「彼女はキレイだった」第3話レビュー:宗介の優しさが垣間見える第3話 ついに本当の初恋の人に気がつく?(※ストーリーネタバレあり)
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「Sexy Zone」の中島健人と小芝風花がW主演をつとめるドラマ「彼女はキレイだった」が、2021年7月6日放映スタートした。
パク・ソジュン主演で話題となった韓国ドラマのリメイク作となる本作は、太った気弱な少年からイケメンエリートへ成長した長谷部宗介と優等生美少女から残念女子へと変貌した佐藤愛の“すれ違う初恋”を描くラブストーリー。
本記事ではその第3話をcinemas PLUSドラマライターが紐解いていく。
「彼女はキレイだった」第3話レビュー
ちょっと待って、もう誰を応援すればいいんだ!
酔った勢いで宗介に電話をし、自分があの「佐藤愛」だと暴露していた前回。が、樋口が電話を切ってくれていてことなきを得る。
ただ、樋口には愛と宗介が小学校の同級生であること、宗介が愛の初恋の相手だということがバレる。愛への気持ちを自覚している樋口は、愛の気持ちがたぶん、初恋だけで終わっていないんだろう、と気がついているはず……。いやでも樋口、めちゃくちゃいいヤツなんですよね。飲み会で自分の隣の席を空けているとか……それだけで好きになっちゃうんですけど?(ちょろい)さらに、愛が落とした思い出のパズルのピースに宗介が気づかないように、半ば強引なハグ!「昔のジャクソンはとられちゃったけど今のジャクソンまで取られたくない」という言葉にいたってはもはや想いを告げてしまっていませんか? さらにプロポーズまでしているのに! 樋口をまったく意識していないんだろな……。
これで宗介がひどいやつだったらいいんだけども……いろいろと滲み出ていた今週の副編集長。ウーロンハイ一杯で寝ちゃうとか……かわいすぎか……。
家まで送ってくれた愛には相変わらずひどい態度だったけれど(照れ隠しもある?)、落ちるフレームから助けようとしたり、愛が割れたガラスでケガをしていることに気がついて、絆創膏を持って追いかけようとしたり。ここでは貼ってあげられなかったけど、翌日、会社では手当してあげているし……ッ。
集中しているときに周りの声が聞こえなくなっていることに気がついた宗介は、空港での一件を反省。愛に「悪かった」と告げられて何より。
雑務を押し付けられている愛の手伝いをしてあげるし、君……やっぱり根は昔と変わっていないのでは……?
おまけに、小学生のころに愛に言われた「どうして自分の可能性を信じないの?」という言葉を励みにがんばっていただなんて。そんなこと言われたら泣くに決まっている。
そしてついに、愛があの初恋の愛だと思い出すような出来事が……?
結局、ふたりとも根は昔と変わっていない。パトカーのサイレンと、事故現場。それが宗介のトラウマだとすぐに気がついて駆け寄れる愛も、昔の愛のまま。互いが互いの存在をきちんと認識できたら、今の状況はガラッと変わるはず。
でもそれはつまり、樋口くんの失恋を意味していてだな!! 樋口にも幸せになってほしいんだが!!
梨沙は樋口に婚約者のフリを頼むようだし、話はややこしくなっていく予感しかない。
「彼女はキレイだった」第3話ストーリー
宗介(中島健人)が一流デザイナーとのコラボ企画を成立させ、編集部のメンバーはお祝いを兼ねて食事へ行くことに。しかしその晩、残業していた愛(小芝風花) は偶然、宗介が「モストジャパンを廃刊になどさせません」と話しているのを聞いてしまう。
食事会では、アルコールが苦手な宗介がうっかり酒を口にしてしまい、愛が倒れた宗介を送っていくことに。すると、部屋には2人の思い出のパズルが飾ってあり、それを見た愛は…。
宗介は、連日残業しながら、人に押しつけられた仕事も懸命にこなす愛のことが気になっていた。「自分は脇役だから、サポート役が性に合っている」と明るく笑う愛に、宗介は子供の頃、自分がある人に勇気づけられたエピソードを話して聞かせる。
一方、梨沙(佐久間由衣)は、宗介の存在が日に日に自分の中で大きくなっていることに戸惑いを覚えていた。相手は親友の初恋の人で、自分はあくまで身代わり。このまま愛に内緒で宗介と会っていいのか悩んでいた矢先、梨沙は、ひょんなことから樋口(赤楚衛二)と知り合いになる。まさか愛と宗介の同僚だとは知るよしもない梨沙は、思い切って、樋口にあることを頼んで…。
(文:ふくだりょうこ)
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