<平成ゾンビまとめ>「ゾンビ×◯◯」全作異色のゾンビ映画特集!

1968年にジョージ・A・ロメロが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を発表して以来、長年親しまれてきたゾンビ映画。近年もマンネリ化することなく、次々と新しい作品が生み出されている。

それらの作品を見渡してみると、ただ単にゾンビものであるだけでなく、それに加えた「+アルファ」の要素が重要であるようだ。5月31日(金)より公開となる映画『アナと世界の終わり』もそんな近年の特徴的なゾンビ映画の中の一本である。

ストーリーは、女子高生のアナが、平穏な暮らしの中、突如ゾンビ・パンデミックに遭遇するというもの。果たして無事生還することができるのか!?という、いわゆるゾンビ・アポカリプス映画だが、斬新なのは、これらの内容がミュージカルで展開されることだ。海外の批評家は“『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』の出会い!”と評し、大絶賛でこの作品を讃えている。

このように、“ゾンビ”というジャンルは、飽くなき想像力を糧に、まだまだ新たな広がりを見せている。ここではそんなユニークな「ゾンビ×◯◯」作品を、<平成ゾンビまとめ>として紹介する。

ゾンビ×ミュージカル『アナと世界の終わり』


生死を懸けた崖っぷち青春ストーリー!イギリスの田舎町リトル・ヘブンに暮らす女子高校生のアナ。夢も希望もないこの町にうんざりしている彼女は、父に内緒で世界旅行に出ることを密かに計画していた。そんなある日のクリスマス、町にゾンビがやってくる!クラスメイトたちと合流したアナは、学校に取り残された友人たちを救出しに向かうが……。

世界各国のファンタスティック系映画祭を席巻した本作。“『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』の出会い!と言わしめたゾンビ×ミュージカルの化学反応に期待したい。

監督:ジョン・マクフェール/出演:エラ・ハント、マルコム・カミング、サラ・スワイヤー、クリストファー・ルヴォー/2017年/イギリス/98分/配給:ポニーキャニオン

ゾンビ×乗り物『新感染 ファイナル・エクスプレス』

新感染 ファイナル・エクスプレス(字幕版)
高速鉄道の中でゾンビ・パンデミックに遭遇する韓国映画。ソウルでファンドマネージャーとして働くソグは妻と別居中。ある日、まだ幼いひとり娘のスアンが、プサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出す。仕方なく、娘をプサンまで送り届けることにしたソグだったが、ふたりが乗車した高速鉄道KTXには、謎のウイルスに感染した女が転がり込んでいて……。

ゾンビ・パンデミックを列車という限定された空間に移し替えることで、緊迫感を増長。高速鉄道を舞台に展開される疾走感のある物語も話題を呼んだ。

監督:ヨン・サンホ/出演:コン・ユ、キム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク/2016年/韓国/118分/配給:ツイン

ゾンビ×文学『高慢と偏見とゾンビ』

高慢と偏見とゾンビ(字幕版)
英国恋愛小説の傑作と名高い「高慢と偏見」をゾンビアクションに改編した同名小説の映画化。18世紀末、イギリス。謎のウイルスが蔓延し、感染した者はゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っているが、母親は娘たちを早くお金持ちと結婚させなければと焦っていた。そんなある日、近所に資産家のビングリーが引っ越してくる。彼の友人で大富豪の騎士ダーシーも出入りするようになり、次女のエリザベスはダーシーを意識し始まるが、彼は高慢な態度を示し……。

人間に紛れこめるほどの知性を持っていることが本作のゾンビの特徴。手強いゾンビに闘いもますますヒートアップ!主演は『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』などのリリー・ジェームズ。

監督:バー・スティアーズ/出演:リリー・ジェームズ、サム・ライリー、ジャック・ヒューストン、ベラ・ヒースコート、ダグラス・ブース/2016年/アメリカ/108分/配給:ギャガ

ゾンビ×恋愛『ウォーム・ボディーズ』

ウォーム・ボディーズ (字幕版)
ゾンビの一人称で語られる、まさかのゾンビとニンゲンの恋愛ムービー!主人公は男のゾンビR。ある日、彼は襲撃するはずだったニンゲンの女の子ジュリーに一目惚れしてしまい、ほかのゾンビに襲われそうになる彼女を救出。自分たちの居住区へ連れ返ってしまう。最初は恐れをなし、拒絶していたジュリーだったが、Rの不器用な純粋さや優しさに次第に心を開きはじめ…。

ゾンビの不器用さに胸を打たれる愛すべきキュートなゾンビ映画。ニコラス・ホルトが演じるイケメンゾンビにも注目。

監督:ジョナサン・レビン/出演:ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ロブ・コードリー、デイブ・フランコ、アナリー・ティプトン/2013年/アメリカ/98分/配給:アスミック・エース

ゾンビ×時代劇「キングダム」


世界190カ国で配信されているNetflix制作の韓国ドラマ「キングダム」は、朝鮮王朝時代を舞台にゾンビを登場させるゾンビ×時代劇もの。ゾンビ化の奇病の蔓延を貧困に紐付けられており、中世ならではの設定が面白い。特大スケールで贈るゾンビ時代劇は、シーズン2も撮影されており、その注目の高さがうかがえる。

監督:キム・ソンフン/出演:チュ・ジフン、リュ・スンリョン、ぺ・ドゥナ、キム・サンホ/2019年/韓国/シーズン1:全6話 Netflixにて配信中 ※シーズン2:2020年公開予定

そのほかにもゾンビ×サッカーの融合といえる『ゴール・オブ・ザ・デッド』や、ゾンビ×動物が融合した、かわいいビーバーがゾンビになってしまう『ゾンビーバー』など変わり種に事欠かない。このように、常に新鮮でファンを楽しませてくれた、もはや定番となったジャンル<ゾンビ>。これからも目が離せない。

公開情報

『アナと世界の終わり』
5月31日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:ジョン・マクフェール
脚本:アラン・マクドナルド、ライアン・マクヘンリー
音楽:ロディ・ハート、トミー・ライリー
出演:エラ・ハント、マルコム・カミング、サラ・スワイヤー、クリストファー・ルヴォー、ベン・ウィギンズ他
2017年/イギリス/カラー/デジタル/英語/98分/シネマスコープ/原題:Anna and the Apocalypse/PG12
コピーライト:© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
配給:ポニーキャニオン 宣伝:スキップ
公式サイト:anaseka-movie.jp
Twitter:@anaowari_movie #アナせか

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