音楽劇 『マリウス』、今井翼代役の桐山照史、意気込みを語る!

大阪松竹座にて2018年6月7日(木)~6月26日(火)まで上演される音楽劇『マリウス』。この度製作発表会見が開催され、今井翼の代役を務めるジャニーズWESTの桐山照史と瀧本美織が出席した。

音楽劇 『マリウス』概要

映画「プロヴァンス物語 マルセルの夏」などの原作で知られるフランスの人気作家、マルセル・パニョルによる戯曲マルセーユ三部作(「マリウス」「ファニー」「セザール」)は、マルセーユ独特の陽気でのんびりと生きる市井の人々と港町の風情をコメディタッチで描いた国民的な古典喜劇。

コメディフランセーズで上演し大ヒットし、舞台はロングラン。映画化もされ、あたかも山田洋次の”寅さん”シリーズのごとく、フランス国民に今なお愛され続けている作品。

このたび上演される『マリウス』は、同じ原作をもとに舞台を日本に移した映画『愛の讃歌』(1967年)を監督した山田洋次が、自ら脚本・演出を手掛け、オリジナルのフランスバージョンでの舞台化に挑む音楽劇。

記者会見レポート

冒頭のご挨拶

安孫子副社長:今回、『マリウス』主演を予定しておりました今井翼さんが体調不良の為、休演することとなり、ジャニーズWESTの桐山くんが出演することとなりましたので、ご報告させていただきます。

昨年、日生劇場で行いました 音楽劇『マリウス』は、山田洋次監督が長年温めてきた作品で、このフランスの古典的な名戯曲は、山田先生の生涯の代表作「寅さん」の原典ともなった作品です。

今回、主役のマリウスを演じていただくことになった桐山さんとは、12~13年前から面識がありますが、デビューされてから『ブラッドブラザース』(平成27年新橋演舞場・大阪松竹座)に出演いただき、昨年の『アマデウス』(平成29年サンシャイン劇場・大阪松竹座・久留米シティプラザ)では、高麗屋(現・松本白鸚)のサリエリ役にモーツァルト役で出演され素晴らしい演技を見せていただきました。

また、瀧本さんにも私ども松竹の芝居には、前回の音楽劇『マリウス』、その前にはミュージカル『狸御殿』(平成28年新橋演舞場)と回を重ねてきていただきました。このお二人をはじめ、マリウスの父親役の柄本さん、ファニーを温かく見守る林家正蔵さんらと今回の『マリウス』を作り上げていただきまして、皆様にはこの新しい船出にお力添えをいただければと存じます。

マリウス役・桐山照史:今回、今井翼君のマリウスを未熟ながら演じさせていただく桐山照史です。

初演の時に客席で見せていただいたんですが、出ている人物に悪い人がいなくて、男性目線、女性目線、お父さん目線、お母さん目線と、目線によって感じ方が変わる面白い芝居だなと思いました。

見ているこちらが温かい気持ちになる芝居で、カンパニーの絆があるんだなと感じ、こういう演者さんと僕も一緒に出来たらなと思っていました。今回、その機会をいただき、山田洋次監督のご指導を受けれるという喜びもありますのが、(マリウスを勤めると)聞いたばかりで戸惑いと不安もいっぱいです。

翼くんのファンの皆さんや音楽劇『マリウス』のファンの皆さん、そして翼くんの気持ちを背負って翼くんが帰ってくるまで『マリウス』を守りたいと思います。

ファニー役・瀧本美織:去年の3月に日生劇場で上演されて、その作品を大阪で再演できるというのは有難いことですし、大阪の皆さんにもみていただけると思うとワクワクしています。

翼くんとお会いできるのを楽しみにしていましたが、何よりも身体が一番大事なので、一日も早い回復を祈っています。

桐山くんとお仕事をするのは初めてですが持ち前の明るさがある方ですし、ベテランの先輩方は楽しくて温かい空気感で包んで下さる方ばかりなので、心配せずに飛びこんできていただきたいです。私もファニーとして一緒に『マリウス』という作品を一緒に作っていきたいです。

質疑応答

Q:マリウスを勤めるにあたって、今井さんにご報告されましたか?

桐山照史:メールで連絡しました。「未熟ながらマリウスをさせていただきます。翼くんが元気になって帰ってくるまでこの役を守らせていただきます。」と報告したところ「山田洋次監督、キャストの皆さんは優しい方々なので、僕の事は気にせず桐山らしいマリウスを」と言っていただきました。あと「フラメンコに苦戦していますので、帰ってきたら一緒に踊ってください」とお願いしてところ、「一緒に踊ろう」と約束してくださいました。

Q:桐山さんは山田監督とはお会いになりましたか?

桐山照史:一度お会いしました。すごく優しい方で、「桐山くん、関西人だから『マリウス』関西弁でやれば」と冗談をいってくださいました。『マリウス』に関しては、何もわかってない状態から始まるので、皆さんにご指導いただきながら頑張りたいです。

Q:桐山さんらしいマリウス像をどう描きたいと思っていますか?

桐山照史:(マリウスは)今したいことへの葛藤を持っている青年で、結婚もしたいし、船乗りにもなりたい。僕も、歌が歌いたいし、芝居もしたい。色々とやりたいという気持ちはリンクするので、この桐山の素がでればいいかなと思います。今は作りあげることより、無垢にぶつかりたいと思っています。

Q:瀧本さんが前回演じてみて感じたファニー像、また山田監督とのエピソード

瀧本美織:作品じたい、恋人同士の愛情はもちろん、親から子への愛情など、様々な愛情が描かれた作品です。ファニーは、好きな人と一緒にいたいけれど、夢を追う彼の姿が好きだったりするので、葛藤しながら愛する人の夢を応援するため送り出す。そういう芯の強さを持って、ファニーという役にアプローチしていきたいです。監督はとても優しい方です。映画を撮るように、一枚のレンズで通してみているような演出をしてくださって、特に立ち位置のことを言われます。それは、“その人がそこに存在するために大切なこと”と教わりました。私もしっかり存在できるよう、ファニーを生きたいです。

Q:お互いの印象を含め、どんな芝居になりそうだと思いますか?

桐山照史:初めて一緒にお仕事をさせていただくんですが、気さくに話してくださる方なので、マリウスとファニーの関係性にうまく出せればと思います。

瀧本美織:歌とセリフのテンポが難しいんですが、今回、桐山さんとだから奏でられるハーモニーがあると思っています。

Q:大阪松竹座はジュニア時代から出演を重ねてきた思い入れのある舞台だと思いますが、今の思いは?

桐山照史:自分にしたら家のような感覚の劇場なので、ほっとしています。お世話になった場所で、お世話になった方々に成長をみてもらいたいという思いです。

Q:フラメンコへの取り組みは?

桐山照史:これまでにやったことがなく、先日初めて一時間ほどやったんですが、次の日足がガクガクで階段が降りられないくらいになって、そこでも先輩って偉大だなと思いました。“桐山ならこれくらい”というものではなく、翼くんの作ったマリウスだから、それは変えずにチャレンジしたいとお願いしました。全力でやります!

□音楽劇 『マリウス』HPhttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/180607_marius/

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