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2021年01月22日

『僕が跳びはねる理由』公開決定&ポスタービジュアル|日本人著者のベストセラーをドキュメンタリー映画化

『僕が跳びはねる理由』公開決定&ポスタービジュアル|日本人著者のベストセラーをドキュメンタリー映画化


会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹がわずか13 歳の時に執筆した作品『自閉症の僕が跳びはねる理由』をもとにドキュメンタリー映画化された『The Reason I Jump』が、邦題『僕が跳びはねる理由』として4月2日(金)に日本公開が決定。ポスタービジュアルが解禁された。

本作は、「自閉症と呼ばれる彼らの世界が“普通”と言われる人たちと、どのように異なって映っているのか?」を世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して追い、明らかにしていく。そして「自閉症者の内面がその行動にどのような影響を与えるか」を斬新な映像表現や音響効果を駆使し、彼らが見て・感じている世界をあたかも疑似体験しているかのように体感できる、これまで誰も観たことのなかった驚きと発見に満ち溢れている。

東田による原作『自閉症の僕が跳びはねる理由』を英訳したのは、トム・ハンクス、ハル・ベリー主演の映画『クラウド・アトラス』(2012)の原作などで知られるイギリスのベストセラー作家デイヴィッド・ミッチェルとその妻ケイコ・ヨシダ。日本に滞在していた経験もあるデイヴィッド・ミッチェルは自らも自閉症の息子を育てており、対応に困り果てていた我が子の行動に対する疑問の答えをこの書籍の中に見つけ、「世界中の自閉症の子を持つ親にもこの本を読んで欲しい・伝えたい」という願いから翻訳、2013 年『The Reason I Jump』として出版した。

現在では世界30 か国以上で出版され、瞬く間に117 万部を超えるベストセラーとなり、その後、この英語版書籍『The Reason I Jump』が、本作にも出演しているジョスの両親(本作のプロデューサーを務めるジェレミー・ディアとスティーヴィー・リー)の目にとまったことで、映画『僕が跳びはねる理由』が誕生した。

デイヴィッド・ミッチェルは「東田直樹の『自閉症の僕が跳びはねる理由』がそうであるように、この映画は私たちに“普通とは何か?”という抽象的な疑問を改めて我々に問いかけている。自閉症と自閉症ではない人たちの世界を繋ぐ架け橋となる、優しい革命的な作品だ」とコメントを寄せている。

作品情報

原作:東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)
翻訳原作:『The Reason I Jump』(翻訳:デイヴィッド・ミッチェル、ケイコ・ヨシダ)
監督:ジェリー・ロスウェル プロデューサー:ジェレミー・ディア、スティーヴィー・リー、アル・モロー
原題:The Reason I Jump/2020 年/イギリス/82 分/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:高内朝子/字幕監修:山登敬之/配給:KADOKAWA
【公式HP】https://movies.kadokawa.co.jp/bokutobi/

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©︎2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc., The British Film Institute

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