特撮向上委員会
「仮面ライダーリバイス」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」夏映画がすごすぎた!ネタバレ満載でレビュー
「仮面ライダーリバイス」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」夏映画がすごすぎた!ネタバレ満載でレビュー
さぁ「新・初恋ヒーロー」の余韻が激しく残っている中、「バトルファミリア」が始まります。
切り替えられるか少し不安でしたが、そんなことは心配無用でした。
ケインコスギさん演じるアヅマが、赤石と同じくギフと契約した者と明かされたあたりから一気に引き込まれる。
この映画はもう、全編通してアクションがものすごい。
こんなハイレベルなアクションを見られるお子様たちは幸せすぎる。
僕にも息子と娘がいるんですが、まだ僕しか見に行ってないんで、一緒に行ったときに感想を聞くのが今から楽しみでなりません。
その中でも、一際輝くのはケインコスギさんのアクション。
蹴りの一つ一つが美しすぎる。
欲を言えば、もっともっとケインさんのアクションを見たかった。
映画仕様の袖なしの衣装に着替えた五十嵐三兄妹はとにかくかっこいいんですが、僕を虜にしたのは同じく袖なしの衣装を着て、ディアドロップのサングラスをかけたヒロミさん。
笑ってしまうほどかっこよくて、僕から見たらトップガンのトムクルーズに見えました。
僕もこの夏はノースリーブ着てサングラスかけたい。
そしてこの映画は、とにかくママさんが大活躍。
仮面ライダー五十嵐になるきっかけもママさん、アクション映画の王道、カーアクションでバスを操るのもママさん。
ママさんの悪魔、大きかったなぁ。
「ドンブラザーズ」に負けず劣らずの「バトルファミリア」だったんですが、ひとつ後悔が。
それは、この作品の前日譚であるTTFC作品の「Birth of Chimera」より先に、「バトルファミリア」を見てしまったこと。
別に見てなくても余裕で楽しめたんですが、見てからの方が、豆原一成さん演じる希望のバックボーンがよりわかって、さらに面白かったはず。
「Birth of Chimera」がすごいのは、仕上がりが映画に引けを取らない面白さで、ここでもケインコスギさんがキレキレのアクションを見せてくれます。
そして何がうれしいかって、「忍者戦隊カクレンジャー」のキャストさんが共演してるということ。
ケインコスギさんはカクレンジャーでニンジャブラック・ジライヤを演じられてたんですが、ニンジャレッド・サスケを演じた小川輝晃さん、そしてニンジャホワイト・鶴姫を演じた広瀬仁美さんも出演されていて、各々が絡むシーンは本当に最高です。
広瀬さんは豆原さん演じる希望のお母さんを演じているんですが、なんと夫役にはミスター平成ライダーであり、生きる伝説のスーツアクター・高岩成二さんが。
仮面ライダーのイメージが強い高岩さんですが、ニンジャレッドのスーツアクターもされてまして、ここでも忍者戦隊の共演が見られるわけです。
さらにさらに、高岩さん演じるお父さんを襲う相手が、高岩成二さんのご子息の高岩芯泰さん。
親子共演のアクションを「Birth of Chimera」で見ることができるんです。
あと驚いたのは希望の先輩、向井を演じる橋本祥平さんのアクション。
もともとアクションもやってはったのかなと調べてしまったほどのキレの良さ。
ちょっと待ってください、一体何個トピックスあるんですか。
ということで早々に、今度は息子たちを連れて2回目を見に行ってきます。
(文:篠宮暁)
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