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『やがて海へと届く』 岸井ゆきの・浜辺美波の真骨頂を見た<cinemas short>



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「cinemas short」は、話題の映画やドラマを短く簡潔に紹介する特設コーナー。

今回紹介する映画は『やがて海へと届く』

引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年、真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。

ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた。真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう。

岸井ゆきの・浜辺美波の真骨頂!



どういう気持ちで鑑賞したか


震災や喪失をテーマにした作品であることを覚悟したうえで鑑賞。岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮という次世代を担う若手たちが、この重いテーマを前にどんな表現で臨んだのか、少し緊張しながら見守った。

実際鑑賞してみてどうだったか


単に「泣ける」という煽り文句でおすすめしたくない。率直にそう思えた映画だった。

登場人物たちがどのような思いで、それぞれの“喪失”に向き合っているのか。簡単な言葉には落とし込めないからこそ、この映画を媒介にして「深く、深く」語り続ける必要があると感じた。

その中でも何が良かったか、推せるか


岸井ゆきの、浜辺美波が好きな方にとって、これまでにない彼女たちの演技表現に触れられる作品になっている。

反対に、彼女たちの演技に「ひとつのイメージ」を持ってしまっている方にとっては、良い意味でその観念が打ち砕かれる作品にもなっている。

どういう人にオススメか


大切な人を亡くしてしまった経験がある人、「大切な人を亡くしてしまった」人が近くにいる人。現実を生きる人々にとっての“喪失”とは何か、もう埋められないと思えてしまう“喪失”に向き合うために、できることは何か。

それぞれの“喪失”へ、勇気を持って一歩踏み出すきっかけとなりえる映画だと思う。

(文:北村有)

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公開に関する情報

『やがて海へと届く』 

2022年4月1日(金)より公開

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