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2021-09-14

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』レビュー:これまでと一線を画すカンフーアクション、そして思わず笑ってしまった衣装に注目

■橋本淳の「おこがまシネマ」

どうも、橋本淳です。

88回目の更新、今回もよろしくお願い致します。

公開映画が目白押しすぎて、時間が足りませんっっ!!(嬉しい叫び)

レイトショーが無い分、仕事のスケジュールと睨めっこしながら、なんとか全作品を網羅したいところですがなかなか難しいなぁ、と楽しい悩みを抱えながらの近頃です。

映画館の開いている時間が短くなっている分、一週間経つごとに、上映回数がメキメキ減っていってしまうので、鑑賞の順番を間違えると悲劇になってしまう。この悩みは私にとっては大きなもの、、とは言いつつ、それはやはり幸せなことですが。

そんな中から、今回はこちらの映画をご紹介。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』



MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の待望の最新作。しかも今回は、念願のアジア人ヒーローがMCUへの参戦がスタートとなる作品、否が応にもテンションが上がります。

作品のテイストとしては、MCUの中ではストイック系に位置付けられるのかなという印象。そして、注目すべきはやはりアクション。

今までのmarvelヒーローアクションとは一線を画します。カンフーや武術の要素を盛り込んだアクションはアジア人ならでは。柔軟性や繊細さ、さらには合気道のような相手の力を利用し受け流すようなアクションシーンでは、「これ本当にmarvelなのかっ!?」とキキキと心躍ります。

印象深いのは、ビルの外壁に組まれた竹の骨組みでのアクション。(ジャッキー映画などでよくみる、竹が”しなる”ビヨーン的なやつ)

歴代カンフー映画でよく目にするシーンをトレースし、さらにはるかにグレードを上げ、カンフーアクションも息つく間もないほどのスピード感で展開していきます。あの戦いのスピード感は、我らアジア人は熱が入る、白熱です。

シャン・チー役のシム・リウが持つ魅力

主役シャン・チーを演じたのは、シム・リウ。

普通にmarvelファンであった彼は、映画館で『アベンジャーズ/エンドゲーム』を号泣しながら観ていた3か月後に、まさか自身がヒーローを演じることを発表されるなんて、、と語っているほどに夢のような話をオーディションで自ら勝ち取りました。



監督であるデスティン・ダニエル・クレットンや、製作のジョナサン・シュワルツは、シャン・チーは誰の友達の中にもいそうな人でなければならない、ということを最重要とし、キャスティングをしている中で、ぴったりなシム・リウを見つけたと語っています。

ユーモアもあり、カリスマ性にあふれ、心の込もった芝居ができ、彼しかいないと、その場の全員一致で即決だったようです。まさに普通に街にいそうな青年で、街に馴染み、駐車係をやっていても不自然ではない様相なのに、どこか魅力を感じてしまうのは、シムの持つ品や知性なのかもしれません。



他のキャストに、シャン・チーの父親であり、巨大組織テン・リングスのリーダーであるウェンリー役にトニー・レオン。シャン・チーの妹であったが疎遠となり久々の再会を果たすシャーリン役にメンガー・チャン。シャン・チーがサンフランシスコに越してきてからの親友であり、作品の太陽的な存在ケイティ役に、オークワフィナ。

と、魅力的なキャストが集結。

何はともあれ、トニー・レオンがかっこいいですね。心情の葛藤や、妻と出会い亡くし、様々な思いが嵐のように自身の中で吹き荒れる様を静かに、しかし確かに体現していました。

MCU参入ということで、シャン・チーやケイティ、シャーリンといった濃いめのキャラ達が、さらに味付けの濃いぃぃぃ既存のメンバーとどう絡んでいくようになるのかが、楽しみで仕方ありません。

各作品で新メンバーとなりうりそうな顔を見ていくと、女性がかなり強いフェーズに入っていきそうな予感。予想もつかない展開に今後のMCUの動向には目が離せないですね。

シャン・チーのコスチュームにも注目!?

余談ですが、シャン・チーのコスチュームが五分袖なのに笑ってしまいました。リングを父から継ぐってことがミエミエじゃないかと、心の中で突っ込んでしまいました。(当たり前なんですが)



と、笑っていましたが画面を見ると、妹のシャーリンも五分袖、、、これは今後、、もしかして、、、
などと、予想していくのも楽しみの一つですね。

これだからmarvelはやめられないです。

今の時代だからこそ、こういったアジア人が活躍する映画が世界中の多くの方の目に触れられることを祈ります。

是非、映画館でご覧ください!!


それでは今回も、おこがましくも紹介させていただきました。

(文:橋本淳)

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