2021年09月09日

『浜の朝日の嘘つきどもと』レビュー:これぞ映画と映画館と映画好きに捧げる快作!“キネマの神様”はこの作品にこそ降臨していた!

『浜の朝日の嘘つきどもと』レビュー:これぞ映画と映画館と映画好きに捧げる快作!“キネマの神様”はこの作品にこそ降臨していた!

『浜の朝日の嘘つきどもと』作品情報

【あらすじ】
浜野あさひは、高校時代の恩師である田中茉莉子から病室で託された「朝日座を立て直してほしい」という言葉におされて、福島県・南相馬の朝日座を訪れる。しかし、膨らむ借金から閉館を決意し、映画のフィルムを焼いている朝日座の支配人・森田保造を目にしたあさひは、とっさに「茂木莉子(もぎりこ)」と偽名を名乗り、親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならないと宣言する。かつて、東日本大震災で家族との関係が歪んでしまったあさひは高校でいじめられていたが、教師の田中から生徒指導にかこつけて映画を見せられ、気持ちが救われたことがあった。その後、あさひは東京に転校するが、ことあるごとに茉莉子の元を訪れ、次第に映画好きに育て上げられ、ついには東京の映画配給会社に就職する。だが、コロナ禍にあってその会社はあえなく倒産、南相馬にトランクを引き引きやってきたのだった。あさひ/莉子に「映画じゃ、人は救えねぇ」と諦め気味だった森田も、クラウドファンディングに取り組んだり、ビラ配りに奔走する莉子の熱意に次第に心を動かされていく。 

【予告編】


【基本情報】
出演:高畑充希/大久保佳代子/柳家喬太郎/甲本雅裕/佐野弘樹/神尾佑/光石研/吉行和子/竹原ピストル ほか

監督:タナダユキ

脚本:タナダユキ

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(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会

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