「真夜中にハロー！」第8話：セーラー服の剛力彩芽とJuice=Juiceが校庭で……？
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「ハロー！プロジェクト」メンバーが出演してパフォーマンス披露、悩める現代人にエールを送るドラマ「真夜中にハロー！」が放送されている。
本記事では、第8話でJuice=Juiceのメンバーによってパフォーマンスされた「ロマンスの途中」のドラマならではのパフォーマンスや楽曲の良さに触れながら、ドラマとハロプロの魅力についてお伝えしたい。
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第8話の解説＆感想
サンプラザ朝沼の前に停まる車から降りてきたのは、ヒビキ（剛力彩芽）。運転している男性と親し気に話し、うれしそうに見送る。送ってもらうの自分の家じゃなくてここなんだ……とツッコミたくなるが、もはや慣れてきた。
聞き耳を立てていたマリコ（菊池桃子）とミサキ（大原優乃）が同じ言葉を2回繰り返すのは今回出演のグループ、Juice=Juice（ジュースジュース）とかけていたのだろうか。
マリコのセリフがハロプロ曲の小ネタのオンパレードだった。「弱気は損気」はJuice=Juice 「五月雨美女がさ乱れる」、「学級委員長」はスマイレージの曲名、「しょうがない夢追い人」は前回劇中でも流れていたモーニング娘。の曲名だ。個人的には「眼鏡の男の子」も入れてほしかった。
子ども向けの英会話教室で働いているヒビキは、仕事中のピンチを救ってくれたベンを好きになるが、同僚との雑談でベンに彼女がいることを知ってしまう。そしてベンよりいい人を探そうとマッチングアプリを始めるが、条件が「身長180cm以上・家の距離6km以内・TOEIC880点以上・年収990万」……ちょっと理想が高すぎないか？ いろんな人と会ってみるが、「相手と自分の並んだ姿がガラスに映ったときのサイズ感」など、ちょっとしたことが気になりうまくいかない。
眉上パッツンとプラム色のリップと、強めなビジュアルの剛力彩芽が印象的だった。個性的だけとすごく似合っていて、そんな彼女が都内のおしゃれなお店でいろんな男性とデートするくだりは別のドラマを観ているようだった。
ちなみに彼女はParaviオリジナルドラマ「東京、愛だの、恋だの」でもマッチングアプリにハマる女性役で出ていて、そちらではパッツン前髪＋毛先金髪の髪型だったのだが、そちらも似合っていた。
「アプリで会った人たちをいいと思えないのは、結局ベンさんのことが好きだからでは？」とミサキに言われ、ベンが彼女と別れたと同僚に聞いたヒビキ。マッチングアプリで出会った人と会っている間もベンのことを考えて上の空。相手に「今日は帰りましょう」と言われてしまう。とぼとぼ夜の道を歩いていると、扉が現れる。
今回楽屋にやってきたのは、Juice=Juiceからリーダー・サブリーダー以外の若手6人。昨年加入したばかりの最年少・江端妃咲（えばたきさき）にドラマあきまりの呼び捨てで呼ばれ「干支ひとまわりくらい違うよね」とツッコむヒビキ。
筆者、剛力彩芽さんを初めて見たのがセブンティーンモデルとして活動していた時だったので、時の流れにクラクラした。
「ロマンスの途中」ドラマならではのパフォーマンス、よかったポイント
今回のパフォーマンス、何がよかったかって、ステージとはかけ離れた唐突さがあり、ミュージカル映画のワンシーンを観ているような没入感があったこと！ 普段のヒビキとゆかりのある場所でなく、非日常に振り切っていたのがよかった。楽屋を出ると、なんと学校の教室に。セーラー服を着た女の子が一人だけ座っている教室で、メンバーたちは教卓を背にポーズを取って歌い始める。座っているセーラー服の女の子はなんとヒビキで、ラブレターを書いていた。
ベンへのラブレターを持ってヒビキとメンバーが向かったのは、下足室。なんとベタな青春……！ だがそれがいい。ベンの下駄箱を開けるとすでにたくさんのラブレターが。ヒビキ、セーラー服似合ってる。
ドラマの趣旨とは違ってしまうが、剛力彩芽さんはダンスもお得意なので一緒にパフォーマンスするところも見たかった！
下駄箱でパフォーマンスするメンバー、シュールだけど「まよハロ」ならではでいい。元々うまかったけど成長著しい、同期のゆめりあい（工藤由愛・松永里愛）は対照的なんだけど二人ともかっこよくて貫禄があるし、昨年入った3人がパートをしっかりもらって歌っているのもグッとくるし、れいれい（井上玲音）はオーラがあるし首を左右に振る動きが上手すぎてさすがだった。
そして7人は校庭へ！ 夕日の校庭で走るなんて、ベタだけど実際やることはそうそうない定番の青春すぎて最高。
そしてやってきたのは体育館！ 今回場面転換多くて豪華だな！
ヒビキの揺れ動く心と、間奏のベースソロがリンクしてとてもよかった。ハロプロはベースがかっこいい曲が多いのだが、こんなシチュエーションで地上波に流れる機会があってめちゃくちゃうれしい。
