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2021年10月18日

二宮和也主演作続く、『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(仮)の制作が決定

二宮和也主演作続く、『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(仮)の制作が決定


1945年、零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きた山本幡男の壮絶な半生が、二宮和也主演で『収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(仮)として映画化されることが決定した。

第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男である。収容所での劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、「どんなに辛いことがあっても、生きて帰るという希望を持ち続ける事が大切なんだ」と生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身も強制収容所に身を置き、わずかな食糧で1日10時間を超える過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した。

 
この、収容所(ラーゲリ)で一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を演じるのは二宮和也。その高い演技力と豊かな表現力で俳優として絶対的な定評があることはもちろんのこと、アーティストとしても第一線を走り続け、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮が、76年前に<生きることへの希望>を示した実在の人物に挑む。

二宮も偉大な人物を演じるにあたり並々ならぬ覚悟を持って臨んでおり、小道具や衣装合わせの際にはより山本幡男に近づけるべく、試行錯誤を繰り返すこだわりを見せるほど。本情報解禁のために寄せたコメントでは日本に帰り家族に会いたいと誰よりも強く願い、希望を持ち続けた山本の心情になぞらえて、「“ただただ帰ることを想って、行ってきます。”」と多くは語らずも、心血を注ぐ決意を覗かせた。

そんな二宮の強い覚悟を受けてメガホンを取るのは、骨太な社会派ドラマから感動の恋愛物語まで、ジャンルを超えて卓越した演出力を発揮し続け、作品を成功に導いてきた人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。二宮とは初タッグとなり、圧倒的実力派の2人が力強い世界観を作り上げる。瀬々監督も「山本さんら多くの人々を追い詰めてしまった状況を再び作らないよう、戦争の起こした悲劇がもう再び起こらないよう、思いを込めて映画に取り組んでいきたい。そう思っています。」と力強くコメント。山本の生まれ育った隠岐の島に足を運び、現地で感じ取った様々な想いを心に刻み、撮影に臨む。

企画プロデュースは、『黄泉がえり』、『余命1ヶ月の花嫁』など数多くの感動作を手掛けてきた平野隆、脚本は『永遠の0』林民夫という大ヒットメーカーたちが務め、22.7億円の大ヒットを記録した『糸』を生み出した瀬々監督×平野隆×林民夫という強力タッグが再結集。主演に二宮を迎え、さらに強靭な布陣となり、極限の世界で生きる人々の姿を鮮明に描きだし、「生きることへの希望」を強く訴えかける。

原作は『男たちの大和』で新田次郎文学賞を受賞した女性作家・辺見じゅん(1939-2011)のノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(文春文庫/1992年刊)。私小説・童話・詩歌など幅広い作品を生み出す中でも、関係者への丹念な聞き取りを元に構成されているノンフィクション作品で高い評価を受けており、その中でも発行部数20万部を超え、ベストセラーと謳われている作品である。当時の過酷な収容所生活を鮮烈に、虐げられ続けた日本人捕虜の心情の機微を繊細かつ詳らかに表現し、読者の心を揺さぶる珠玉の作品となっています。

本作、映画『収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(仮)は2022年に公開予定。撮影は2021年10月下旬~2022年1月中旬を予定している。

ストーリー

第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに、山本は訴え続けた―劣悪な環境のラーゲリでは、日本人同士の争いも絶えなかったが、山本はどんな環境にあっても分け隔てなく皆を励ました。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、次第に凍っていた日本人捕虜たちの心を溶かしていく。山本はいかなる時も日本にいる妻や4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じていた。終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲を潜り抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。女手一つで子どもたちを育てている妻を想い、涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には、彼の体は病魔に侵されていた。体はみるみる衰えていくが、家族と会うことを決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る―

作品情報

■タイトル:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(仮) 
■原作:「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(辺見じゅん著/文春文庫刊) 
■監督:瀬々敬久 
■脚本:林民夫 
■企画プロデュース:平野隆
■出演:二宮和也 ほか
■制作プロダクション:ツインズジャパン 
■配給:東宝
■公開日:2022年 全国東宝系にて公開
■撮影期間:2021年10月下旬~2022年1月中旬予定

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