岡田将生が“痛男”に!木村文乃とW主演で「伊藤くん A to E」映画化

伊藤くん A to E 岡田将生 木村文乃

直木賞候補作となった柚木麻子による恋愛小説「伊藤くん A to E」が、岡田将生と木村文乃のW主演で実写映画化されることが明らかとなった。

岡田将生×木村文乃「伊藤くん A to E」実写映画化決定!

20代半ばで手掛けたTVドラマ「東京ドールハウス」で一躍売れっ子になり、過去の栄光でなんとか一流としてのプライドを保っている崖っぷちのアラサー脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)。腹黒くしたたかな【毒女】の彼女は、返り咲きたい一心で自身の講演会に参加した女性4人に目をつけ、彼女たちから受ける恋愛相談をネタにするための取材を始める。彼女たちを振り回す男たちは、みな容姿端麗らしいが、自意識過剰で幼稚で無神経。聞くにつけ首をかしげたくなるほどの「痛男」なのだ。莉桜は脚本に書き進めるうちに、「痛男」が全て同一人物ではないかと考えはじめる。そしてある日、伊藤誠二郎(岡田将生)が莉桜の前に現れる。彼は、莉桜が講師を務めるシナリオスクールへ熱心に通う脚本家志望の生徒の一人。口先ばかりでこれまで1度も脚本を書き上げたことのない伊藤は、莉桜が最も軽蔑している生徒だったが、そんな彼が、なんと自分に関わった4人の女たちの物語を描く企画を挙げているという。これまで取材で追いかけてきた「痛男」の正体が、最も見下していた自分の生徒「伊藤」だった――

伊藤くん A to E 書影 柚木麻子
柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)

映画『伊藤くん A to E』は、女の人生を翻弄する“痛男”に、5人の“毒女”たちが抱く恋心、苛立ち、嫉妬、執着、優越感を描いた直木賞候補作となった柚木麻子による同名恋愛小説を実写映画化する作品。『ヴァイブレーター』『PとJK』の廣木隆一監督がメガホンをとる。

伊藤くん A to E 岡田将生 木村文乃

関わる女たちの人生を翻弄する伊藤誠二郎を演じるのは、岡田将生。とにかくモテるが、行き過ぎた自己愛から関わる人すべてを不幸にする“痛男”という全く共感できない難役に「演じられるのは彼しかいない」と、廣木隆一監督が白羽の矢を立てた。

そして「伊藤」の存在に迫っていく崖っぷちの脚本家・矢崎莉桜を演じるのは、木村文乃。プライドだけは高く、腹の奥で毒を吐きまくり、他人の不幸を利用してまで返り咲こうとする崖っぷちの“毒女”として「これまでのイメージとギャップのある、腹黒くしたたかな木村文乃が見たい」という廣木隆一監督の願いで今回のキャスティングが実現した。岡田将生と木村文乃は本作で初共演を果たす。

今回の発表にあわせて、岡田将生、木村文乃、廣木隆一監督、原作者・柚木麻子からのコメントがシネマズに到着した。

岡田将生/伊藤誠二郎役

原作を読んでいたので、伊藤くんをやらせてもらえるのはとても嬉しかったです。そして、また廣木監督とやれることが幸せだなぁと思いました。伊藤には共感などは一切できず反感しかなかったです。それでも目が離せなくなり夢中に読んでしまいました。一言で言うとクズみたいな男ですね。本当にモンスターだなぁと思ってます。
今まで培ってきたものを全て集約させて伊藤くんと心中する覚悟で臨みたいと思ってます。崩壊していていく様がとても重要だと思ってるので、とことん、矢崎莉桜と対峙していこうと思ってます。木村さんには一度もお会いしたことがないのですが、いつかご一緒したいと思っていたので嬉しいです。撮影中はクズで終わりたいと思ってます。

木村文乃/矢崎莉桜役

廣木監督とまたお仕事出来ることが楽しみです。こんなにもリアルで、痛くて、知りたくなかった「女であること」、を思い知らされる作品は他にはないと感じました。矢崎莉桜という、右に左に揺れる女性たちの実は一番の理解者で、去る者は追わないけど来る者も拒まない、傷つけている様で傷ついている独特の立ち位置の加減を上手く作り上げていけたらと思っています。伊藤くんは誰の中にもある、乗り越えるべきモノゴトを擬人化した姿なんだろうなと思っています。岡田将生さんとは初共演ですが忘れられない作品になれるように日々を積み重ねて行きたいです。

廣木隆一監督

女性の恋愛観だけではなく友情など本音トーク的な小説に惹かれ、恋愛で成長して行く女性達を描きたいと思いました。岡田くんは最近役の幅がどんどん広がっていくようで、どんな芝居をしてくれるのか楽しみです。木村さんには、本音なのか演技なのか、自然に大人の女性の内面をうまく出してくれたら面白いものになると期待しています。都会で暮らす女性の普段は口に出来ない会話のやり取りだったりで、少しでも女性の本音に迫れたらいいと思ってます。

柚木麻子(原作)

映画化のお話をうかがったとき、とても嬉しかったです。とはいえ、こんな最低男の話を誰が実写で見たがるんだろうか、という不安はあったのですが、岡田さんだったら、伊藤くんを演じても、憎々しさの中に品と説得力を持たせることができると思います。木村さんのような完璧な女性が、だらしない矢崎をどう演じてくれるのか?ワクワクしています。最低男を通じて連帯する女の子たちを描こうとした物語です。最高のキャストでの自作初映画化、こころから感謝します。


映画『伊藤くん A to E』は2018年初春、全国ロードショー。

(C)「伊藤くん A to E」製作委員会

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