<木村拓哉>2つの魅力:「ザ・キムタク」と「その外側」


「CHANGE」は後から見直してハマる


(C)フジテレビ

その後木村拓哉が出演した「CHANGE」では、国会議員の父親の急死を受けて望んでもいない国会議員へ立候補することになる朝倉啓太を演じた。そのベテランに担がれて当選1回で総理大臣になるという前代未聞の設定に驚かされた。

このぶっ飛んだ設定の第一印象が個人的にあまり良くなく(リアリティないと思ってしまった)、毎週欠かさず見るということをしなかった。

しかし、最終回に取り入れられた首相メッセージのシーンに驚愕して、毎週見なかったことを後悔した。このメッセージ(演説)シーンは何と生中継で放送された。22分間ワンカット、涙も見せ、本当に総理大臣が国民に語りかけているとすら思えるとんでもないものであった。

木村拓哉のベスト演技はこの22分で異論は無いだろう。いや、異論はあるかもしれないが、ベスト級の演技であったことは間違いないだろう。

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