【予告解禁】命と向き合う5日間の旅―映画『君がくれたグッドライフ』

難病に侵され余命宣告された主人公とその仲間たちのかけがえのない旅を描いた映画『君がくれたグッドライフ』の予告映像が解禁となった。

余命宣告を受けた主人公と仲間たちの“幸せな時間”


君がくれたグッドライフ



年に1度、自転車での旅に出る6人の仲間たち。持ち回りで行き先を決めるのだが、今年はハンネス(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ)とキキ(ユリア・コーシッツ)の夫婦の番だ。ベルギーと聞いた友人たちは、チョコレート以外に何があるのかとボヤく。だが、ハンネスの選択には、ある深い理由があった―。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告された彼は、尊厳死の許される国ベルギーをめざして、これを人生最期の旅にすると決めていたのだ。真実を知った仲間たちは大きなショックを受けるが、彼の願いを叶えることを決意する。いつものように、旅行中に実行しなければならないムチャな課題を出し、実行するたび笑顔で笑い合う旅は、このままずっと続くようにみえた――

君がくれたグッドライフ



映画『君がくれたグッドライフ』はALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命を宣告された主人公が、妻や仲間の悲しみや苦悩を捉えつつも、ヨーロッパの美しい風景の中ではしゃぎ笑いあう姿を描いたヒューマンドラマ。不治の病を宣告される主人公ハンネスをフロリアン・ダーヴィト・フィッツが、妻のキキ役をユリア・コーシッツが演じる。メガホンをとるのは、クリスティアン・チューベルト監督。

今回解禁となった予告編では悲観的になりがちなテーマの作品でありながらも、最後の時間を幸せに生きようとする主人公と、その願いをかなえようとする仲間たちのあたたかな感情が描かれている。

クリスティアン・チューベルト監督は、主人公夫妻と同世代の40歳の節目にこの作品を手がけたことについて「この時期、生と死に関して深く考えるようになっていました。ドイツのことわざに“人は皆、独りで死ぬ”というものがあります。でも、僕はそれは違うと、思いたかったんです。我々は、友人や愛する人たちとの繋がりを感じながらこの世を去ることが出来ると思いたい」とコメントしている。

映画『君がくれたグッドライフ』は2016年5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかロードショー。



(C)2014 Majestic Filmproduktion GmbH / ZDF

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