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「科捜研の女」第9話 2時間SP レビュー:「オール科捜研」の活躍に拍手!“科警研の男”に誘われたマリコの返事は…?(※ストーリーネタバレあり)


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木曜ドラマ「科捜研の女 season21」が、2021年10月14日(木)より放送スタート。沢口靖子主演の大人気サスペンスシリーズが、木曜の夜に帰ってくる。

画像分析やDNA鑑定などの科学技術を駆使し、難解な犯罪捜査に立ち向かう様を描いた本シリーズ。榊マリコ(沢口靖子)の活躍もさることながら、ともに捜査に精を出す刑事・土門薫(内藤剛志)の熱血ぶりも魅力だ。

本記事では、2022年最初の回であり、2時間スペシャルとなった第9話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

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「科捜研の女 season21」第9話レビュー


新春一発目の「科捜研の女」は、2時間スペシャル。長嶋一茂、大林素子ら豪華ゲストが出演し、いつも以上に困難な事件に挑むマリコ(沢口靖子)たちの姿が描かれた。

前半の舞台は、和歌山の警察病院。研修に参加したマリコと宇佐見(風間トオル)は、他県から来た科捜研の研究員たちと出会う。

「地元の事件のニュースで知っている警察官を探してしまう」「平気と思われてエグいホラー映画に誘われがち」などの“研究員あるある”で盛り上がる同業者たち。そんな中、一人だけズレた発言を繰り返すマリコがなんともおかしい。薄々そうではないかと思ってはいたが、彼女のようにしょっちゅう現場に赴く法医研究員はやはり珍しいようだ。

研修会場では、もしや恋?という場面も展開。講師としてやってきた科警研の丸山(長嶋一茂)は美しいマリコの笑顔に一目惚れし、宇佐見も若い女性の化学研究員・堀日菜子(小島梨里杏)から好ましい視線を向けられる。マリコはなにげに男性に好意を寄せられることが多いのだが、宇佐見のそれはちょっと珍しい気もする。ただ、そもそもハンサムで温厚。かつ仕事もでき美味しいお茶まで淹れてくれる彼。女性にモテないわけがない。

そんな中、突如、大阪の法医研究員・牧英子(寒川綾奈)が死亡してしまう。


土砂崩れで捜査員が現場に来れない中、マリコはいつも以上に本領発揮。管轄の刑事が止めるのも聞かず、警察庁にいる元夫・倉橋(渡辺いっけい)の名前で脅し(?)をかけつつ捜査を進めようとする。結局、現場の研究員たち、さらに京都にいる呂太(渡部秀)や風丘(若村麻由美)の力も借りて、遺体の頭の傷から凶器の形状を調べ、解剖まで行ってしまう。

マリコの勝手ぶりに「もう動かんといてくれ」と嘆きだす和歌山県警の刑事たちが気の毒ではあったが、努力の甲斐あってマリコたちは死因を特定。牧は頭を殴られて首を絞められ、時間をかけて窒息死する稀な症例であったのがわかる。


実習前、牧とトイレで一緒になっており、牧の首に指紋が付着していたことから疑いをかけられたのは堀。ただ、その後、牧の遺体に付着した堀の指紋の成分はハンドクリームだとわかり、マリコたちにそのクリームを使っているか聞かれた堀は否定した。

そして、堀もまた鴨川で遺体となって見つかる。


堀の遺体や所持品を鑑定するマリコたち。途中で資料汚染か?と思われる懸念も見つかり、捜査はいつにも増して難航する。

しかし、今回は味方がたくさんいてくれた。研修で知り合った他県の研究員たちがマリコたちの鑑定に協力。土門刑事(内藤剛志)も和歌山県警とともに現場を捜査し、牧が頭をぶつけたのはシャッターだと突き止める。さらには、かつての科捜研所長で現在は大型放射光施設・SPring-8の技官をつとめる宮前(山崎一)の助力もあり、ようやくマリコたちは真実を探し当てた。

牧と堀を死に導いたのは、大阪の化学研究員・若林(西尾塁)だった。

発端は大阪府警で起きた資料汚染問題。牧に責任があると思われていたが、実際にミスをしたのは若林。そのことに気づいた牧は、あの日、若林に「科警研の講師に検証してもらう」と言い放ち、止めようとした若林に腕を掴まれた拍子にシャッターに頭をぶつけて倒れてしまう。その後、若林がハンカチの上から首を絞めたせいで遅延性の窒息を起こしたのだった。

犯行直後の若林とすれ違った堀は、彼のハンカチを拾っていた。ハンドクリームの話で真実に感づいた彼女は、宇佐見とともに鑑定しようと京都府警に向かう。しかし、道中で若林に薬剤を細い針で投与され意識を朦朧とさせながら橋から転落してしまったのだった。

新春スペシャルらしく、いつも以上の見応えがあった今回。何よりも京都、奈良、和歌山など各地域の研究員たちが力をあわせた、言うなれば「オール科捜研」の活躍が胸熱。科学の力を信じる戦士はマリコたちだけじゃなく、こんなにもいたのだ……と心が躍った。

そして、“科警研の男”とマリコの関係の方は、すんなりと非常にあっけない決着。一緒に食事しようと電話をかけてきた丸山に彼女が返した言葉は、「お気持ちだけありがたくいただきます」「丸山先生とのお仕事だけの関係を汚染させたくありませんから」。仕事第一でマイペースな彼女らしい答えだった。

誘われるマリコのそばで少し怖い顔をして見守り、マリコが断ると笑っていた土門。今回彼と丸山が顔を合わせることはなかったが、もし会っていたらどんなことになっていたのやら……だ。

(文:田下愛)


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