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2023年05月25日

「それパク」第7話:いつも優しい又坂、ともさかりえはなぜ高梨部長、常盤貴子にだけ冷視線を送るのか?

「それパク」第7話:いつも優しい又坂、ともさかりえはなぜ高梨部長、常盤貴子にだけ冷視線を送るのか?

俳優の芳根京子が主演、重岡大毅(ジャニーズWEST)が共演する日本テレビ系ドラマ、「それってパクリじゃないですか?」が2023年4月12日、22時からスタートする。
原作は、奥乃桜子の「それってパクリじゃないですか?~新米知的財産部員のお仕事~」(集英社オレンジ文庫)。

本記事では、第7話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。

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「それってパクリじゃないですか?」第7話レビュー

きゅるんきゅるん
たわわわぁ~ん
ぞるるるん
とは、亜季(芳根京子)が飲料を飲んだときの感想だ。
この聞き馴染みのない亜季語録を筆者は毎話楽しみにしている。

第7話では、月夜野ドリンクに特許を2000万円で買わないかと持ち掛けてきた、今宮食品の青汁を飲んだときに「“つるるる~ん”として飲みやすい」と表現した。
この亜季語録を発する時の芳根の、ふわっとした表情が本当にカワイイ。
次回はどんな言葉が飛び出すか、それもまた楽しい。

回を追うごとに難局に直面するものの月夜野ドリンクだが、亜季と北脇(重岡大毅)のチームプレイでなんとか事なきを得ている。
ほんわかとした雰囲気でストーリーは進行しているが、常に開発部の高梨部長(常盤貴子)と、知財部を助けてくれている弁理士の又坂(ともさかりえ)の間には不穏な空気が流れている。
第7話では、そんな2人の過去が明らかになった。

今宮食品という小さな会社から、自分たちが持っている特許を2000万円で買わないか?と連絡があった。月夜野ドリンクの商品「ぐるっとヨーグル」に使われている技術が、今宮食品の特許を侵害しているからだというが北脇は問題ないと言う。しかし、「月夜野が特許を侵害している」という悪質なビラが販売店に配られ、会社に抗議が殺到。そこで亜季と又坂は、今宮食品の青汁試飲会に潜入することに。
多忙な又坂に付き合わせてしまったことを詫びる、亜季。
しかし又坂は

「事件はね、知財部で起きているんじゃないの!現場で起きているのよ」
とニコニコ。
まさかのまさか!
あの有名ドラマのセリフのパクリ???

今回のお題は「パテント トロール」(特許の怪物)。
特許の権利を使って、突然企業などに特許侵害の和解金や賠償金を要求する組織のことを北脇が解説してくれている。
要するに今宮食品がパテント トロールだったといわけだ。
この今宮食品が過去に興していた「太陽新社」というかなりあくどい会社と、高梨がつながっており、又坂はこの太陽新社を恨んでいた。
次回以降、高梨と又坂がバチバチになるような予感。

恥ずかしながら、この「パテント トロール」という言葉を初めて聞いた筆者。
今回も知財に関する勉強ができた上に、亜季と北脇の展開も楽しむことができた。
次回の亜季語録を予想しながら1週間過ごそうと思う。

(文:駒子)

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(C)日本テレビ

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