2023年上半期は“イケオジ俳優”の話題作続々公開!年代別で一挙紹介

歳を重ねれば重ねるほど、ベテランの風格と確かな演技力で観るものを魅了する“イケオジ”俳優たち。2023年上半期の映画界では、そんなハリウッドの名優たちの魅力を堪能できる話題作が続々と公開を迎える。今回は、その注目の顔ぶれを、年代別で一挙ご紹介!

<70代>

カーアクションに銃撃戦…
今度のリーアム・ニーソンは、“FBI陰のフィクサー”
屈強のアクションスターが、70歳とは思えぬ壮絶アクションを披露!


©︎2021 BL Productions LLC; Allplay Legend Corporation

『ブラックライト』(3月3日公開)

ハリウッドを代表する“イケオジ俳優”を語る上で欠かせない存在なのが、70歳を迎えても未だ現役のアクションスターとして君臨する、リーアム・ニーソンだ。そんな彼の主演最新作が、3月3日(金)より公開の『ブラックライト』。本作は、全米2週連続NO.1ヒットを記録した『ファイナル・プラン』(21)のマーク・ウィリアムズ監督が、リーアム・ニーソンと再タッグ。

FBI⻑官直々に雇われている“凄腕フィクサー”トラヴィス(リーアム)は、極秘任務で潜入捜査をする秘密捜査官に危険が迫った際、救出し更生させるという陰の任務を担っていた。ある日、救出した潜入捜査官ダスティ(テイラー・ジョン・スミス)から、FBIが一般人の殺しに関与しているという話を耳にし、彼はその事実を記者のミラ(エミー・レイヴァー・ランプマン)にリークしようとするも消されてしまう。ミラと共に調査を進める中、極秘プログラム“オペレーション・U(ユニティ)”の存在に辿り着くブロックだったが、その中、娘と孫娘が危機にさらされることとなる―。

迫力満載のカーチェイスにド派手な銃撃戦など、手段を一切選ばず容赦なしで徹底的に追い詰めるトラヴィスとFBIの大死闘も見どころの本作。戦闘コーディネーターに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『スーサイド・スクワッド』のリチャード・ノートン&ガイ・ノリスのチームを迎え、スタントコーディネーターを『96時間』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『フライト・ゲーム』など過去16本の作品で15年以上もニーソンのスタントを担当してきたマーク・ヴァンスロウ、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』のシェリー・ジョンソンが撮影監督を担当するなど、錚々たる面々が集結!

ハリウッドが誇る最強スタント・アクションチーム×ニーソンの激しいカーチェイスや手に汗握る戦闘シーンは必見。未だ“衰え知らず”なリーアムが魅せる大死闘を、ぜひスクリーンで堪能してほしい。

<60代>

町内イチの嫌われ者…だけど、愛せずにはいられない。
名優トム・ハンクスが、涙を誘う好演を魅せる

『オットーという男』(3月10日公開)

次に紹介するのは、60歳代表の“イケオジ俳優”トム・ハンクス。『フォレスト・ガンプ 一期一会』『グリーンマイル』『ターミナル』など数多くの名作に出演し、多彩な演技で魅了し続けるハリウッドきっての実力派俳優だが、主演最新作『オットーという男』(3月10日公開)では、町イチバンの嫌われ者という、パブリックイメージとは真逆のキャラクターを好演する。

いつもご機嫌斜めなオットー(トム)は、曲がったことが大嫌い。近寄りがたい男として有名な彼だったが、人知れず孤独を抱えていた。自らの人生にピリオドを打とうと決意した矢先、向いの家に引っ越してきた家族との出会いで、オットーの人生は一変していく…。自分とは正反対な家族に振り回されながらも、ふれあいを通して次第に生きる意味を見つけていく姿を、トムは深みのある演技で体現。トムの名演はもちろん、涙なしでは見られない物語の行方は必見だ。

<50代>

熟成された色気とオーラで圧倒…
“還暦間際”のオスカー俳優が、サイレント映画の大スターを熱演!

​​(C)2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

『バビロン』(2月10日公開)

“イケオジ俳優”50代代表は、遂に今年還暦を迎えるオスカー俳優、ブラッド・ピットだ。昨年公開された『ブレット・トレイン』での来日PRも記憶に新しいが、『バビロン』(2月10日公開)では誰をも虜にするサイレント映画界の大御所、ジャックを熱演。

舞台は1920年代のハリウッド。ジャックは毎晩開かれる映画業界の豪華パーティの主役で、会場にはスターを夢見る新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)や、映画製作を目指す青年マニー(ディエゴ・カルバ)らが運命的な出会いを果たす。それぞれに夢への道を駆け上がっていくが、時はサイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の時代。映画界の革命は大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいくが…。熟成された色気とオーラで存在感を放つ“ブラピ”は、スクリーンで見る価値あり!

2023年上半期は、“イケオジ俳優”たちが魅せるベテランの風格に、ぜひ酔いしれてみては?

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