『ボヘミアン・ラプソディ』だけじゃない!QUEENの名曲が使われた映画8選


「本編」編(4作品)

『ピクセル』




80年代のアーケードゲームキャラに擬態した異星人が、人類を襲うSFファミリー映画『ピクセル』では、冒頭のゲームシーンから『We will rock you』が登場。

戦いに挑む主人公を奮い立たせるように音楽が使用されており、劇中で再びこの楽曲が登場するシーンでは、観客の誰もが興奮してしまうはず。
まるで遊園地のアトラクションに参加しているようなワクワク感と映画ならではと言える夢のような名シーンにも注目です。

『テッド』




カルト的人気を誇るヒーロー映画『フラッシュ・ゴードン』に起用されたことで有名な楽曲『Flash』は、大人向けコメディ映画『テッド』で、重要な役割を果たします。

冴えない中年オヤジ・ジョンと、命を持った暴言連発テディベア・テッドとの友情を描いた本作では、彼らの関係性を象徴する映画として『フラッシュ・ゴードン』が登場し、それに合わせて、思わぬ形で『Flash』が流れることに……。

詳しくは、本編のネタバレになってしまうので避けますが、本楽曲ならびに『フラッシュ・ゴードン』が好きな方であれば、テンションが上がるに違いない素晴らしいオマージュシーンが登場します。

『ベイビー・ドライバー』




近年の映画ファンに絶大な支持を集めた作品『ベイビー・ドライバー』でも、QUEENの楽曲は使われています。

本作で使われていた曲は、QUEENデビュー初期の1974年にリリースされた『Brighten rock』。

全編を通して名曲の使い方が素晴らしい本作ですが、その中でも本楽曲のインパクトは強烈と言えます。
流れる時間はわずかですが、激しくかき鳴らされるギターの音色や打ち付けるドラムのサウンドに、胸が高鳴る一曲です。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』




『ベイビー・ドライバー』と同じく、エドガー・ライト監督がメガホンをとったコメディタッチのゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』では『Don't stop me now』が登場。

終盤のバトルシーンでゾンビと戦う主人公たちと共に本楽曲が流れ、陰湿になりがちなゾンビ撃退シーンが軽快に描かれていきます。

ファンの中でもこの場面を名シーンとして挙げる方は多く、映画を盛り上げるうえで、いかにQUEENの名曲が重要なのかを再認識させてくれる作品にもなっています。


以上、QUEENの名曲が使われた映画8本を紹介しました。

アメコミ原作にファンタジー、アクションからゾンビ映画に至るまで、ジャンルにとらわれず、様々な作品に起用されてきたQUEENの楽曲たち。

世代を越えて愛される名曲の数々は、これからも様々な映画作品を彩っていくことでしょう。

これらの作品を観て、QUEENに興味を持った方はぜひ彼らの楽曲を改めて聞いてみてはいかがでしょうか。

(文:大矢哲紀)

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