岡田准一:文字通り命を削って―映画『エヴェレスト 神々の山嶺』完成報告

過酷なエピソードがつぎつぎと

本作で孤高の天才クライマーを演じた阿部寛は役作りについて、これまで登山経験が無く、エヴェレストでの撮影前に登る前に2~3回、日本の山を登ったり、低酸素室に入ってのトレーニングを積んで臨み岡田らに余裕をみせていたようだが、内心は辛かったエピソードを披露し、会場から笑いが。

また、岡田准一はエヴェレストでの撮影中、役作りの一環で、カメラの回っていないトイレまでストーカーのごとく阿部を追いかけて撮影し続けていた話が及ぶと阿部からは岡田の役作りに対して関心する様子が語られた。そのせいか、岡田の撮る阿部の写真はカッコよく写る一方で、尾野の写真は普通のスナップ写真のようなってしまったエピソードを披露し、会見上で岡田が尾野に謝る場面も。

実際に行った5200m付近のエヴェレストでの撮影について話が及ぶと岡田准一は「富士山以上の山に登ったことがなく、苦しい中、みんなで共同生活を送ってみんなで支えながら登った」とキャスト・スタッフが一丸になって撮影できたことをと語り、続けて、阿部も酸素が地上の半分しかないある種、異常な世界の中で撮影を撮りきったことに「苦しさと戦いながら演じた」とエヴェレストでの撮影がいかに過酷なものであったかを真剣な眼差しで語った。

一方で、エヴェレストに登ることが出演の大きな要因だったと語る尾野真千子は「気圧の変化で、3kgほど痩せると聞いていたが、実際には3kg太ってしまった」エピソードを語り、会場からは笑いが起こると岡田からは「誰よりもタフだった」とフォローする一幕も。

続けて、映画のテーマでもある「限界を超える挑戦」になぞり、来年の抱負として“自分の限界を超えて新たにチャレンジしてみたいこと”について質問が及ぶと岡田准一は「もう一回、(エヴェレスト)にいきたいです!」と語り、続けて「今回よりも少し高いところまで登りたい」と岡田らしいストイックな抱負を語ると、阿部はエヴェレストでの撮影が岡田より3日前に終わり、5200m付近で撮影終了を待とうとしたが、挫けて先に下山してしまったエピソードを語り、会場から笑いが起こると「来年はそうならないようにしたい」と申し訳なさそうに語った。一方で、尾野真千子は岡田同様、「もう一回、エヴェレストに登りたい」と語り、頂上が見えるのに上まで登ることができなかった悔しさを語る一方で「お芝居の上でいつも限界を超えたい」と女優としての抱負を述べた。

マスコミからの「実際にエヴェレストに登ったことで自身に変化があったことは何か?」との質問に対し岡田准一は「自分自身の人生において役者として芝居することにおいても、もしかしたら価値観がかわったのかなと思います。人の心を打つ表現とは何だろうか、自分もそこに行くにはどうしたらいいんだろうか」と更なる高みを目指すきっかけとなった。」と語った。

続けて阿部寛は現場で常に「なぜ、山に登るのだろうか?」と考えていたようで「答えは見つかっていないが今も考え続けられいる事が撮影を通しての宝」と心情を語った。一方の尾野は撮影を終え、「生きている事がこんなにすごいんだな」と本作の出演を通して、感慨深そうにコメントした。

最後に岡田准一は「山(エヴェレスト)の上に実際に登って力強い原作をもとに、スタッフ・キャストが一丸となって限界を超えながら撮影をした映画になっております。来年3月12日公開となりますので、ぜひこの熱い話をみなさんに広めていただけるとうれしく思いますので、ぜひこの映画をよろしくお願いします!」と熱いコメントで締めると、会場からは割れんばかりの拍手が起こり会見は終了した。

映画『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年3月12日、全国ロードショー。

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