【徹底解説】KinKi Kidsコンサート、ぶっちゃけ「どれから観ればいい?」
【エピソード5:KinKi Kids 2010-2011〜君も堂本FAMILY〜】
タイトルの通り、シンプルかつストレートにKinKi Kidsを感じられるコンサート。シングル曲も多く、間違いなく良いセットリストなので、初見の人にも力強くおすすめしたい。青春時代にKinKi Kidsを聴いていた人たちは絶対に楽しめるコンサートだ。中でも、2人が合作で作った曲のメドレーは必見。
このコンサートのオープニングでは、対称的に位置するムービングステージにいた2人がステージごと少しずつ近づき、ステージが1つになったときに、2人同時に前へ歩き出すという演出で始まる。2人はただ前をまっすぐと見据えているだけというシンプルで洗練されたオープニング。そして始まる1曲目は2人の合作でツアータイトルにも含まれている「Family 〜ひとつになること」。2人の奇跡ともいえる相性が良い歌声を堪能出来る。剛が作詞した中に“つよい光”というKinKi Kidsを表す歌詞があることにも注目だ。
シングル曲以外にもファンに愛されてきた楽曲が続くこともあり、見どころだらけのコンサートだが、やっぱり強くおすすめしたいのは2人の合作たち。「好きになってく 愛してく」からはじまり「Family〜ひとつになること」まで9曲を連続で披露する。2人の合作といえば「愛のかたまり」が有名だけれど、他の楽曲も最後まで聴いてみてほしい。
2人が作る曲は明るい曲は少ないが、どこか切なくてロマンティックだ。セット全体がモニターになっており、巨大スクリーンが映し出す宇宙の中で、真ん中で2人がポツンと並んで歌う演出は映像で観ても圧巻。もちろん全部観てほしいけれど、このコーナーだけ観てもKinKi Kidsの素晴らしさが伝わると思うほど、魅力がぎゅっと詰め込まれているコーナーだ。この9曲だけでギターを演奏するKinKi Kids、しっとり歌うKinKi Kids、ダンスするKinKi Kidsすべてが楽しめる。
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