公開情報

ニュース

2021年06月01日

『ジュゼップ 戦場の画家』場面写真一挙解禁|8月13日公開決定!

『ジュゼップ 戦場の画家』場面写真一挙解禁|8月13日公開決定!



ヨーロッパの映画賞を総ナメにし、第8回東京アニメアワードフェスティバルでは審査員をつとめた片渕須直監督が絶賛。長編コンペティション部門グランプリと東京都知事賞のW受賞を獲得した『JOSEP(原題)』が、邦題『ジュゼップ 戦場の画家』として、8月13日(金) 全国公開決定。場面写真と片渕監督からの絶賛コメントが到着した。

1939年、スペイン内戦により、避難先のフランスの強制収容所で難民となった実在の画家ジュゼップ・バルトリ。人間の尊厳を踏みにじられる過酷な状況のなか、あるフランス人憲兵との間に有刺鉄線を越えた友情が芽生える。愛する人との再会を胸に、どんな現実も描くことで戦い続けた––。



メガホンをとったのは、フランスの全国紙「ル・モンド」などのイラストレーターとして活躍してきたオーレル。ジュゼップが収容所で記した鮮烈なスケッチに触発され、自らのペンで伝えたいと駆り立てられた。この偉大な先人の作品に初めて接したときから、10年の歳月を費やして遂に本作を完成させ、華々しい長編アニメーション監督のデビューを飾った。

脚本はロベール・ゲディギャン監督『マルセイユの恋』(96) 、『キリマンジャロの雪』(11)で知られるジャン=ルイ・ミレシがつとめ、製作は『戦場でワルツを』(08)のセルジュ・ラルーと、豪華スタッフ陣が集結した。



今回解禁された場面写真では、強制収容所でスケッチをするジュゼップ (main)、 かつて収容所の憲兵だったセルジュが、孫のヴァランタンと話している場面(sub1)、収容所で描かれたジュゼップ ・バルトリの力強いスケッチがアニメーションと融合している圧巻のシーン(sub2)、ジュゼップが収容所からメキシコに亡命を果たした後に出会った女性画家フリーダ・カーロの姿(sub8)、老いてもなお筆を持ち続けるジュゼップ・バルトリ (sub6)と、激動の時代を生き抜いた画家の人生が鮮やかに切り取られている。

コメント

片渕須直監督(『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』)

「時の流れの向こうに残してきた人々。時はどこから来てどこへ流れてゆくのか。それは何かを浄化してくれるのか。それとも、苦しみを苦しさとして残したまま漂うのか。ジュゼップならどう答えてくれるだろう?」

ストーリー

1939年2月。スペイン内戦の戦火から逃れた大勢の難民が南フランスに押し寄せる。フランス政府によって強制収容所に入れられた難民たちは、劣悪な環境のもとで飢えや病気に苦しみ、監視役のフランス人憲兵たちはことあるごとに虐待を加えていった。そんな中、粗末な小屋の壁や地面に黙々と絵を描いているジュゼップ・バルトリという画家がいた。新米の憲兵セルジュは先輩の憲兵たちの目を盗み、ジュゼップに紙と鉛筆を与え、ふたりの間にはいつしか有刺鉄線を越えた友情が芽生える。セルジュはジュゼップがスペイン脱出の際に離ればなれになった婚約者がいたことを知り、再会を夢見る切なる思いに触れ、彼女を探すのを手伝うが…。

作品情報

監督:オーレル 脚本:ジャン=ルイ・ミレシ (『幼なじみ』、『キリマンジャロの雪』)
2020年/フランス・スペイン・ベルギー/仏語・カタロニア語・スペイン語・英語/74分/シネマスコープ/カラー/5.1ch/原題:JOSEP/日本語字幕:橋本 裕充 
配給:ロングライド 
longride.jp/josep/

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

©️Les Films d'Ici Méditerranée - France 3 Cinéma - Imagic Telecom - Les Films du Poisson Rouge - Lunanime - Promenons nous-dans les bois - Tchack - Les Fées Spéciales - In Efecto - Le Mémorial du Camp de Rivesaltes - Les Films d'Ici - Upside Films 2020

RANKING

SPONSORD

PICK UP!