【予告映像】前代未聞の実話!家族の稼ぎは身代金?!映画『エル・クラン』

第72回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞したアルゼンチン映画『エル・クラン』(PG-12)が、2016年9月に日本公開されることがあきらかとなり、あわせて予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。

前代未聞の実話を完全映画化『エル・クラン』


1983年、アルゼンチンの平和な街。裕福でご近所からも慕われるプッチオ家は父アルキメデス(ギレルモ・フランセラ)を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。しかし、二男アレハンドロが所属するラグビーチームの1人が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らのまわりで金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所には不安な空気が流れる中、プッチオ家はいつもと変わらない生活をしていた。ある夕飯の時間、アルキメデスは、妻の作った料理をキッチンから食卓ではなく、なぜか2階の奥にある鍵のかかった部屋へと運んでいく。この家族には誰にも言えない秘密がある――

エル・クラン ポスター

映画『エル・クラン』は、1983年にアルゼンチンで起きた実際の事件を元に映画化したクライム・サスペンス。金持ちの家を狙った高額の身代金事件が多発する傍らで、変わらない生活を送るある家族の衝撃の真実を描く。
 
スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが製作した本作は、2015年に開催された第72回ヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞となる銀獅子賞を受賞。メガホンを取ったアルゼンチンのパブロ・トラペロ監督は本作で名だたる監督の仲間入りを果たした。
 
公開となった予告映像では、どこにでもあるような幸せな家族の風景から一転、食事を運ぶ父・アルキメデスの姿が映し出され、さらにその口からは「我が家の稼ぎは身代金だ」と衝撃の事実が飛び出すものとなっている。
 
また公開されたポスタービジュアルには穏やかな表情で集合するプッチオ家と対比するように描かれた薄暗い階段が描かれ、「笑顔の裏には何がある?」のコピーが印象的なデザインとなっている。
 
映画『エル・クラン』(PG-12)は2016年9月17日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。



(C)2014 Capital Intelectual S.A. / MATANZA CINE / EL DESEO

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