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2022-01-27

映画『ノイズ』出演・黒木華:多彩な役を演じる中でもブレない軸は、“楽しむこと”


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筒井哲也原作の同名漫画を実写化した映画『ノイズ』が、藤原竜也と松山ケンイチを主演に迎えて、1月28日(金)より全国公開される。

名前も知らない男に突然家族を狙われた圭太(藤原竜也)は、友人の田辺純(松山ケンイチ)、守屋真一郎(神木隆之介)とともに、その男を殺してしまう。3人は死体を隠ぺいすることを決意するのだが、男の行方を追う警察によって追い詰められていくという、極限状態で繰り広げられるサスペンスだ。

今回は、圭太の妻・泉加奈を演じた黒木華にインタビュー。役作りのスタンスから、今年の抱負までを聴いた。 

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3人で“イチャイチャ”していた!?黒木が見た現場


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――まず、出演が決まったときのお気持ちを教えてください。


黒木華(以下、黒木):ある女優さんから廣木(隆一)監督の話をよく聞いていて、「合うと思うよ」と言われていたんです。なので、お会いするのがすごく楽しみでしたね。

――実際にご一緒してみていかがでしたか?

黒木:言葉にするのが難しいんですが……ご本人はすごくシャイな方。監督の中でカットや画が決まっているようで、カット割りが細かくあったシーンを1カット一連で撮ってOKにするなど、結構大胆なところもあり、面白かったです。

――今回、黒木さんは藤原竜也さん演じる圭太の妻を演じられましたが、どのような役作りをされましたか?

黒木:今回演じた加奈は、何が起きているのかも分からない役だったので、事件のことや周りのことを考えないほうがいいのかなと思ってやっていました。そのほうが、目の前で起こることに新鮮に驚けるかな、と。事件に直接関わるというよりは、娘のことや、家族がこれからどうなっていくかを考えることのほうが多かったです。


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――作中、加奈がとった選択についてはどう思いますか? また、黒木さん自身だったらどんな選択をするか教えてください。

黒木:加奈の選択については、それが加奈の心情であり、自然な流れだったのかなと思います。自分自身は結婚もしていないし子どももいないので、どういう行動を取るかは分からないですけど……娘と相談をするなど、やっぱり自分だけでは決められない問題かなと思います。

――加奈は物語が進むにつれて、どんどん強くなっていった印象がありました。演じる上で意識したことはありますか?

黒木:夫である圭太の言葉を聞き逃さないようにし、そこでどう感じ、どうすればいいかを考えて演じていたので、藤原さんをよく見るように意識していました。

――今作は知多半島でのオールロケだったと伺っています。実際に行ってみていかがでしたか?

黒木:皆さん歓迎してくださって、ありがたいなと思いました。私は2週間ほど滞在していたのですが、撮影ばかりで色んな所には行けませんでした。でも、島の人たちの繋がりはすごく濃いんだろうなという印象を受けました。もっと現地の方とお話しできたら面白かったのかなと思いますね。


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――藤原さんはじめ、キャストの方とのエピソードがあれば教えてください。

黒木:皆さん長いことお仕事をされているからか、仲がよさそうでした。藤原さんと松山(ケンイチ)さんと神木(隆之介)さんと、あと渡辺(大知)さんで、よくイチャイチャしてらっしゃいましたよ(笑)。

――では、黒木さんは端から見ているような感じで?

黒木:今回の役柄もありますが、普段からあまり輪の中に入って行くタイプではないので、「楽しそうだな~」と見守っている感じでした(笑)。

――娘役を演じた飯島莉央ちゃんは、台本を渡さずに演技に臨んだということでしたが、そういった撮影方法はこれまでもご経験がありましたか?

黒木:あります、映画『来る』(2018)もそうでした。子役の子たちはいつもすごいなぁと思いますね。お母さんに「こういうシーンだよ」ってきちんと教わって、練習してから来る方もいらっしゃいますし、本当にすごくお上手だな、と。

コメディやMV、配信作品……やったことがないことはどんどんやりたい


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――今、話に出た『来る』、放送中の「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」(フジテレビ)など、年々多彩な役を演じている印象があります。その中で軸にしているものはありますか?

黒木:“楽しむこと”を人生のテーマにしているんです。だから、何でも楽しみたくて、お芝居に関しては決めていかないといいますか、なるべくフラットにいることを心掛けています。

――決めていかないというのは、現場で監督さんなどと話し合われるということですか?

黒木:そうですね、作り込んでいかない。監督や共演している方たちと作っていくほうが私は楽しいので。監督と、「どういうキャラクターにしていきましょう」と話し合ったり、「もうちょっと引きましょうか」「足しましょうか」と相談しながらやっています。

――ご自身から意見を出すことも多いんですか?

黒木:意見はあまり言わないですね。私から言うのは、映った時にどうか?や、自分なりのキャラクターの解釈など、認識のズレがなくなるように擦り合わせをしている感じです。


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――新しい年になりましたが、2022年はどんな1年にしたいですか?

黒木:コロナ禍で仕事ができなかったことが私の中ではすごく大きかったので、今年は仕事や人と会うことが、無事にできるようになればいいなと思っています。その中で、挑戦できることはなるべくやっていきたいです。

――挑戦、というところで、やってみたい役などあれば教えてください。

黒木:基本的にどんな役でもやりたいんですけど……。コメディもやってみたいし、ミュージックビデオに出たことがないので、機会があれば。あとは配信系の作品にも出てみたいです。とにかく、やったことがないことはどんどんやりたい。


――ちなみに、普段はどんな音楽を聴いていらっしゃるんですか?

黒木:何でも聴きます。最近はヒューマンビートボックスやラップが好きでよく聴いています。SHOW-GOさんやSO-SOさんのYouTubeを見たり、WurtSさんの音楽を聴いたり。色んなものを聴いています。

――では、もしかしたらHip Hop系のMVでお見掛けすることもあるかもしれませんね。

黒木:そうですね (笑)。

――最後に、今作の見所を教えてください。

黒木:スリリングな話の中で、藤原さんと松山さんと神木さんの色々な表情が見られる作品です。人間同士の複雑な関わり合いや心理戦を見てもらえたらうれしいです。一見怖そうに感じるかもしれませんが、ホラーではないのでぜひご覧ください!


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(ヘアメイク=中嶋竜司(HAPP’S.)/スタイリスト=井伊百合子(YARD)/撮影=Marco Perboni/取材・文=あまのさき)

 <衣装クレジット:パンプス ¥102,300(クリスチャン ルブタン | クリスチャン ルブタン ジャパン)、イアリング¥82,500(ミキモト | ミキモト カスタマーズ・サービスセンター)>

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