大谷亮平、老中・堀田正睦役を佐戸井けん太、海防掛・永井尚志役を中村靖日がそれぞれ演じ、さらに福井藩では、藩主・松平慶永(春嶽)役に要潤、藩士・橋本左内役に小池徹平が演じる。

栄一の故郷の人々では、尾高家の母・尾高やへ役に手塚理美、尾高惇忠の妻・尾高きせ役に手塚真生、栄一に影響を与える人々では、岡部藩代官・利根吉春役に酒向芳、剣術家・真田範之助役に板橋駿谷、儒学者・大橋訥庵役に山崎銀之丞、水戸藩士・藤田小四郎役に藤原季節が演じる。

このほか、慶喜の母・吉子(登美宮)役として原日出子、米国海軍軍人マシュー・ペリー役のモーリー・ロバートソンが出演する。

今回発表の新キャストについて、主演の吉沢亮は「大先輩から同年代の方まで、世代を代表するすばらしい役者さんたち。江戸の皆さんとはなかなか会えないかもしれませんが、江戸で生まれる風を受けて、僕たち血洗島の若者たちも新たな風を生み出していきます。一緒に『青天を衝け』を作っていけることが楽しみです」とコメントしている。

題字も決定

今回のキャスト発表に合わせて「晴天を衝け」の題字も発表された。


杉本博司コメント

私は現代美術の畑を耕してきましたが、最近では舞台に軸足を移しています。近年、杉本文楽と呼ばれるようになった「曾根崎心中」の近松門左衛門初版本に基づく復曲もその一つです。そこで私は近松の時代、江戸時代の舞台を、電灯のなかった時代の光を演出しました。今回その江戸時代が開けて明治になる、その新しい時代へと向かう光を意識して題字に挑みました。渋沢栄一が見たヨーロッパ、そしていち早くその文化と経済の真髄しんずいを見抜いた慧眼けいがん。まさに近代日本という青天を開くために暗雲の江戸を衝つき、輝かしき万札の顔となる人物。その人にふさわしき題字を心に描き、運筆いたしました。

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