映画コラム

REGULAR

2018年05月03日


『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の魅力、そしてスカイツリーイベントの裏話!


『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の魅力、そしてスカイツリーイベントの裏話!




 
©Marvel Studios 2018

こんにちは、八雲ふみねです。

今回ご紹介するのは、大ヒット公開中の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。
“アベンジャーズ全滅”って、どういうコト???

八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.154




6つすべてを手に入れると世界を滅ぼすほどの無限大の力を得ることが出来るという“インフィニティ・ストーン”。究極の力を秘めた石を狙う、最凶にして最悪の敵サノスが地球に降臨した。

この危機に、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。

しかしいま、アベンジャーズ全滅へのカウントダウンが始まる…。





 
©Marvel Studios 2018

祝!マーベル10周年。こんなヒーローものが観たかった!!


本作を観ていちばん興奮を覚えるのは、マーベル作品を彩るヒーローたちが、ひとつのスクリーンの中に存在するということ。
アイマンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ハルク、ソー、そしてブラック・ウィドウ。
最強の魔術師ドクター・ストレンジや最近スクリーンデビューしたばかりのブラックパンサー、ピーター・クイル、グルート、ロケットらガーディアンズの仲間まで登場するとなれば、もはやこれは“マーベル祭り”以外の何物でもありません。
良く言えばゴージャスな顔ぶれですが、これほどまでに“主役”ばかりが集結してしまうと、映画としては大味感が否めないのでは…?!
そんな老婆心を完全に吹き飛ばしてしまっているのが、本作のスゴイところ。
ヒーローそれぞれにきちんと見せ場があり、むしろ“初共演”となるヒーローたちの組み合わせがなんとも新鮮なのです。
アイアンマンとドクター・ストレンジ、エゴイスト同士がタッグを組んで、うまくいくのだろうか?
ソーとグルートのコンビって、成立するの?
そういった観客の不安、いやむしろ期待を裏切って、それを上回るエピソードの数々にはシビれさせられるばかり。
ヒーロー同士のちょっとしたやり取りが小気味良く、これまでのシリーズを一作でもご覧の方ならば、思わず笑みを漏らしてしまいそうになる小ネタも満載。
もちろん、本作からいきなりMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)デビューしても楽しめるよう、ヒーローたちの“カッコいい”がいっぱい詰まってますよ。



 
©Marvel Studios 2018

最凶最悪の敵 “ラスボス”サノスの存在感が、作品世界をよりダイナミックに


向かうところ敵なしの最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が今作で戦うのは、最凶最悪の敵 “ラスボス”サノス。これまで様々なMCU作品でその存在をチラつかせてきた大男が、ついにベールを脱ぐ瞬間がやって来ました。

冒頭の登場シーンからインパクトが強く、その迫力たるや凄まじいものが。

残酷すぎる壮大な目的のためにインフィニティ・ストーンを集めるサノスですが、実は内面には弱さも持ち合わせる一面も。ただ恐ろしく憎いだけのヴィランではないところが、映画の世界観をより深みのあるものにしています。

悪役が魅力的なヒーローものは傑作が多いと言われますが、サノスはこのセオリーにもピタリと当てはまる魅力的なキャラクターと言えるでしょう。

パワーだけでなく高い知性も兼ね備え、圧倒的な強さを誇るサノスに、はたしてアベンジャーズがどう立ち向かっていくのか。それはスクリーンでしっかりと見届けていただきたいところですが、本当に衝撃です。

アベンジャーズ、本当にピンチですっ!



 
©Marvel Studios 2018

東京スカイツリーがインフィニティ・ストーンに変身!東京の空をアベンジャーズが彩る。


『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開を記念して、東京スカイツリーでは期間限定のスペシャル・ライティングを点灯。

その点灯式に、音楽界のアベンジャーズを目指す音楽グループ超特急が登場。

アイアンマンとキャプテン・アメリカも駆けつけ、さらにプロレス界の“ラスボス”天龍源一郎が乱入する(?!)という賑やかなイベントで、八雲ふみねが司会を務めました。




マーベル愛があふれんばかりの超特急のメンバー。

それぞれ好きなキャラクターを語り出すと、もう止まらない!といった印象です。

そして漆黒の夜景をバックにして、劇中に登場する“インフィニティ・ストーン”をイメージした、ブルー、イエロー、パープル、グリーン、レッド、ゴールドの6色が東京スカイツリーを彩った瞬間、会場からは歓声が。

超特急の皆さんはもちろん、点灯式を阻止するためにやって来たはずの天龍さんも、うっとりとスカイツリーを見上げてらっしゃいましたよ。

そんなこんなでサノスを前に大ピンチなアベンジャーズですが、続編の公開は2019年の予定。

一年も待つなんて苦しすぎる、そう思うのはきっと私だけではないハズ。




さて東京スカイツリーでは5月14日から7月16日までの期間、特別イベント「TOKYO SKYTREE HEROES in the INFINITY SKY」を開催。

地上450mの東京スカイツリー天望回廊では『アベンジャーズ』の世界観を体験出来たり、カフェではオリジナルメニューを楽しんだりと、盛り沢山な内容となっています
ヒーロー気分を堪能できる、ファン必見のイベントですよ。

<作品情報>


アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
2018年4月27日から全国ロードショー


監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ロバート・ダウニーJr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、クリス・プラット、チャドウィック・ボーズマン、ジョシュ・ブローリン ほか

公式サイト
http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/
https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw/home.html

八雲ふみね fumine yakumo


八雲ふみね

大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
八雲ふみね公式サイト yakumox.com

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