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『ブレイブ -群青戦記-』から連想される国産タイムスリップSF映画!


歴史は自衛隊に
何をさせようとしているのか?

『ブレイブ -群青戦記-』で高校生たちがタイムスリップするのは戦国時代。



となると、最初にピンと来る映画こそは、1979年の『戦国自衛隊』でしょう。

文字通り戦国時代にタイムスリップした自衛隊員たちが長尾景虎(後の上杉謙信)と共闘し、武田信玄率いる2万の大群と川中島の決戦に臨むという奇想天外スペクタクル・アクション大作。

「歴史は俺たちに何をさせようとしているのか?」というキャッチコピーとともに、当時クリーンヒットを飛ばした話題作です。

戦車やヘリなどの近代兵器と戦国武者たちの戦いの絵図は、もうそれだけで映画的興奮をもたらすに足る優れもの。

主演兼アクション監督の千葉真一の夢をかなえた意欲作でもありました。



そう、『戦国自衛隊』の主演は『ブレイブ』主演の新田真剣佑の実父・千葉真一というのも何かの奇縁ではあるでしょう。

なお、この映画、半村良の同名原作小説から設定のみを借りたもので、特に後半はほぼオリジナルの展開となりますが、逆に映画『ブレイブ』はかなり半村良の小説の影響を受けたと思しき個所も多々見受けられます。

そして半村小説を原案に、福井晴敏がその続編的雰囲気を匂わせる映画用のプロットを作って製作された『戦国自衛隊1549』(05)は、1547年にタイムスリップした自衛隊員たちの救出作戦を描いたもの。織田信長も重要な役割で登場します。

また自衛隊のタイムスリップという設定のみいただいたTVドラマ「戦国自衛隊 関ケ原の戦い」(06)はタイトル通り、自衛隊員が関ヶ原の戦いに巻き込まれていくのでした。

戦時中にタイムスリップしたら
やはり戦争に巻き込まれる?

太平洋戦争の時代にタイムスリップした映画もあります。



戦後50年を記念して製作された『きけ、わだつみの声 Last Friends』(95)では、大学ラグビー部部員がタイムスリップし、学徒動員のひとりとして戦争に巻き込まれていくエピソードが、いくつかの集団劇の中で描かれてきます。

魂が戦争末期へタイムスリップし、特攻隊員の身体と入れ替わってしまった売れないお笑い芸人コンビの運命を描いた今井雅之・脚本・主演の戯曲「WINDS OF GOD」は1988年に初演されて以来好評を博し、1995年に奈良橋陽子監督のメガホンで映画化し、今井は数々の映画新人賞を受賞。

この後も2005年にTVドラマ化。翌2006年には、現代のアメリカ人お笑いコンビの魂が戦時下の特攻隊員と入れ替わるという,

全編英語台詞の『THE WINDS OF GOD-KAMIKAZE-』今井自らの監督・主演で完成させています。

『ゴジラVSキングギドラ』(91)では、未来人の警告を受けて、恐竜(ゴジラザウルス)が核実験を浴びてゴジラになる前に対処すべく、日本政府から派遣されたチームが戦時中へタイムリープ。

しかし実はこれが未来人の罠で……という『ゴジラ』シリーズならではのSFと戦争の要素をドッキングさせたユニークな設定が話題となりました。

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(C)2021「ブレイブ 群青戦記」製作委員会 (C)笠原真樹/集英社