『犬ヶ島』、アカデミー賞受賞のアレクサンドル・デスプラによる太鼓サウンドに注目!

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

5月25日(金)に日本公開される、ウェス・アンダーソン監督の最新作『犬ヶ島』。本作は、『シェイプ・オブ・ウォーター』で二度目のアカデミー賞受賞を果たした、アレクサンドル・デスプラが音楽を手がけていることでも話題だ。

『犬ヶ島』は全編にわたり日本が舞台。”ドッグ病”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描き、第68回ベルリン国際映画祭では、銀熊賞【監督賞】を受賞した注目作。

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ウェス・アンダーソン監督とは今回四度目のタッグとなるデスプラは本作について「この作品は、『ファンタスティック Mr. FOX』よりもさらに野心的な作品で、これまでみんなが見た事がある物とは、まったく異なる。これは美しいおとぎ話で、みんなをこれまで誰も想像したことがないような、独自の世界へと連れて行ってくれる」と語る。

監督と話し始めてすぐに、これが自分を音楽的な探検へ導くと予測したといい「どこか不思議で予想外の島を創る手伝いをするために今回の音楽は、これまで聞いたことがないものでなければならないと僕には分かっていた」と説明。「それと『Mr. FOX』の経験から、ストップモーションはとても長いプロセスだと知っていたが、その間に、沢山のアニマティックス(映画制作の初期段階(プリプロダクション)において、各シーンを検討のために簡単に映像化したもの)を見た。そして 、ウェスと日本人アーティスト、楽器、キャラクターなどについて話をした。僕は他の映画の仕事もしてはいたが、ずっと心の奥で、これがくすぶっていた」と明かした。

自分のアプローチの種が、日本の残響楽器、太鼓にある事を発見したデスプラは、伝統的な太鼓の要素に戻るのではなく、太鼓をサックスやクラリネットなどの楽器と組み合わせ、本作の主な舞台となるゴミ島そのもののように、普通ではないが、招きよせられるサウンドを生み出した。

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また本作には、太鼓と篠笛のスペシャリスト渡辺薫も参加。ウェス・アンダーソン監督が渡辺の元を訪れた際、ドアを開けて5分ほどでデスプラと共に、即興演奏をしたといい、演奏後すぐに監督から『さて、いつスタジオに来て貰えるかな?』と言われたのだとか。デスプラはそのときのことについて振り返り「それは本当に素敵な、音楽的な出会いだった。即座に、お互いのグルーブ(乗り)に合せる事が出来たんだ」と語っている。

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