香港SEXコメディ映画「大性豪」目指せ日本のAV男優王!

大性豪 [DVD]

さて今回紹介するのは、残念ながら日本では未公開のDVDスルーとなってしまった、2014年の香港コメディ映画「大性豪」だ!

あの香港映画界が、遂に日本のAV業界をテーマに映画を撮る!ということで、製作当時は日本の映画ファンの間でも大きな話題となり、その日本公開が待たれていた本作。

日本でも同様の題材を扱った作品は製作されているが、本作は香港映画の有名俳優陣に加え、日本からも有名セクシー女優が多数出演!更にはあの伝説のAV男優の加藤鷹までもが、AV対決の解説者として出演すると言う、正に全男性にとっての夢の映画だと言える。

果たして、香港の人々が我が国日本のAV業界に対して抱いているイメージとは、いったいどんな物なのだろうか?

予告編はこちら
注:日本版予告編が無いため、香港公開時のオリジナル予告編ですが、ハダカや有害なシーンは出てきませんので、ご安心下さい。

ストーリー

生活のために、不本意ながら新聞に官能小説を書いていた、作家志望のチャン(チャップマン・トウ)。だが、突然連載は打ち切りに・・・。
暇になったチャンだったが、友人たちとアダルトビデオでも作ってみようという話になり、日本のアダルト業界へ視察の旅に出る。AVの撮影現場にも訪れたチャンたちだが、男優が足りなくなったためにチャンが代役を務めることに。ところが何故かチャンの演技は日本で賞賛を受け、日本の女性プロデューサー鳩山(ジョシー・ホー)は帰国したチャンを男優としてキャスティングするため香港へ飛ぶ。日本での芸名「小澤マリオ」として、大活躍して行くチャン。果たして、チャンは日本でセクシー男優王になれるのか?今、チャンとライバル男優の長崎(ルイス・クー)とのAV対決の対決が始まる!

香港から来た主人公が、異国の地日本でAV男優としてスターに!

非常に刺激的なタイトルとパッケージ写真ながら、意外にもヌードや下ネタだけでは無く、主人公の悩みや内面を描いた良質のコメディ映画でもある本作。

実はちゃんと日本でロケが行われており、香港からのAV撮影見学ツアーの一行が歩いているのは、何と新宿末広亭の前!恐らく歌舞伎町に近くて、建物が日本的だったからだろうか?

更に彼らが案内された宿泊先は、これも意外なカプセルホテル!「死体安置所みたいだ!」「刑務所よりひどい」などのセリフが飛び出したり、この辺の描写は現在の香港の人々が興味を持っている、日本のカルチャーや名所?が良く判って実に面白い。

冒頭の字幕にも出る通り、そもそも本作の基本設定は、AV(アダルトビデオ)における男女の役割が逆転したら?という物。本作撮影当時の人気セクシー女優陣(麻生希、沖田杏梨、辰巳ゆい)や、過去にアジアでも大人気だったセクシー女優(夕樹舞子)に加えて、ラストのAV男優対決シーンではあのレジェンド男優である加藤鷹も特別出演!

本作を見ると、改めて遠いアジアの国々でこれほど日本のAVが認知され、リスペクトされていることに驚かされる。

香港人が持つ日本のAV業界に対するイメージって?

本編中にも登場するが、実は香港では日本のAVは海賊版として、ショッピングビルの中の小さな店で販売されている。そもそも香港には日本の様なAVは存在しないため、海賊版とは言え日本製AVの需要は極めて高い。本編中のセリフにもある通り、思春期から日本のAVを見て育って来た香港の男性にとって、日本のセクシー女優こそ我々にとってのアイドルタレントに匹敵する存在なのだ!

そのため、香港での日本セクシー女優のステータスは非常に高く、人気セクシー女優がアジア各国を訪れた際には、まるでハリウッド女優並みの待遇と取材を受ける程!
例えばジョニー・トー監督の「柔道竜虎房」に登場するヒロインなどは、日本に行ってAVに出ればスターになれると信じていたりするし、実際本作の中でも、明日は念願のAV撮影見学に行けると盛り上がったツアー客一行が、その前に身を清めておこうと、日本のフンドシに履き替えて水をかぶる!という描写があるなど、AVに対する香港との認識のギャップには驚かされるばかりだ。

中でも、AV業界で一躍スターになった主人公が、街中で大勢の女性ファンに追いかけられる描写などは、「おいおい、ジャニーズじゃ無いんだから」と思わず突っ込みたくなる程!もちろんハダカの要素も満載なのだが、日本と香港のカルチャーギャップコメディとしても、充分に笑えて楽しめる本作。週末のストレス解消に、全力でオススメします!

最後に

それにしても、女性マネージャーの役名が「鳩山初代子(しょだいこ)」ってどういうこと?

しかも冷静に考えたら、本作の主人公の日本での芸名「小澤マリオ」って、人気セクシー女優「小澤マリア」へのオマージュではないか!

そう、本作はあくまでも、アジアの人々が思い描く「日本のAV業界」や「日本の文化」を描いた物であり、非常に良く調べてリスペクトも捧げてくれてはいるのだが、やはりどこか違和感と不自然さに溢れている。随所に登場する主人公の出演作品のタイトルや内容も、日本のAVに良くある雰囲気ながらやっぱりどこかズレていて、そこがまた日本人にとっては爆笑のツボとなっているのだ。

奇妙な日本語歌詞が素晴らしい主題歌や、主人公を演じるチャップマン・トゥの日本語演技にも、注目して見て頂きたい本作。夏バテや仕事の疲れを感じた時には、是非!

(文:滝口アキラ)

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