アニメ「呪術廻戦」第23話:伏黒覚醒、津美紀との過去
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テレビアニメ「呪術廻戦」第1期が2022年4月3日(日)より放送スタート。
『劇場版 呪術廻戦 0』は大ヒットし、2023年にはテレビアニメ第2期の放送が予定されている。
本記事では、第23話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。
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呪術廻戦 第23話「起首雷同―弐―」レビュー
二手に分かれ、「呪胎九相図」の1体・血塗(けちず)と虎杖が、八十八橋の呪いと伏黒・野薔薇が戦うことに。意外と弱い相手に拍子抜けする伏黒と野薔薇だが、野薔薇が壁から出てきた手に吸い込まれる。伏黒「こいつよく吸い込まれるな」ほんとにな……! 慌てる伏黒だが「問題ない、アンタはモグラ(呪い)を叩け」と言って吸い込まれていく野薔薇、男前……。
モグラを叩き終わったものの、結界は消えず、少年院のときに対峙した呪霊と似た、しかし数段強い呪霊が現れた。今になってこの呪霊がマーキングした人間の呪殺を始めたのを疑問に思っていた彼は、虎杖が宿儺の指を飲み込んだのがきっかけだと気づく。
伏黒は虎杖が強くなったのを目の当たりにし、五条に稽古を頼んでいた。そこで「恵、本気の出し方知らないでしょ」と言われてカチンとくる。野球のときも他との連携を考えて送りバントをしたが、虎杖や自分は常にホームランを狙う。バントが悪いわけではない、でも呪術師は個人競技、周りに味方が何人いようと「死ぬときは独りだよ」と。こ、ここの五条先生はちゃめちゃかっこいい。
「最悪自分が死ねば全て解決できると思ってる」
「それじゃ僕どころか七海にもなれないよ」
「『死んで勝つ』と『死んでも勝つ』は全然違うよ、恵」
「本気でやれ、もっと欲張れ」
さらに宿儺との会話を思い出した伏黒は、いままでにないような表情を浮かべ、血を流しながら領域展開し、呪霊を見事撃破したのだった。
朦朧としながら血のつながっていない姉・津美紀とのことを思い出す伏黒。優しかったが人を傷つけると怒った彼女を偽善だとイラついていたが、今は彼女が自分を選んで心配してくれてたんだとわかった。
「悪かったよガキだったんだ」「謝るからさっさと起きろよバカ姉貴」
まだツンデレだけどちょっと大人になったんだな、切ないな。
野薔薇を掴んだのはムキムキでほぼ裸のボンテージ衣装(!?)を着た男性(「呪胎九相図」の1体・壊相(えそう))だった。どう見ても変態、うわぁ……と言いたくなるようなビジュアルだ。呪霊か呪詛師かどっちだ? と思う野薔薇。女性だと知って謝り、自分のお使いに呪術師の殺害は含まれていないので、戦う意思がなければ見逃しますと言う、なかなか礼節をわきまえた(?)敵だ。
だがもちろん野薔薇がそんなことを言われて引くはずもなく、自分に顔を向けて後ろ向きにぴょんぴょん移動していく壊相に「ナメた走り方しやがって」と言う。「私、自分の背中がコンプレックスでして」「警告です、私の背中を見たら殺しますよ」と言ったとき彼の背後に現れたう虎杖と血塗(けちず)。
壊相の背中には、おそろしい顔があったのだ。めちゃくちゃ謝る虎杖と血塗。さっきとは打って変わって声を荒げる壊相。コンプレックスなのに背中を出している理由はムレるかららしいです。
ED後の「じゅじゅさんぽ」にて、伏黒が逆ナンされていると思って速攻邪魔しに行く野薔薇・虎杖・五条先生が面白すぎた。「わたしとのことはどうなったのよ」という前者2人に「恵ちゃんはこれから私と一緒にヴァイオリンのお稽古なのよ!」と現れるキラキラ五条先生(そんな服だったっけ)のインパクトが強すぎる。
呪術廻戦 第23話「起首雷同―弐―」ストーリー
八十八橋の呪いに加え特級呪物「呪胎九相図」の1体・血塗(けちず)と対峙する虎杖・伏黒・釘崎。八十八橋の呪いの結界内にいる伏黒たちだが、突如釘崎が腕を引かれ、結界外に消える。それを追い、出ていったもう一体の血塗と虎杖も外へ。残った伏黒は早々に八十八橋の呪いを片付けるが――衝撃の光景を目の前にする。一方、釘崎は「呪胎九相図」の1体・壊相(えそう)と対峙。そこに血塗(けちず)と、追ってきた虎杖も加わり――。(文:ぐみ)
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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会