学ランを着たベンがヒビキに微笑みかけている（ベン、リアクションが何というかとっても昭和）。見とれて何もできいないまま、ベンはフレームアウト。「大人になると傷つくのが怖いの」というヒビキをメンバーが励まし、次の瞬間屋上へ。
屋上のパフォーマンスでもベース音が効いていてかっこよかった。ハロプロのダイナミックなパフォーマンスと青空の相性、いいな！ 今はご時世的に難しいかもしれないが、また野外フェスにどんどん出てほしい。
Juice=Juiceに勇気づけられたヒビキはベンに告白するが、振られてしまう（振るのは仕方ないとしてそんな険しい顔のまま去らんでも）。見守っていた同僚たちが彼女を慰めるのだった。そして、以前デート中に上の空で帰ってしまった男性が大人コースに申し込みにきて、何やら新しい恋の予感。
マリコが家に帰ると、ミサキが自主的にハロプロ曲、Juice=Juice「Dream Road〜心が躍り出してる〜」を聴いていた。ついに興味を持ってくれたのかと喜ぶマリコだが、ミサキの表情はいつになくシリアス。一体どうしたというのか……？ 次回はミサキ回なのだろうか？
今回パフォーマンスした「Juice=Juice」選抜メンバー6人
ドラマにはJuice=Juiceから、昨年加入した3人の新メンバーを含む、リーダー・サブリーダー以外の6人のメンバーが出演した。もしメンバーの名前がわからないがドラマを見て気になる子がいたという方は、下記を参考に確認してほしい。#真夜中にハロー！#juicejuice#工藤由愛 #松永里愛 #井上玲音 #有澤一華 #入江里咲 #江端妃咲#まよハロ#dTV で第8話まで独占配信中? pic.twitter.com/doR49jDR61
— 「真夜中にハロー！」第9話3/10(木)24時30分放送?【テレビ東京公式】 (@mayonaka_hello) March 5, 2022
■工藤 由愛（ゆめ）
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■松永 里愛（りあい）
（サムネイル右）
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■井上 玲音（れい・元こぶしファクトリー）
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■有澤 一華（いちか）
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■入江 里咲（りさ）
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■江端 妃咲（きさき）
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今回のメイン曲：Juice=Juice「ロマンスの途中」
今回作中でパフォーマンスされた楽曲はJuice=Juice「ロマンスの途中」。2013年に発売された、彼女たちのメジャーデビューシングルだ。9年前なので、今改めてMVを見るとメンバーがみんなあどけない。
ここ数年でメンバーが次の道へ向かって旅立ち、デビュー時のメンバーは当時最年少で現在リーダーの植村あかりのみとなった。思い出深いこの曲を、フレッシュな6人がパフォーマンスしたのが印象深かった。
また、4話以降つんく♂曲以外が続いていたので、久しぶりのつんく♂曲。9話以降はどの曲らテーマになるのか、引き続き楽しみだ。
今回劇中で流れたその他の曲
Juice=Juice「Wonderful World」
冒頭サンプラザ朝沼で流れていたこの曲は、2015年発売の6thシングル。愛する人と過ごす世界の素晴らしさを歌っていて、結婚式で流したというファンもいるという、幸せにあふれた一曲だ。
後のシングルのカップリングとしてEnglish Versionも出ていて、現在モーニング娘。メンバーとして活躍している、山﨑愛生（めい）が加入前、2018年の研修生発表会で披露したのも印象深い。
Juice=Juice「Dream Road〜心が躍り出してる〜」
最後、ミサキが家で聴いていたこの曲は、2016年に発売されたシングル。メンバーが洋館で踊り、降りしきる雪の中にたたずみ、メンバーカラーの花びらの中で眠るMVが個性的だが他にない感じで良いので、ぜひチェックしてほしい。
Juice=Juiceの最新曲を紹介
昨年2021年12月に発売された3曲は、新メンバー有澤一華・入江里咲・江端妃咲にとって初めての、そして前リーダー金澤朋子の最後の参加曲。最初で最後の10人が参加したシングルとなった。プラスティック・ラブ
Future Smile
Familia
次回（第9回）はミサキ（大原優乃）回？
サンプラザ朝沼のレビューの中に紛れ込む謎の「扉」という言葉に疑問を抱くミサキ（大原優乃）は母・マリコ（菊池桃子）を問い詰めると、「人生の迷子になった時、ハローの曲がきっかけになって突然現れる扉」という不思議な答えが返ってきてさらにモヤモヤしてしまう。
（文：ぐみ）
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